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購入遍歴 #001 犬とのキャンプに向けて

 キャンプ。 それは自然の中で自分を開放し、やりたいことができる至高の時間。普段は作らないようなご飯をじっくり作ってもよし。 気が済むまで焚き火に薪をくべ、その静かな炎に癒やされながらコーヒーを啜ってもよし。 日頃の喧騒から離れ、自分と対話できる貴重な瞬間・・・・・だった。

 子供が出来ると、そうも行かない。 手間のかかるご飯を作っていては、子供は暇を持て余す。 事前にどれだけ仕込んで、ギリギリまで子供と遊べるかが肝だ。 ファミリー向けのキャンプ場を好むようになるので消灯までの時間も早い。 夕飯を済ませ風呂に入り、歯を磨いて、入眠儀式(絵本タイム)を済ませ、やっとのこと大人の焚き火タイムだ。 が消灯は近い! 急かされるように薪をくべ火を楽しむ。 コーヒーを優雅にすする暇もなく、適当な酒をのみ、火の後始末を始める。 なんというか、ファミリーキャンプは忙しない。 それでも味わえる非日常の時間と、キャンプに行きたいとはしゃぐ娘の笑顔が忘れられず、シーズン関係なくキャンプに出かけていた。

 しかしそんな”すかいうぉーかー家”にも変化があった。 子犬のお迎えである。 今年1月。 正月休みも終わるかどうかという頃、我が家にフーちゃんがやってきた。 日々は大きく変わることを余儀なくされ、犬と娘を中心に回りだした。 フーちゃんをお迎えしてすぐ、娘と犬の安全のために、そして家族としてうまく付き合っていくために”きちんと躾なくては”との思いから鼻血が出るほどフーちゃんで頭がいっぱいになった時期もあったのだが、それはエッセイ集の方でいづれ語ることにしよう。

 なにはともあれ正月にお迎えしたフーちゃんも、無事に狂犬病ワクチンまで済み、散歩もこなれてきた。 車での移動も多少なりとも出来るようになってきたので、ここいらで犬連れキャンプデビューでもしてみようか・・・となったわけだ。
 よく家族でお邪魔している牧場併設のファミリー向けキャンプ場も首尾よく予約でき、よし後は行くだけだな、と思って急に不安に襲われた。 そういえば犬連れのキャンプでは何が必要なのだ、と。

 そこから色々な方のVlogなどを拝見し、ネットの記事を読み漁り、最終的には獣医師の先生に雑談で相談したりもした。
 とにかく最低限必要かつ、現在の我が家に足りないのは”キャンプ場でのフーちゃんの居場所”と”自然の中で過ごす対策”の2つのようだ。 のこり少ない期間だが、そこから私はAmazonという密林に分け入り、自分好みかつ必要十分な商品の探索を開始した。

  実際に行くのはこれを書いている数日後になるわけなので、地獄を見ているか楽しい時間を過ごせているかは・・定かではない。 その上で私が買ってみた商品を紹介しようと思う。 キャンプ後に追記し、レビューもできたらと思っている。

追記→レビューは下記記事で公開いたしました。


”キャンプ場でのフーちゃんの居場所づくり”

① アンカー 及び 係留ワイヤー

 最初に選んだのはこちらの係留アンカー。
 キャンプ向けのアンカーは本当にいろんな種類がある。 多くは地面に打ち込むもので、ペグのように打ち込みもの、地面にネジネジ埋めるもの、あるいは数本のペグで固定するものなどなど様々だ。 そんな中私が選んだのはこちらの”重し型”。 なぜならどんな地面でも対応でき、どんな地面にも被害を出さない。 つまり、一番”キャンプでもキャンプ以外でも使えそう”だからだ。
 例えば砂利サイトなどでは打ち込み式はなかなか機能しないのではないか。 たとえ打ち込めるサイトだとしても、せっかく打ち込んだところから雨が降ってきたからタープ下に移したいとか、なんやかんや動かしたい旬かもあるはずではないか。 その移動も億劫じゃない”はず”! 
 あるいは田舎に帰ったとき、まさか義父の家の芝生に穴を開けるわけにも行かないが、こちらなら庭で自由にしてやれる。 あるいは公園にピクニックに行ったとき、ペグをとても打てる雰囲気じゃない場所でも、これならお互い自由にピクニックを過ごせる。
 ということで重し系アンカーとした。 重しだけならもっと安く、それこそ漬物石のようなものもあるが、少しでもスペースが惜しい我が家のトランク事情を考えると、値段が上がっても薄さを優先したく、考慮の上こちらのアンカーとした。
 現物が届いて確認したが、想像以上に薄型だった。 車のトランクルームの床下収納に十分収まる程度の厚さと思われる。 燃費には悪影響だが、とりあえずこの重しと係留ワイヤーは車に常駐させておけば、何かと便利ではなかろうか。
<キャンプ後のレビュー>
後日記載予定

②ペット用ドライブボックス

 早くもキャンプっぽくはない。 だが我が家にはないものである。
 これまでペットショップに買い出しに行く際も、獣医さんに見てもらう際も、後部座席の妻の膝の上で過ごしてもらっていた。 しかしキャンプ、というか長距離移動だとそうも行かない。 いや、長距離と言っても片道1時間くらいなのだが。 なにせ荷物が多い。 一部の荷物、特に食品類は後部座席に行きがちだ。 またパッケージに時間がかかるので、だいたい朝飯は車の中で食べながら移動する。 これにもワンコ on the 膝上だと不都合が多い。 ならば多くの場合足元にしか荷物をおいていない助手席に来てもらおうではないか、と思ってこちらの商品を選んだ。
 助手席に乗せるためにはエアバックを止めるなどのケアも必要だが、一番気がかりなのは運転の邪魔にならないことだ。 テンション上がって抜け出し、シフトレバーを蹴られたりしたら非常に危険だ。 あと、なにより運転席まわりによだれとかつけていただきたくない。 あそこは私の聖域なのだ・・・。 という身勝手な理由、いや安全上の観点から”ボックス自体の高さがあるもの”を選定の基準とした。 多くのボックスが28 cmなどに対し、こいつは"公式的には38 cmの高さ"がある。 多少出づらいはずだ。 これのボックスの中で窓の外を見るなり昼寝をして過ごすなり、快適に過ごしていただきたいものだ。
<キャンプ後のレビュー>
後日記載予定

③ヘッドレストに取り付けるリード

 お次はBOX内に繋ぎ止める車用係留リードだ。 先ほどのドライブボックスにも係留リードが付属しているのだが、シートベルト穴に接続するタイプの様だ。 フーちゃんは荷物の都合、助手席に乗せたい。 助手席のシートベルト穴を起点に係留した場合、運転席まで来てしまう恐れがある。 詳細は読んでいないが、運転席に犬がいる状態は法律に違反するらしい。 違反しなくても危ないと思う。 リスクは可能な限り下げたい。 と言うわけで別口でヘッドレストにつけるリードも購入した。 ある程度自由に寝そべることが出来る長さが、果たして”運転に適切な長さなのか”。 多少ドキドキしている。
<キャンプ後のレビュー>
後日記載予定

”自然の中で過ごす対策”

① 虫除けスプレー

 当初全く頭になく、ネットの記事を見て慌てて準備をしたもの。 それがダニ対策。 フィラリアの予防で月イチ飲ませている薬の効果にダニも含まれているが、キャンプ場などでもらってこないことに越したことはない。 身につける蚊取り線香のようなタイプもあったが、とりあえず手軽かつ「蚊」「ダニ」に効果があるとしているこちらの商品を選んでみた。 効果は限定的だろうがないよりはマシと信じ吹きかけて見ようと思う。 問題はキャンプまで本人はかけられたことがないので、どんな反応をしめすか・・・といった所だろうか。
<キャンプ後のレビュー>
後日記載予定

②コット椅子

 正確に言えば、こちらは買っていない。 持っていたものをフーちゃん用にしてみた、といったものだ。 いわゆるドックコットの一種として使おうと思っている。 ドックコット自体の必要性もあまり感じてなく、汚れるなら拭けばいいか、位に思っていた。 こちらも考えが浅かった。 先程同様、草むらで横になるということは”ダニ”に来てくれと言っているようなものだ。 実際どのくらい居るのかは知らないが。 草むらを散歩し、自由に係留させるつもりなので今更、という気もするが、どうせ寝るなら気持ち安全な方で寝ませんか?という飼い主の半ばエゴである。 こいつは当日渡しても、その場の変化に追いついていないフーちゃんがコットを受け入れ寝そべってくれるとは考えづらかった。 なので数日前から彼女のよく居座っているあたりに置いてならせてみた。 案の定警戒はしていたが、数日ですっかり慣れ、いまではよくコットの上でお座りを見せてくれる。
 なお渡した当日はものの数十分で噛んだ穴を作ってくれた。 安いものではないので、相応の覚悟は必要かもしれない。
<キャンプ後のレビュー>
後日記載予定

後は行くだけ

 購入したものは以上。 あとはいつも使っているトイレやクレートをそのまま持っていくつもりだ。 (クレートは特に積載の重荷のため、ゆくゆくソフトケージを考えてもいいのかもしれない。)
 道具はさておき、まずはフーちゃんがキャンプを楽しんでくれるのか、犬連れのキャンプがどんなトラブルが起きるのか、とにかく現時点では不安でいっぱいである。 せめて家族一同元気に戻ってこれることを切に願い、キャンプ前の記入を終える。
<キャンプ後の感想>
後日追記


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