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今年は「種」の文字とともに

2021年5月からnoteを始めて2年8ヶ月目。

ふと思い立ち記事投稿数を数えてみると496本と出ていてこれには驚きました。200は超えているかなと思っていた期待値をやすやすと超えて500記事が目の前とは!

これまでSNSといえばFacebookをメインで利用していました。これは今も変わらず。自分の人生において、ビジネスもプライベートも実際にお顔を合わせたつながりをとても大切にしている私にとっては、Facebookを通じて縁ある人と会っていなくともつながれる心地よさを感じていました。逆というと、リアルにつながっている人脈を超えたフォロワー数が賛美されるようなTwitterやInstagramは未だに使っているものの、苦手意識があることを否めません。(それでも、それらを併用することの価値も感じているのでそれらとは仲良くなりたいと思いながら日々健やかなペースで使っています。)ちなみにYou tubeはもってのほか、食わず嫌いといえばそこまでですがPR動画を上げたきりで。

そんな私がnoteを開設したのは、とある書道家先生より自分の記事をストックしておけるブログとしてのSNSをもつ大切さを教えていただいたことがきっかけでした。

SNSにはカテゴリが二つあり、一つ目は代表的なものとしてFacebookやTwitterがあげられる「フロー型」、そして二つ目のカテゴリは主なものとしてYouTube、その他にアメブロ、WordPressやこのnoteがあげる「ストック型」。ここでは趣旨とそれてしまうので簡単な説明にさせていただくと、「フロー型」は、流動性が高く拡散性があるというところは長所なのですが、記事が蓄積されない。 埋もれていくという特徴があります。発信はコツコツ続けていた私でしたが、使用していたSNSの大半がこちらに該当するものでした。

対して「ストック型」の特徴はほぼ半永久的にインターネット上に記事が残るというところ。さらにその蓄積した記事を時系列に追うことができたり、見る側が見たいテーマの記事を探し当てることができたりとほぼ半永久的に使用されるというところ。それは、ある意味自分の資産が溜まっていくということだとも言えます。こちらにあたるSNSはnoteを持つ以前は一つも持ち合わせていませんでした。(noteは2年半ほどで約500記事、ちなみにFacebookは起業以前から7年ほど使っているのでここに蓄積している以上の記事を海に捨ててしまったようなもの・・・涙)

私が「ストック型」SNSやらなきゃ!火がついたのは、ブログは出版を可能にさせてくれるものとその先生より教えていただいたときでした。実際にその先生は15冊以上著書を出されており、その一冊目のきっかけはブログ。しかも商業出版で初版より叶えていらっしゃるというのでそれは本物。まずはFacebookに発信している記事をそのまま貼り付けたような記事から少しずつ土台を醸成していったのが本記事までの歩みです。

有り難いことに、昨年4月には文芸社より「一枚の奇跡」と題して当方の事業であるご縁はがきの歩みを記した本を出版させることができました。これは、2018年にゼロから100まで自分で手掛けて作り上げた自費出版が派生して出来上がったものなので、純粋にnoteから生まれたというわけではありません。しかしながら、願って行動すれば、雲の上に思えていた出版は実際にできるものなんだという確信を、私に授けてくれた経験となった経験となりました。

今年のテーマを漢字一字で「種」と決めました。昨年の一字は「結」。これまでの過程を結果に変えると決めたこの年、書籍の商業出版という夢が5年越しに叶い、それを機に個展を開き、講師業だけでなく書道家としての揮毫のお仕事も舞い込み…びっくりするほど字のごとく現実が動いた365日でした。

植物に例えると、種から芽が出て葉が開き、茎が伸び花が咲いたら実るのが次の種。だから今年の一字は「種」以外にないと直感で感じたのです。そう思ったらそれ以外の選択肢が全く浮かばず、ぴったりおさまりました。また初心にかえり、5年後10年後に良い香りと鮮やかな色で人々を癒やす花が咲くよう種をつみとりせっせと種蒔きに勤しむ一年にしていきます。

5年後に咲かせたい花はもうすでにいくつか脳裏にあるのですが、その一つがこのnoteで溜めた記事から二冊目の本を出版すること。

一冊目は自分の「書きたい」をありったけに詰め込んだ書籍でした。今回は、本という媒体だからこそ届けられる人たちに”ご縁はがき”を知ってほしい、”手書き”を日常に取り入れる心地よさを感じてほしいという想いで、読み手に役に立つ情報を提供するような書籍にしたいと考えている次第です。もう既にタイトル候補あり!笑「ご縁をつなぐ、つながる手書きのヒント」と題した本なんか良いのではとその気になっている私です。(暮らしをテーマに書籍を数多く出している素敵な女性経営者の方の書籍のタイトルを参考にしてみました。実績ある方に習ってみるのが一番!と決めるところから種蒔きです。)エッセイのように読みやすく、写真も豊富にあるから目にも楽しめて。「私にも出来そう!」「早速筆ペンとはがき買いました!」「役に立った〜!」と言っていただける本を作る、その原点がこのnoteとなるように。

昨年、文筆家として大変活躍されていて尊敬している小川奈緒さんという方が、noteを週一更新し続けてエッセイ本を出されたということを音声配信で語られていたことも刺激の一つとなっています。

奈緒さんのような大成功されている方でも、一夜にして可憐な花が咲くなんてことはなくて。緻密な努力の継続あって、花を咲かせているんだ。だから、こんなにも胸を打つし一語一語が美しいんだ。

私も、大人しく素直に見習って、noteを更新していきます。これまではFacobookで発信している文章を長文からかなりライトな記事まで全て載せていたので自分でも違和感が拭えない記事が少しばかり合ったのが反省点。これからは、とにかく体裁だけ整えたはいいものの微妙に味が染みていない、いわば”夕方に作った半出来おでん”ではなく”二日目のおでん”なみに深みのある記事を発信していこうという決意のもとに文字を重ねていきます。

”二日目のおでん”なんていう表現が出てきたのは、以前唐突に食べたくなりなんだか微妙な満足度に終わったおでんを作ったことがあったから(共感していただけたら…嬉しいです。)そして昨日、学習した私はちゃんと昨日の夕飯づくりと共に明日のおでんを仕込み、大成功したおでんを今夜ほくほくいながら食べられたから!おまけで、実は一昨日タイムリミットで書き上げられなかったこの記事を二日越しに書き上げて、当初想定していたよりも納得度の高い文章を綴ることができたから。

というわけで、これからも温かくお読みいただけますと幸いです。
ここまでお読みいただきまして、感謝申し上げます。


【玉城麻衣 たましろまい】
1993年生まれ、熊本県出身。
2015年、自分の人生で出逢う1000人の 縁ある方へ筆文字で「ご縁はがき」を届けるチャレジに挑戦、2年間を経て1000枚を書き上げる。
その翌年から「ご縁はがき講師」として 活動を全国で展開。 出会ったお客様の数は950名を超える。
2018年7月「ご縁はがきのキセキ」 個人出版500部。
2020年11月福井新聞掲載。同年12月週刊誌「週刊女性」掲載。
2021年9月書道のはな*みちスカウトキャラバン、カリグラフィー部門グランプリ受賞。
公開講座の他、企業研修や公立高校での出前授業、学童や福祉施設においてもご縁はがきを通して、手描きの筆文字で感謝を伝える技術を普及している。

【お仕事について】
・公開講座へのお問い合わせ、
・出張講座などの講師のご依頼、
・デザインや記念品制作など書道家活動
下記リンクよりHPをご覧ください。
個別のお問い合わせもお待ちしております。
http://goen-hagaki.com/

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