分かりやすくて簡潔で面白い文章が書ける人が最強
この前、友達とお喋りする機会があったが、面白いと思ったエピソードを話そうとしたら全然上手く話せなかった。
この原因を冷静に分析した結果、
上手く話せなかった原因は、友達にしっかり伝わるように分かりやすさだけを重視したことだ。
ブログやnoteで文章をたくさん書いているとよく感じるんだけど、
分かりやすい文章を作ろうとすると、どうしても文章が長くなってくる。
文章の勉強として、小説などの物語を読んでいるからなのかわからないが、設定を説明して、状況を説明して、起きた出来事を事細かに説明しようとしてしまう。
最近よくある、出来のそこまでよくない異世界転生モノみたいな感じだ。
説明が長すぎるのだ。
逆に、ジャンプやサンデーなどしっかりと作りこまれた漫画を読むと、説明が少ないのに何が起こっているのかとてもよく分かる。
これは、1巻の最初、話の設定や環境などの導入で一番顕著に表れるから、気になった人は見てほしい。
こういった話がそれるのも、相手に面白く伝えたいと思っているならダメなのかもしれない。
講演会ではないのだから。
別に僕の話を聞きに来ているわけではないから。
そして、話がそれたことで何を話していたかもよくわからなくなってきている。
そう、分かりやすい文章は長くなりがち、ということについてだ。
文章を読み取る側としては、長々とした文章だと頭の中で理解できなくなる。
今の漫画の話のときのように、何の話だったっけ?と。
だから、面白い話をしたいときには、分かりやすい文章だけを重視してはいけない。
特に、一発で相手に伝えようとすると、話は長くなりがちで、相手はずっと聞く羽目になってしまうから、
聞く側としては面白くないかもしれない。
会話をイメージするのが良い。
少しずつ情報を出していき、相手が「これはどうなってるの?」と分からない部分を聞き返す。
そうすると、文章は短く、相手もイメージの確認ができるので話を理化しやすい。
会話として成り立つとテンポも出るから、話す側としての強弱もつけやすい。
分かりやすく伝えるというイメージを持っていたときは、明らかに一人で喋っていた。
しかし、話すというのは2人以上で成り立つ。
会話なのだ。
会話は複数人で作るものだ。
そこを全く失念していた。
これに気づけたことはとても大きい。
ただ、これはまだ話をするときにスタート地点に立っただけ。
そして、僕はここからnoteやブログで面白い文章を書けるように分析や考察をしていきたい。
noteやブログには、聞き返してくれる相手がいない。
だから、会話をするというイメージで書くとするなら、相手がどんなことを聞き返すかを考えて、
交互に話しているやり取りを自分で作るのがいいのではないだろうか。
それなら、1文ずつが短く書くことができる。
したがって、分かりやすくて簡潔で面白い文章を書くためには、会話をしているというイメージが必要だ。
会話の口調を真似するのではなくて、テンポや話の展開の部分。
これからは、ここを気にして文章を書いていきたい。
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