医療職だった僕は仕事をやめてフリーランスになった。

HSS型HSPお仕事コーチのジャンです。

僕は現在、フリーランスの「ライフコーチ」として仕事をしています。

ですが、少し前までは「理学療法士」として病院で勤務していました。

一般的に安定した仕事で、「仕事を辞める」なんてよっぽどの限り考えないですよね。

でも、僕は辞めることを決意して今の仕事をしています。

そんな僕が、なぜ医療職という安定した仕事を手放してまで今の生活を選んだのか。

今はどんな生活をしてるのか？

今日は、そんなフリーランスのリアルについてお話をしていきたいと思います。

会社員時代の僕は、疲弊する毎日だった

僕は2年前まで、病院でリハビリを提供する理学療法士という仕事をしていました。

国家資格職で病院勤務。
身体を動かす仕事で、人の役にも立つ安定職。

"普通"なら辞めない仕事だと思います。

ただ、あの頃の僕には圧倒的に「気持ちの余裕」がありませんでした。

家に帰ったらご飯を食べて、テレビを見てる間にいつの間にかウトウトしてしまう。

色々と勉強したくてもその元気がない。
何かしようにも疲れて動けない。

そのままベッドへ行って、次の日は朝早くから出勤。

休日は、気分転換やリフレッシュに出掛けますが、次の日の仕事を気にしてしまうため、休めた感じはまったくありませんでした。

僕は、HSS型HSP気質の他にも「ナルコレプシー」という睡眠の病気も持っているので、夜中に何度も起きたり、勤務中に眠ってしまうことがよくありました。

運転中だろうと患者さへのリハビリ中だろうと、とにかく眠くて仕方なかったんです（笑）

それくらい、常に心も身体も疲れ切っていたのを覚えています。

くたくたに疲れてる時に感じていたこと

HSS型HSP気質で刺激や人付き合いで疲れやすく、ナルコレプシーで疲れも取れない日々を送る中で、ある思いが頭に浮かんでいました。

それは

「いつまでもこの生活が続けるのか」
「自分の人生本当にこのままでいいのか」

だったんです。

5年後、10年後の自分は今と同じ生活をしてるのか？

そう考えることがよくありました。

でもある時

今の生活を続けると未来の自分は、今みたいに疲れた生活してるのか…

え？？？そんなの嫌だ！！

そう思ったんです。

ただ、そうは言っても何をどうしたらいいかも分からない。

違う仕事に転職する？
いやそれも違う気がする。

転職を10回以上繰り返してきた中で、仕事を変えても根本的な解決にならないことは、もう何となく分かっていました。

じゃあどうする？
起業する？

たしかに前々から起業してみたい気持ちはあった気がする。

でも、、、

何から始めればいいのか？
そもそもうまくいくのか？

そんな不安がありました。

でも、どうしても自分の人生を諦めたくなかったです。

どうにかできないかと必死でも模索した時にあるコーチと出会いました。

その人は、僕が理想とする世間一般の「普通」や「当たり前」にとらわれるのではなく、自分が納得する働き方や生き方を貫く。

そんな生き方をしていたんです。

そして何よりも、僕と同じ悩みを抱え、そこから前に進んで自らが望む生活を手にしていました。

そこで僕は覚悟を決め、コーチングを受けて自分のビジネスつくるという、プロの力を借りてビジネスを始めることにしたんです。

僕の今の生活は

実際にビジネスづくりを始めると、上手くいかないことはたくさんありました。

商品設計・価格設定・発信・集客・セールス・自分のマインドセットなど、一筋縄ではいかなかったんです。

今振り返ると、僕自身が行動できなかった原因が一番ですが、

自分のHSS型HSPという気質を理解してもらえないがゆえに、コーチと考えがすれ違うことも多く、思うように進まなかったことも原因なのかなと感じてます。

そんな僕ですが、今は「ジャンさんと関わりたい」と連絡をくれるクライアントさんと出会い、日々自分の仕事に誇りをもって楽しく働くことができています。

ずっと室内にいるのが苦手な僕は、海や、家のベランダで仕事をすることもあります。

また、次の日の予定や時間を気にせず実家で親兄弟とお酒を飲み交わしたり、パートナーの体調が悪い時は看病のために「今日は仕事しない」と当日の朝に決めるなど、理学療法士として働いていた時には考えられないような日々を送ることができています。

出勤時間、業務内容など、誰かに決められたことに縛られず自分で時間や仕事をコントロールできる生活をしています。

フリーランスになったからと言って、高級車に乗ったり高いレストランに行くなど、お金を派手に使うような生活を僕はしたいわけではありません。

純粋に自分が納得できる生き方がしたかっただけなんです。

仕事のことばかり考えるのではなく、パートナーとのその日の気分で朝早くからピクニックに行ったり、平日の人のいない時間にゆっくり買い物したり、趣味のスケボーに出掛けた例り、汗だくになるぐらい愛猫と遊んだりと。

派手ではないですが、僕はそういった一見当たり前に思えるような些細なことに幸せを感じるんです。

特に最近、幸せだなって感じるのは、瀕死状態で保護した愛猫みかんの成長を、毎日側で見続けられていることなんです！

子猫だからこそ1日1日、見せる表情が違うんですよね（親バカです）

この子が、子供のままでいる時間は”今”しかなくて、数年後にはもう今の姿は見れないんです。

それは、どんな場面でも同じはずです。
大切な家族や友人と過ごす時間も「今」しかないんです。

大切な人と過ごす今という時間を大切にしていることも、僕が理学療法士を辞めようと思ったきっかけの一つでもあります。

そう考えると、
仕事に違和感を感じ自分で仕事を始めよう
そう思ったあの頃の自分に感謝しかありません。

結局フリーランスって何？

僕がこの仕事を始めて、圧倒的に一番よかったなと感じるのは
「時間の自由さ」です。

これは働き方によるとは思うんですが、
僕は自分の時間に余裕をもたせるような暮らしをするために
仕事量や予定を調整しています。

クライアントさんとのセッションもスマホ１台あればできるので、場所も問わず働けるんです。

ここまで良い面ばかり話してきたので

「そんな都合のいい事ばかりじゃないでしょ？」

と思う方もいると思うんですが、、、まさにその通りです。笑

いいことだけではないんです。

フリーランスになってから

僕は、HSS型HSP気質があるので、人の何倍も考えてしまうことがあります。そのため、発信することも商品をつくることも、悩みすぎて全然行動できてなかったんです。

商品のコンセプトが決まるまでは何度も、「これでいいのか？」と考えるし、そもそもどうやって発信するのかもわからない。

Twitterのつぶやき一つでも何度も見返してしまったり。

そんな僕は、気質的に一人で考えることが苦手だなと感じました。

苦手だからこそ、人に頼ってみた

そんな僕も今は、気質とうまく付き合いながら自分のビジネスの取り組むことができています。

それは人を頼ることを覚えたからです。

イメージ的に、「人に頼る」を覚えてレベルアップした感じです。笑

僕が始めに頼ったのは、先ほども少し書いた「コーチ」の存在です。

頼ったと言っても、コーチング的なスキルやビジネスの方法などを教えてもらったわけではありません。どちらかというと、「ビジネスに対する考え方」について学ばせてもらったイメージです。

なぜ起業してビジネスをするのか？

自分が幸せにしたい人は？
どうやって幸せにするのか？

お客さんはあなたに何を求めているのか？

そういった、個人でビジネスをする上で大切な考え方やマインドセットを中心に一緒に進めていきました。

一人でやるとどうしても考えすぎてしまう僕には、『一緒に考えてくれる存在』がいるだけで全然違いました。

基本的な行動は自分自身で取り組んでいきますが、迷った時やどうしたらいいか分からない時はどんどん相談していました。

「自分の話ばかりするのは良くないよね」
「相手の話も聞かないと悪いかな」

そう考えてしまう僕にとっては、お金を払ってでも
「人に頼る」という経験そしたのはとても大きかったんです。

次に僕が頼っているのは、いつもそばで支えてくれているパートナーの存在です。

パートナーは、僕にはない考え方や視点を持っているので、僕の視野をより広げてくれ、行動の後押しなどもしてくれます。

でも、以前までは
「迷惑かけないように」
「自分一人でしっかりやらなきゃ」と考え、全然相談もせず頼ることもできていませんでした。

仕事に対する色々な感情があったのに、相談もせず自分一人でピリピリすることもあったので、そのせいで何度も関係が壊れそうになったこともあります。

ただ、先ほども話したようにお金を払って「人に頼る」大切さを知ってからは、自分の気持ちや思いをありのまま話すことができたんです。

「熱でもあるの？」という、アニメでありがちなセリフを言ってしまいそうなぐらいパートナーはビックリしていました（笑）

頼れる存在がいるのは精神的な安心感もありますが、その人の考えや脳みそも借りれるので、知識量も何倍になりその点での安心感もあったんです。

人の何倍も一人で考えすぎてしまう

フリーランスとして働く上での僕にとってのこのデメリットは
「人に頼る」ことで補うことができました。

起業したい、ビジネスを始めたいと思っても、商品設計や発信、集客やセールスなどやることもたくさんあり、結局何をしていいか分からなくなってしまうんですよね。

特に、現代は情報が溢れすぎているので、何を選んでいいか分からなくなる社会です。

無料で情報が得られるのは嬉しいけど、情報に振り回されてしまうと本末転倒ですよね。

僕がフリーランスを経験してみて

収入になるのか。
周りに怪しいと思われないか。
進め方が分からない。
何から始めればいいのか。

そんな不安から色々と調べ過ぎて情報迷子になるのが、僕のフリーランスの始まりでした。

でも僕は、そんな状態でも自分の人生を諦めたくなくて、お金を払ってでも人に頼りました。

その選択は間違えてなかった。
今だからこそ、心から挑戦してよかったなと感じてます！

だって、今の方が確実に面白く充実してる人生になっているので（笑）

今回は、ジャンのフリーランス生活の一部をお話してきましたが、
あなたがイメージしているフリーランス生活と合っていましたか？

それとも全然違うなって感じましたか？

もし、そんな生活楽しそう。
自分もちょっとやってみたいかも。
会社員ではなくフリーランス的な働き方が気になる。

そんな方はジャンさんどんなことしてるの？

といった感じで気軽に質問お待ちしてます！

【簡単な自己紹介】
ジャン(37)　沖縄生まれ沖縄育ち
HSS型HSPの気質を生かして、「HSS型HSPさんが飽きないビジネスを始めるサポート」をしているコーチです。

合計100名以上のHSS型HSPさんの仕事に対する悩みを聞いてきました。
元理学療法士。転職15回経験。キャリア・資格なしでコーチとして収入を得て生活しています。

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