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社長でも出社したくないと思う日がある

私はかつて小さなIT零細企業を経営しておりました。

毎朝、軽い朝礼を行っておりましたが、気が重くなる朝が多かったのを覚えています。社長だってそんな日があることを知ってくれると少し救われます。

「朝礼」というものを「倫理法人会」という団体から取り入れた訳ですが、その経緯などはまた追々書いて行こうと思いますが、こんな感じです。

「倫理法人会」から毎月配布される「職場の教養」という冊子を使い、毎日私を含む全員が段落ごとに読み進めます。「職場の教養」の内容自体は、社会の職場内で起こった出来事に対し、こんな対応をしたら、良いことがあったよとか会社が良くなったよみたいな、「社会人としての行動指針や職場の人間関係、仕事のコツ、失敗への対処法、心の持ち方、時事問題など幅広い話題」などが書かれています。

まあ、考えに多少偏りがあったり、「?」な内容もありますが概ね従業員がその内容を前向きに受け止めて、実践してくれたら経営者的にも有難い内容が多いことは確かかと思います。(これを洗脳と呼ぶは置いておいて)

読み終わったら、感想をその日の順番で従業員に発言してもらいます。慣れないと、ちょっと抵抗がある人もいるかも知れませんが、小学校の道徳の時間に感想を述べるみたいなものです。

一応、この内容はGoogleドキュメントで書記担当者がメモします。

最後に、社長である私から従業員に一言告げるわけですが、結構毎日会社として今必要なことや、従業員に足りていないと思うことなど、少しでも感じとって欲しいと思い、前日の夜から伝えたいことを考えていたものですが、「うんうん」と頷きながら聴いてくれる従業員もいれば、「死んだ目」で聴く従業員もおり、難しいなと思う日々でした。

この内容も初期がGoogleドキュメントにメモしてもらいます。

これは、遅刻者や欠席者がいると、その時伝えたかったことが伝えられず、後日になると何を伝えたかったかをどうしても書き換えられてしまい、失念していってしまうためでした。

しかし、そういった想いすら、恐らく従業員には理解されず、いや、頭では理解されていたかもしれませんが、「面倒くさいな~」と思われていたのが実情でありましょう。

それくらいの状況は仕方の無いことなのかも知れませんが、正直私自身、朝礼なんて面倒くさかったし、こんな子供じみたことみんな大人なんだから各自で理解し欲しいと思いましたし、社長からの一言にしても毎日内容を考えるのも正直しんどかったし、当たり前だと思うことを出来ていないから言わざるをえない状況もあり、正直クソ面倒でした。そもそも言ったところで、思うように改善されることなんて皆無だったと思う訳ですが、何もしないよりはマシだったと思いたいし、どうにもならない感じになってしまうと、会社って本当にどうにもならなくなっちゃうものなんですよね。

そんなことから、実際に朝から出社しないことも何度となくあったし、会社に行くまでの足取りが重くなる日はとても多かったことを記憶しております。その頃は、自分が一番会社に行きたくなかったのでは?とも思います。

今は、その会社も手放し、自由奔放な日々を送っているのですが、そのころの事は今でも思い出します。何か後世に残せる経営のヒントや、今現在経営に悩んでいる方がたの心の支えになる様なエピソードを伝えていけたらなと思いまして、記事にしてみました。

何か質問や感想などありましたら、お気軽によろしくお願いいたします。

※ひとまず何も考えずに書き出しましたが、何が言いたいのかなど要領を得ていませんね。後日もう少し文章を分かりやすく伝えやすく整理していきたいと思います。


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