いくつになっても特別でありたい気持ちがあるんだな
しゅんしゅしゅんです。
FFS理論ってご存知ですか?
「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」の5つの因子で自分の「強み」を知り、他人の個性を理解し強いチームを作り上げるための自己診断ツールです。
エニアグラム、ストレングスファインダー、16Personalitiesなどなど、性格診断、自己診断ツール的なものはこの世にごまんとあるけど、FFS理論は有名ではない。恐らく知っている人はとても少ないのではないかと思う。
ただ、ついにFFS理論を前面にだした、なんだか売れそうな本が出てきました。
どうやらソニー、ホンダ、LINEなど名だたる大企業で導入されている模様。難点は企業向けであるため、個人が無償・有償を問わずWEB上で診断できるものではないとこですね。
かくゆう私は、ありがたいことに前職リクルートグループ時代にこの診断をうけることができていたのです。
FFS理論自体の説明や、FFS理論、自己診断ツール、チーム作りに対して思うところは今日のnoteではおいておきまして、今日は「いくつになっても特別でありたいんだなあ」と苦笑してしまったお話です。
このFFS診断は、特定の質問に答えると冒頭の5つの因子のうち、どの因子が高くでるかで分類していくもの。そして、1年前にFFS診断をうけた僕の結果、第一因子は「保全性」で第二因子は「受容性」でした。
そんな中、本を読み進めること47ページ目。こんな一節が。
5つの因子のうち、「保全性」と「拡散性」は気質(先天的)に起因し、残る3つは社会的(後天的)な影響が大きいと考えられます。気質起因の因子だけに着目すると、日本人の65%は「保全性」が高く、35%は「拡散性」が高いタイプに分けられます。また5つの因子を上位2つ(第一因子、第二因子)で見ると、「受容性」「保全性」の人が55%で最も多く…
なんと。
先天的な気質も後天的な気質も、日本人として最も高いやつやん。わたしは生まれも育ちも典型的なジャパニーズピープルだと。
「まあそうだよね。そりゃそうだよね。わかっちゃいたけど、そうかそうか。でもさー、願わくば、一応希望だけ伝えておくと、どっちかっていうと、少数派のほうがよかったなー。そうじゃないことは36年も生きてれば、わかっちゃいるんだけどさー。なんかちょっと、ほんのちょっとだけ寂しいな、なんてねー」
って想いが一瞬、頭をよぎりました。
もしかすると大多数の方に分類されているほうがホッとする、嬉しいと感じる人も結構いらっしゃるのかもしれない。
でも、僕は。
もし念能力をみにつけたなら特質系でありたいし、忍者の世界で生まれたなら血継限界がほしい(わからない人はわからない例えですみません)
何者かになりたいなんてことはもう言わないけど、どうやら僕は、いつまでたっても特別でありたいみたいです。
そんな感じでも自己理解が進むこの本(笑)まだ読み切ってないですが、とっても面白いですよ。冒頭からぐさぐさ刺さる内容が満載だし、他人との付き合い方で示唆に富む内容が満載です。
WEB上では診断が受けれないと言いましたが、この本を購入すると完全版ではないですが診断を受けることはできます。
ぜひお試しあれ。
ちなみに5つの因子の超簡易は概要はこちらです。
凝縮性
自分の中で明確な価値観を持っています。他人に流されずブレない一方で、自分の価値観に合わないものはなかなか受け入れない頑固な一面もあります。
受容性
優しくて面倒見が良く、柔軟性があるのが特徴です。無理難題も聞いてくれるので、経験知が高いと頼もしい存在ですが、経験知が少ない場合、周りの要望を全部受け容れてしまい、キャパオーバーになることもあります。
弁別性
合理的で計算的であることが特徴。ドライで、常にどうすれば合理的なのかを考えて行動します。物事を都合よく割り切ることができる一方で、感情があまり介入しないため機械的で冷たく見られることもあります。
拡散性
活発で行動力があります。直情的で、面白いことなら周囲を気にせず、どんどん取り組むので、「挑戦的だ」と評価される一方、飽きっぽいため周りを振り回すタイプでもあります。
保全性
維持しながら積み上げる力です。プランを立て、工夫しながらコツコツと進めていくのが得意です。周りと協調しながら動くことができます。慎重で安全第一なため、なかなか行動することができないこともあります。
あこがれるな。拡散性に。
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