どうしよう、これから。(第1章)

私は、現在、曲がりなりにもグラフィックデザイナーとして生計を立てており、勤め先のデザイン事務所のスタッフとして固定給で仕事をする傍ら、フリーランス活動の中でも、ここ数年でようやく贔屓してくださるお客様もある程度つき、なんとか食っていけるようになりました。

デザイナー7年目、齢33歳、家賃7.5万のアパートにて妻と、ハムスターとの共同生活をしており、酒は飲まず、タバコは1週間に2.3本しか吸わず、「粗食にして大病煩わず」をモットーとして東京の片隅にてありがたいことに生かされています。

私は仕事に対する「熱意」や「信条」など上等なものは持ってはいませんが、それでも納品物が仕上がった時のお客様の笑顔、ひいてはその先の最重要項目である「集客・売上」が達成されことをご報告いただいた時にはとても嬉しい気持ちになりこの仕事をやってよかったと心底(というほど大げさではないですが)思います。

そんなこんなで、デザイン事務所スタッフとフリーランスという「二足のわらじ」で、まぁまぁ順調にやっていけてた矢先、それはつい昨日のことでした。

突然、事務所の解散が通達されました。

なんというか、柔らかいハンマーで後頭部を殴られた感じの衝撃が走った、というのがピッタリの形容かと

ただでさえ弱小事務所だったところへ、昨今の新型コロナウイルスのダメージをガッツリ喰らい、主力商品だったパチンコ屋販促物と飲食店向け販促物(チラシ看板メニューデザイン等)が、大袈裟ではなく、ほぼ全て消えました。徐々に消えていった、というのが正しいですが。

つまるところそれは固定給が完全に0に帰するということでして、リストラと同じです。

ホンマの戦力外通告じゃないだけまだマシですが…

結果として片足のわらじがすっぽ抜け、一足のわらじになったわけですが、このもう一方のわらじの、まぁ頼りないこと…

今、地元のセブン・イレブンの駐車場の柵に腰掛け、この文章を書いております。

時刻は20時13分。都会の夜空は明かりに照らされ薄明るいですが私の心は暗くなるばかりです

さて、これからどうするか…

フリーランス一本でなんとかしのぐか、あるいは王道に沿って転職活動に精を出すか…

じっくり考えていきたいと思います。

また近いうちに近況を報告します。

ここまで読んでくれてありがとうございます。




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