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オンボーディングの弊害。

こんにちわ、Gojoです。
日曜のアフタヌーンいかがお過ごしでしょうか^^
少し曇ってきて肌寒いですが元気にいきましょう。

さて今回は最近世間を賑わせている
オンボーディングについて書いていきます。
ご存じない方に向けて、オンボーディングの説明をネットからw

「オン・ボーディング(on-boarding)」
「船や飛行機に乗っている」という意味の「on-board」から派生した言葉。
本来は船や飛行機に新しく乗り込んできたクルーや乗客に対して、必要なサポートを行い、慣れてもらうプロセスのことを指します。

さてこのオンボーディングなんですが、
人を活かすという私のvisionから見たときに少し違和感を感じました。
どんなところに違和感を感じているのか、
そして「本当のオンボーディングとは何か?」早速ご覧頂きましょう!

オンボーディングの違和感。

オンボーディングについてコンサルティングに入っている時、
いつも感じる違和感が企業価値観への同意と共感です。

いや、間違ってないんですよw
確かに価値観が似たような人が集まれば、業務はやりやすいと思いますよ。
共感も得られやすいし、職場に慣れることも早いでしょう。
でも本当にそれで偉大な企業になり、そこで働いている方々が幸せになるのでしょうか。

オンボーディングの語源は先述の通り、同じ船や飛行機に乗っているイメージです。
でも考えてみてください、
飛行機や船には多様な価値観の人たちが乗っているんですけど・・・w
目的地は一緒なのですが、価値観は違うんです。

また、採用の求人票を見てみるとどの企業も画一的です。
セルフスターター、熱意のある方、変化を楽しめる、スピード感、コミュニケーション力
(よく見るでしょ?w)

こんな求人票を見る度に
「そんな人材どこでも欲しいよね」って思ってます。

そんなときに私がよくする質問は、
「もし、求める人物像のレベルが全く同等の人が2人がいたら
採用の決め手になるものは何ですか?」
というものです。
(スキルや経験以外で)

企業のvisionはいうならば理想の世界です。
valueはその世界が作れた時に、世界に対してこんな価値がもたらされますって意味です。

それに対して、「確かにそれって素晴らしい価値があるよね」って思う人を採用するのが本当のvision採用、ボーディング採用だと思います。
だからこそ、採用するときには候補者が何を大切にしているかをちゃんと聴かないと採用は失敗するんです。

本当のオンボーディング

有名なイソップ寓話の「3人のレンガ職人」の話はご存じでしょうか。

中世のとあるヨーロッパの町。
旅人がある町を歩いていると、汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。
すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。
1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と答えました。
2人目は、
「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と。
3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と。

有名なので聞いたことがある方もいると思います。
ただ、この話の先を考えたことがあるでしょうか。

3人目の職人は確かに目的意識を持ってていいですよね!
でも、後世に残る“大聖堂”を造ってどうなるのでしょうか。

ある人はその街のシンボルを作りその街が発展すれば嬉しい。
またある人は大聖堂が街の人の交流の場になって嬉しいかもしれません。

どれも全部繋がっていると言えば繋がっているのですが
オンボーディングを考える際には
どこに一番価値を感じているかが重要になって来ます。

人は仕事を通じて、どんなものを世界にプレゼントをしたいかが大切です。
会社や組織はその媒体でしかない。
その媒体の所有者は株主って訳ですね!

だからオンボーディングを達成する上では
個人のvisionと会社のvisionのすり合わせが要になります。

先ほどの話を例にとると、
会社のvalueはその街の発展、社員Aさんのvalueは人の交流の場だとします。

これは簡単で、街が発展したら多くの人が訪れて
沢山の人の交流が生まれることを知ってもらう必要があります。

そうすれば街の発展を創るという船に一緒に乗ろうという事になるのです。


「個人のvisionと会社のvisionのすり合わせ」

オンボーディング施策を驚くほどスムーズに機能させてくれます。

是非 上記のことを意識して、
会社・組織・個人の発展にお役に立ててくださいませ。

終わります('ω')ノ



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