共感方法には「多様性がある」/ #共感ってなんなん?/ #自分用共感要素自己診断ツールつくりました。
「共感」って、なんか苦手です笑
表現していると「共感」って意識させられたりします。
アートやデザイン、VR、イラスト、マンガ、俳句をやってきた
わたしの感覚では、各々の先輩から言われることにズレがあります。
物事を捉えるとき、人の感じ方は各々あると思う・・・?
もしかすると「共感」というのは上位概念でなのでは?
分解してみました。
最後には、共感要素自己診断ツール(自分用)にしてみました。
ロジックを読むのがめんどくさい方は読み飛ばしてください。
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● ロジック/共感や共感方法には多様性がある
- 共感の「下位概念」を並べる
思いつく限り似たような他者と繋がる方法(概念)を並べました。
empathy(感情移入)
felling(気持ち)
feel(身体で感じる)
sympathy(思いやり)
understand(理解する)/agree(同意)
affective common(感情共有)
上にいけばいくほど受取手が「主観」で、下がにいけばいくほど「客観」で表記してみました。
※日本語でも深く思考できるとは思うのですが、英語の方が象形文字でなく、分類がしやすいので英語にしました。
やはり、「共感」方法には多様性があります。
これらの概念だけでは、どう表現すればいいか、指針が掴めないためツールになるアイテムを並べます。
では、共感を産んであろうアイテムを並べてみます。
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- 共感を産むアイテム探し
ビジュアル表現が鮮明な映画から探してみました。
● 描写アイテム
・背景
・表情
・態度
・セリフ
・人数
・アイテム
その上に
それらのアイテムの上に、
伝えたメッセージのための個人的なスタンスをのせます。
● 個人的なスタンス
・欲求(ほしい)
・役割(らしい)
図にしたみたところ・・・
このようになります。
下の段「描写アイテム」は、
それらの情報だけをいくつ並べても、誰もがどのように受け取ってもいい情報となり「共の世界」をつくります。
そして、下段の「描写アイテム」に上段の「個人的なスタンス」の情報を加えると、今私が抱えている情報「個の世界」をつくりだせそうです。
そこから、「共の世界」「個の世界」は造語なので、一般的概念にを落とし込みます。
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-「共の世界」「個の世界」を一般的な概念に落とす
共の世界は「理知」「触覚」と表せそうです。
個の世界は「感情」「思考」「情景」と表せそうです。
共の世界が強い世界だと、客観性が強くで組み合わせのズレで共感(ここでは前多様性のある共感を指す)を生み出すことができ、
で共感(ここでは前多様性のある共感を指す)を生み出すことができ、
個の世界が強い世界だと、主観が強く思い出から共感を生み出すことができます。
ここでの分類は自身が今まで表現してきたメディアからの経験です。
では、メディアを比較し、自身のこれらの割合をみてみましょう。
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● 共感要素自己診断ツール(自分用)
どのような共感を自身が作ろうとしているかの分析ツールができたところで早速やってみましょう。
「共の世界」「個の世界」の割合は
表現者の技術制限、メディアの文化・技術的制限、時代背景によって変わりますので人やメディアによって多種多様なはずです。
以下に示すのは、わたしの例です。
例)
彫刻(アート) →思考>理知>触覚>情景>感情
マンガ →思考>情景>知>感情>触覚
俳句 →触覚>情景>思考>理知>感情
ショートショート→情景>触覚>思考>理知>感情
ビジュアルプログラミング→思考>情景>理知>感情>触覚
VR→触覚>理知>思考>情景>感情
陶芸→触覚>理知>情景>思考>感情
※これらの情報を等価(=)にしてしまうと、
自身が何やっているか分からなくなってしまうので、
あえて優先順位(>)での分析をオススメします。
ここから、自身の傾いている表示を入れると
他者と話すときなど、自身のスタンスを取りやすくなると思います。
個の割合が多いと、特定の人と根深い話をする刺激的な関係性(hot)になり、
共の割合が多いと、様々な人と対話できる柔らかな関係性が築ける(cool)ように思います。
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● 間主観的な世界へ
共の世界と個の世界の混ざり合う、
バランスを取り合う、間を取り合うことによって、
近代的発想である「自我(個)による共感」から解放をされたいですね。
人間の感情、思考(個の世界)ばかりに目を向けがちですが、
モノを叩き売りしやすい資本主義な発想、
工業化、産業化による自然を返りみないヒューマニズム、
近代思想が背景にあります。
今は現代なのに、いつまで、あるはずのない自由に
目を逸らし続けるのでしょうか?
表現者はもっと自由に表現できるように。
自由な表現者は他者に与える影響に向き合えるように、
まずは自分に向けてツールを作ってみました。
もっと、自然のなかで生きている肌の感覚。
わたしは、人間ではコントロールできないものに同化できるとき
近代の重すぎる呪いにやっと少し解放された気がします。
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