見出し画像

*発酵食堂*◎私が海外で始める理由◎

麹の培養や、味噌作りを今回の日本への帰省の際、学んできました。
和食の中でも私が一番海外で始めたいことは「発酵」です。

日本には、たくさんの発酵食品があり、日常的に食事として取り入れています。代表的なもので言うと、醤油、味噌、みりん、漬物、納豆、日本酒など、日本人にとって欠かせない調味料は発酵食品です。

ではなぜ日本人は、食事の中で多くの発酵食品を摂っているのでしょうか。

1. 健康に良い 
2. 味が格段に美味くなる

この二つだと思います。

健康に良いことくらい、言わなくても皆さんも分かっていることだと思いますので、多くは語りませんが、(私も勉強中なので多くを知らないだけ笑)

そこで、健康への意識が高い海外の人たち(特にヨーロッパ)は、絶対に和食が好きになって、生活にも取り入れるんじゃない!?

絶対そうだ!!
単に和食の提供をするのではなく、現地の食材を使って、誰でもできる和食のワークショップをしよう!!!

もちろん、発酵も含めて!!!

1. 発酵とメリット

自然界の菌や微生物の力で、人間に有益な物質を生み出す現象のことです。その時に生み出される物質が人間にとって有用かどうかで、「腐敗」と区別します。
と言うことは、発酵食品の中にはたくさんの有用な微生物(菌)さんたちがたくさんいて、生きています。その生きた体に良い菌を私たちは食べているってことですよね。

発酵食品とは、自然界の命をいただくと共に、その命に人間の体にとって良いものをプラスしちゃう優れた食品なのです!!

栄養価がアップするだけでなく、発酵食品にはたくさんの善玉菌により、腐敗菌・雑菌を抑制することで、保存性が高まります。

また、発酵過程で独特の香りと旨味が発生します。
これが私が海外の人たちに届けたいことの一つです!!

2. 発酵と腸内環境

私たちの健康はすべて腸内環境で決まると言っても過言ではありません。
つまり、腸内環境を整えることが、健康でいる一番の近道です。

腸内には約100種類・100兆個の菌が生息していると言われています。

善玉菌:悪玉菌:日和見菌
 2 : 1 : 7

このように、腸内では国会のように、毎日どちらが優勢なのかということを争っています。ちなみに日和見菌は、オーディエンスのような存在。優勢な菌を同じ働きをします。と言うことは、いかに善玉菌を優位に立たせ、日和見菌を味方につけるのかが大事になってきます。

善玉菌が優勢の時は、病気の排除や老化防止、消化吸収のサポートが上手く働き、健康状態です。

一方、悪玉菌が活性化すると、免疫力が低下し、病気になりやすくなります。と言うことは、体調不良時の時になります。

ここで発酵食品の登場です!!
善玉菌の豊富な発酵食品を積極的に摂りましょう。
発酵食品には善玉菌が多く存在しています。

3. 発酵食品と酵素の力

「生命あるところに必ず酵素あり」と言われているように、酵素は人間が生命を維持していく上で、必要不可欠な物質です。
バランスの良い食事を摂るだけでなく、取り込んだ栄養成分の消化・吸収・分解といったことが大切で、それをしてくれるのが酵素です。

身体の中で作られる酵素には、消化酵素代謝酵素があります。

消化酵素とは、摂取した食事を消化する働きがあります。
代謝酵素とは、消化酵素によって消化された栄養分をエネルギーへ替えたり、自然治癒力の維持をしたりと、様々な働きがあります。

しかし酵素は、使ってばかりいると、どんどん少なくなるそうです。

そこで、外部から取り入れられる方法として、食物酵素があります。食物酵素は、生の食品や発酵食品に含まれています。

限られた量の体内で作られる酵素(潜在酵素)を無駄使いせず、食物酵素を摂ることが、健康を維持するのに大切なことなのです。

消化の働きを助ける食物酵素を含んでいる発酵食品を摂ることは、私たちにとってとっても重要なことなんです!
生の食品でも摂ることはできますが、発酵食品は何より美味しい!!!

4. 私が海外で「発酵」を始めたい理由

このように、「発酵」には素晴らしい働きがたくさんあります。もちろん、チーズやワインなども発酵食品で、海外にもたくさんの素晴らしい発酵食品があります。

和食は、ユネスコ無形文化財に登録されるほど海外でも注目されています。和食レストランもたくさんあります。

私は、海外の人たちに和食を食べに来てもらいたいのではなく、普段の食事の中にも取り入れて欲しいと考えています。

海外の人たちにもっと和食の良さを知ってもらうためにも、「発酵」と共に歩んできた和食について発信していきたいと思います◎



日本の発酵文化に欠かせないのが、!!!

エストニアで、麹の培養に挑戦します!!
お楽しみに〜◎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?