見出し画像

お客様の話をじっくり聞き、課題を解決していく営業のやりがい

こんにちは。GOGEN株式会社です。

GOGENメンバーの「語源」を探る社員インタビュー。

今回は、外資系物流会社や産業用機械メーカーでの営業職を経てGOGENに参画した、Sales General manager の金原幹紘をご紹介。

資格試験の勉強会で現代表(CEO)の和田と出会い、入社を決めたそうです。

金原から見たGOGENの強みは、ユーザー目線のサービス、そして業務のスピード感だといいます。不動産電子契約サービス「レリーズ」が、構想からわずか1ヶ月でお客様への紹介に至るまでのストーリーや、GOGENの未来像についても話を聞きました。

金原 幹紘 MOTOHIRO KANEHARA

2012年に東京経済大学経済学部卒業後、フェデラルエクスプレスジャパンに入社しフィールドセールス、マーケティング等に従事。2019年、東京共同会計事務所に入社システム導入、オフィス移転、BCP策定等を行ったのち、2020年に独立しスポーツジム運営事業を経営。2022年、GOGEN株式会社に入社。

代表の「本質をとらえる力」「アイディア力」に惹かれ、GOGENに参画

ーーGOGENに入社したきっかけを教えてください。

前職は産業用機械メーカーで営業の仕事をしていました。そのときに「経営の視点から、もっと幅広い提案がしたい」と考えて、働きながら資格試験の勉強を始めたんです。専門予備校の勉強会で出会ったのが、当時不動産会社で働いていた、CEOの和田です。皆でディスカッションをする中で「優秀ですごいやつがいるなあ」という印象を持ちました。

その後、私は勤めていた会社を離れ、仲間と一緒にスポーツジムの経営を始めました。新卒で入った外資系物流会社の社会人チームでは野球をやっていて、もともとスポーツが好きだったのです。

和田とは定期的に会っており、私自身が家を買うことになったタイミングで、いろいろ相談にのってもらいました。そんな中、和田から「住宅購入の手付金が0円になるサービスがあったら使いたい?」と聞かれました。「あったらぜひ使いたい」と答えましたが「実は、まだないんだ」と言うのです。「これから会社を設立しようと思う」と。

詳しい話を聞き、サービス自体も魅力的だと思いましたが、何よりも、和田の物事の本質をとらえる力やアイディアを形にする力、そして共同代表COOである佐々木のスピード感やコミット力、周囲を巻き込む力に惹かれ、設立前のGOGENに参画することを決めました。

お客様をはじめ、かかわるすべての人にとってプラスになるよう提案する

ーー現在、金原さんはどんな業務を担当しているのですか。

GOGENでは、手付金0円で住宅が購入できる「ゼロテ」と、不動産売買にかかる一連の契約手続きをワンストップで行える「レリーズ」の2つのサービスを提供しています。私はフィールドセールス全般を担当しています。大手デベロッパーから仲介事業者、中小企業まで、お客様は非常に幅広いです。

特にゼロテに関しては、事業者様と売主様、双方の許諾が必要であったりと、契約の際に少し複雑なプロセスを経る必要があります。

どうすればお客様の課題を解決できるのか、オンラインや対面で直接お話することはもちろん、社内のマーケティング担当者と協力して施策を考えることも私の役割です。

ーー仕事のやりがいを感じるのはどんな場面でしょう。

お客様とやりとりをする中で、プロダクトの性能や価格にとどまらず、当社の価値観や着眼点の独自性を評価していただけることが非常に多いです。

「電子契約の説明はたくさん聞いてきたけれど、あなたの話には聞き入った」「不動産業界の将来と向き合う貴社のビジョンに共感した。ぜひ一緒に進めていきたい」などのお声をいただくと、やはりうれしいですね。

サービスを導入するかどうかにかかわらず、ご縁のあった方とは定期的にコミュニケーションをとり、良好な関係を築くよう意識しています。情報交換の中でGOGENとして何ができるか、常に模索していますね。

前職までの営業では、既に出来上がっているサービスや商品をお客様に利用・購入していただくことが目標でした。一方、ゼロテやレリーズのようなSaaSのサービスでは、お客様のお話をじっくり聞き、ニーズを掘り起こして、必要な機能があれば新たに開発して追加することも可能です。

「次はどんなサービスを出すの?」と聞いていただくことも多いので、会社として皆様の期待に応えるようなサービスを作り、進化させていくことに強いやりがいを感じます。

GOGENのサービスでお客様の課題を解決することができればベストですが、ほかの方法で解決できると気づいたら、あえてそのようにご提案することもあります。

ーーお客様の視点に立って提案しているのですね。

誰かが得をして誰かが負けるというのではなく、お客様をはじめかかわるすべての人にとってプラスになるような仕組みを提案できるのは、私個人にとどまらず、GOGENという会社の強みだと思います。お客様に寄り添う気持ちで傾聴していると、会社が抱える課題や業務上の悩みについて、自然に打ち明けてくださるお客様も多いです。

お客様目線のサービスを、スタートアップならではのスピード感で開発

ーーGOGENの強みはどんなところにあると感じていますか。

1つ目は、お客様の目線に立ってサービスが設計されているところです。

住宅の購入や、仲介手数料などにかかる費用はローンで支払うことができますが、手付金だけは現金で支払わなければならないという業界の慣習がありました。事業者にとっても、家を購入する方にとっても、手付金については「仕方がない」という感覚だったと思うのです。

この課題に対し、当社では法律的な背景も研究した上で、「ゼロテ」というサービスを通じ新たな解決策を生み出しました。

また、不動産の電子契約サービスは、一般的にオプションが増えるほど事業者の負担するコストが大きくなります。大手不動産会社では電子契約を導入できても、中小企業にはハードルが高いという現実がありました。当社の「レリーズ」では、必要な機能を備えた上で、オプションの取捨選択を可能にすることで、事業者様が負担するコストを抑えています。

中小企業の方から、「大手にしかできないとあきらめていた電子契約が、うちでも導入できるかもしれない。選択肢が広がった」と喜びの声をいただくこともあります。事業者の方や、不動産を購入するお客様にとって、少しでも助けになれているとしたらうれしいですね。

2つ目は、プロジェクトを進める際のスピード感です。メンバーがそれぞれ秀でたところを持っていて、話し合い、精査しながらどんどん前に進めていきます。

中でも、レリーズの開発が決まったときのスピード感はインパクトがありましたね。もともとは、和田が車の中で、ゼロテをもっと多くの方に知ってもらうためにはどうすればいいか考えていたときに思いついたそうです。

そのアイディアを、和田はすぐメンバーに共有しました。メンバーからも即、返信があって、私がメッセンジャーを開いたときには、既にたくさんのメッセージが積み上がり、具体的な話が進んでいたんです。

すぐにブレストをして、1週間後にはサービス内容が決まり、1ヶ月後にはお客様への紹介を始めていました。プレスリリースを出してから24時間で、50社ものお客様が事前登録してくださり、スタートアップならではのスピード感に驚きました。

ーーコミュニケーションをとりやすい雰囲気が伝わってきます。

堅苦しさとは正反対の、やわらかい雰囲気です。メンバーの年齢が近いこともあり、立場にかかわらず意見を言いやすい、風通しのいい社風ですね。

GOGENのサービスを通じて、不動産業界を盛り上げたい

ーーGOGENが乗り越えなければならない課題はどんなことだと思いますか。

当社は2022年2月に船出したばかりです。会社として知名度を上げ、ブランドを育てていくことは今後の課題です。「GOGENのサービスなら」というお客様の信頼が、多くの方にサービスを導入していただくことにつながると考えています。
そのために、プレスリリースで会社の動きを発信したり、大手企業様と提携したりすることにも、積極的に取り組んでいきたいです。

ーー営業担当として、将来の展望をお聞かせください。

不動産業界は堅実に成長していますが、人口減少や少子化、直近ではコロナ禍など不透明な要因も抱えています。また、古くから続いている会社も多く、なかなかIT化が進みにくいという課題もありました。そんな中、GOGENのサービスがひとつのきっかけとなり、不動産業界を盛り上げるようアプローチしていければと考えています。
そのためにも私自身が、営業での会話を通じてお客様からニーズを掘り起こして、既存サービスのプロダクト改善や、新サービスの開発に役立つ情報を得られるよう、アンテナを高く持ちつつ不動産業界における知見を深めていきたいです。

代表取締役CEO・和田浩明から金原さんへ

きめ細やかに気配りをしながらお客様と会話をし、相手の心をつかんでプロジェクトを前に進めていくことにかけて、金原さんは誰にも負けない強みを持っていると感じます。

前職やスポーツでの経験を通じて幅広い人脈を持ち、人との関係を大切にしてきた金原さん。今後は人事面でも力を貸してもらいたいと考えています。彼の力を借りて、GOGENを今後ますます大きく、いい会社に育てていきたいですね。


※2022年6月時点での情報に基づく記事です
(取材・文/高橋三保子)


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?