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望むより望まれる場にいてください。

あなたには是非出演したいフェスがあります。イベントがあります。メディアがあります。それが叶うのは先方からのオファーがある時で、その時こそが最も出演すべきタイミングです。

あなたがもしゴリ押しして力ずくで出たいと思ってもしそれが叶ったとしてもそれは出るには早過ぎるタイミングです。あなたのことを知る人がそれに出るにはまだまだ少ない時期です。それに先方にとってはあなたは「出してあげた」存在です。軽く扱われます。実際にそうです。あなたも経験してると思います。

望まれた場で望まれた以上のことを成し遂げることを目指してください。例えばあなたのバンドに出て欲しいと望むあなたが知らない、まだ何者でもないバンドの自主企画があったとします。あなたはあまり気が進みません。オファーがあってもそのバンドのことを調べようともしません。

あるミュージシャンはライブハウスのブッキングでも出演バンドの音源をすぐチェックすると言ってましたがそういう人はごく少数派のように思います。オファーがあった時にあなたが既に知っているか否かがあなたにとっての重要事項なんです。本当は逆なんです。あなたとは全く縁が無かったバンド、ミュージシャンと出会う絶好の機会なんです。多くの人はそのチャンスを逃してます。

見知らぬバンドの自主企画からオファーがあったことを想定します。もしあなたが即決で出演を決めてくれたらそのバンドはあなたが想像する以上に喜んでくれます。そのバンドのファンにもあなたのバンドを知って欲しいと思い告知にも熱が入ります。知り合いにもあなたのバンドのことを話します。あなたが出演したことの無いライブハウスや関係者、バンドマンにあなたのバンド名が届きます。

バンドが広がるのはつまりはそういうことです。その流れに逆らわず更に強めることが大切です。あなたが出ることになったそのバンドの自主企画では全力のライブをするのはもちろん、告知でもそのバンドのことを取り上げます。おそらくその倍か3倍くらいはお返ししてもらえることは間違い無いです。

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