人にお願いする時に、申し訳なさそうにするのはもうやめよう。名著『人に頼む技術』。
しゅんしゅしゅんです。
また名著を発見してしまいました。教えます。これです。
頼めば、楽になるのはわかっている。
…けど。
申し訳なくて、なかなか頼めない。
そのような「日本人的な全日本人」にお贈りしたいです。
プライベートはもちろん仕事においても、「助けを求める」って非常に重要スキルです。人を説得して動かすスキルも大切ですが、ストレートにお願いできるスキルも同様に大切です。
なぜなら、時にはノーロジック(相手にとっては合理的かつわかりやすいメリットがない状態)でお願いをしないといけないシーンはよく発生するからです。
本書を読むと、「助けを求める」「頼み事をする」ことに対する価値観が揺さぶられます。
人が思っている以上に、人は誰かを助けてあげたいと考えています。実際に誰かを助けてあげた後の気分はとてもいいものです。
なのに人は頼み事をすることが嫌なのです。例え些細な頼み事であっても、頼み事をすることを想像するだけで、人はひどく不快な気持ちになるのです。
そして、こうすれば人は自分を助けてくれるはずだと自分たちが直感的に考えている方法はたいてい間違っている。それは誰かを助けた時の良い気分を阻害してしまうような方法なのです。
なんとも悲しいけど、希望にあふれた示唆ではないですか?
もしあなたが周りから必要なサポートを得られていないのであれば、それは自分が考えている以上に、自分自身の責任です。
自分が助けを求めていることをはっきりと言葉にしなくても相手に伝わると考えているのが間違いです。あなたの周りにいるのは不親切で気の利かない人たちではなく、単にあなたが何を必要としていて、どんな助けを求めているかがわからない人たちなのです。
言わなくてもわかってくれるはず、困った感じを出していたら誰かが手を差し伸べてくれるはず、こんな受け身で甘えた考えはやめましょう。
なんとも厳しいけど、希望にあふれた示唆ではないですか?
人は人が思うよりもずっとお互いを助けたがっている。
でも人は助けが必要なことを十分に言葉にできていない。
言葉にできたとしても、そのやり方がとても下手。
そこを解決できれば、助けを求めた人も求められた人も、どちらの人生も測り知れないほど豊かになる
ってことです。
なんだかこれだけでもハッとした気持ちになりませんか?
少し救われたような気持ちになりませんか?
「そうか。人は人を助けたいと思っているのか。」
言われてみれば当たり前のような、この事実。でもなぜか日常において忘れられている、この事実。
もっと素直に、
辛くなる前に、
言いづらくなる前に、
おおごとになる前に、
早く助けをもとめよう。
この本を読む人が増えれば
日本の幸福度が上がるのではないかなと
マジに思います。
詳しい中身はまた次のnoteに。
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