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あいみょんさんにハマる

最近、あいみょんさんにハマっている。知人から誘われてライブに行ったことが始まりなのだが、刺さったポイントは2つある。

①14文字へのこだわり

なんとなく好きだな、と思うアルバムのタイトルがあった。

『おいしいパスタがあると聞いて』というアルバムである。

うまく言葉にできないのだが、語感がいいというか。。「があると聞いて」の部分は、本来なくても意味は成り立つのだ。

ラジオ(あいみょんのANN 2020/7/23)であいみょんさんがおっしゃっていたのは、「14文字のリズム感がすごく好き」らしい。

14文字の言葉を聞くと、数えなくても感覚で「14文字だ」とわかるとのこと。ちなみにラジオでは、その場で言い当てられたものが実際は13文字だったという展開がある…笑

「おいしいパスタがあると聞いて」は、ある日携帯のメモ帳を見ていたら、たまたま書いてあった言葉だそう。

たしかに、それ以前の他のアルバムのタイトルも14文字となっていた。
『瞬間的シックスセンス』・『青春のエキサイトメント』

そういう感覚・こだわりが、なんとなく粋だなと思った。私は数日前も、書店で出会ったある語学テキストに感動した話を書いた。最近、中身以外の「ちょっとしたこだわり」みたいなところに心を動かされることが多い。

②周りから評価されることに対するスタンス

私の解釈も入っているが、「売れるための活動(表現)をしたいとは思わないけど、周りから認められたいとは思う」というスタンスでいらっしゃるのかなと思った。

以下は、あいみょんさんの『いつまでも』という曲の歌詞である。

「死んだ友達がさぁ」って語れば売れんのか?
結局この世の表現ってのは
同情だけで成り立ってんのかなあ
   (略)
どれだけ最低で どれだけ最悪な生き方でもいい
死んだ後に天才だったなんて
死んでも言われたくないもんな

「昔は貧乏でさぁ」って話せば泣けんのか?
結局この世の表現ってのは
同情だけで成り立ってんのかなあ
   (略)

作詞:あいみょん 『いつまでも』

映像で拝見したライブでこの曲を歌われた際も、「ゴッホは死んでから天才と言われた。私はそうはなりたくなくて、生きているうちにたくさん評価されたい」という趣旨のことをおっしゃっていた。

また、ラジオでも「自分のYouTubeのコメント欄は、気になって見ています」と正直におっしゃっていた。笑

「売れるための活動(表現)をしたいとは思わない」という方、「周りから評価されたい」という方。それぞれどちらかであれば、たくさんいらっしゃるような気がする。

だが、その両方のことを思っていて、かつその思いを表明されているというのは、実は結構珍しいのではないかと思った。

私は、noteを書くようになって1年くらいが経つ。

最近になって、自分の場合は「ウケそうなこと=書きたいこと」とは限らないなと思うようになってきた。一方で、書きたくて書いたものを読んでもらえたり、良いと言っていただけるとすごく嬉しい。

もちろん、話のレベル感は全然違うのだが、そのあたりに共感したのであった。

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最後に、私が好きな曲を3つだけ紹介させていただきたい。

個人的には、PVオフ・音声だけで聞いてくださったほうが、曲の良さが伝わるのではないかと思う。

①:『あした世界が終わるとしても』
タイトルを見て、一瞬スラムダンクを連想した。笑
実はあいみょんさんの声も好きで、そのことをすごく実感する曲である。


②:『GOOD NIGHT BABY』
タイトルの通り、寝る前に聴きたくなるような、聴き心地の良い曲。


③:『さよならの今日に』
休職中の(現時点で思う)最もきつかった時期に、なんとなく一番グッときた曲。こういう感覚は大切にしたい。

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