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実験開始! (ゲームみたいなニュースサービスを作ってみる 14)

前回のふりかえり

どうも、gokeです。
前回でやっとミニマムでの開発が完了し、公開まで漕ぎ着けることができました。今回はいよいよ実験に移ります。

【やることリスト】
0. 目的と目標を確認
1. アイデアを思いつく
2. そのアイデアを検証する
3. 設計する
4. ミニマムで作る
5. 実験する◀︎今ここ
6. ちゃんと作る

実験の目的を再確認

なぜ実験するのか?というところからもう一度考えてみましょう。
ここまでのステップの意味合いは

「検証可能な最小限の機能だけ開発し、
本格的に開発する価値があるサービスか検証する準備を整える」

ことでした。
前回までに検証可能な最小限の機能が出来上がったので「本格的に開発する価値があるか」を実験していく段階です。

実験方法

それではどんな仮説でどんな実験をして、どうなったら成功かを定義していきます。一番初めの投稿に戻りますが、そもそもの目的と目標はこうでした。

目的:集客を見込めるサービスを作る
目標:月に30万人を2ヶ月後から
手段:「賢者への道」のサービス

月に30万人はなかなか大きな目標です。
ニュースサービスということもあり、月に1回しか使わないということもなさそうなので、「ほぼ毎日使う人が30万人いるようなサービス」である必要がありそうです。
じゃあまずは30万人の人に使ってもらって、というのは難しいので統計的に考えると

「ランダムに抽出した384件のデータを調査すれば、その結果は95%の確率で母集団全体と同等の傾向を示す」

という統計学的な話があるので、384人へのアンケートを目標にします。まとめるとこんな感じです。

仮説:
「賢者への道」は毎日利用されるサービスなので、認知度さえ獲得できれば月に30万人に利用される

検証方法:
ランダムに抽出した384人にサービスを利用してもらい、どのくらいの頻度で利用するかアンケートを行う

成功の定義:
「毎日利用する」という回答が多いこと

成功の定義がやや曖昧ですが、定性的なコメントも加味した判断になります。

384人にアンケートを実施

では実際にアンケートを行っていきましょう。
384人にアンケートってどうやるの?そんな友達多いの?
ということですがここはクラウドソーシングを使います。
クラウドソーシングは開発の委託などでよく使われるサービスですが、アンケートなどのライトな作業もお願いできます。
今回は1件5円で1,000人分のアンケートを募集してみます。
利用したのはCrowdWorksです。

こんな感じです。
アンケートの結果をこのnoteに載せたいため、備考にその旨を記載しました。追記:詳しくはこちらに書きました。

ところで、384人のサンプリングは「ランダム」である必要があるのでは?という疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。
つまり、

「クラウドソーシングをやっている人たちにお金を払ってアンケートしてもその結果は一般の感覚と違ってくるのではないか?」

という疑問です。
それはその通りなのですが、これが僕が知る限り一番ライトで確かな方法なので偏りが出ることを加味した上でこの方法で実施したいと思います。
「確かな」と言っているのは「しっかりとアンケートに答えてくれる」という意味です。これまで何件か実施したことがありますが「あああ」のような回答がきたことはありません。

しばし待つ

アンケートが貯まるまでに時間がかかるので結果が出るまで待つことにします。この結果によってこのサービスの生死が分かれるのでドキドキします。

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