仕事の質と結果が変わる 明日から使える本当のToDoリスト法!
こんにちは!
明日の仕事から使える本当のToDoリスト法について書きます😀
ToDoリストという言葉は聞いたことがあるビジネスパーソンは多いと思います。
そもそもつけていない人もいますが、つけているよという人も備忘録的な使い方になってしまっているのが実情だったりします。
実際、私も本当のToDoリスト法を学ぶまで備忘録でしかありませんでした。
それも無理はないのです。
Google先生に「ToDoリスト」とか「ToDoリスト法」と入力して、ヒットするHow To情報のほとんど、上っ面の備忘録を紹介しているからです。
真にその効能と使い方を知ってる人が少ないことの証左なのだと思っています。
そもそも学校で習いませんし、ToDoリスト法についての研修というのもほとんどないのではないかと思うので無理もありません。
私もちなみにそのためだけの研修や教育を受けたわけではありません。
組織開発、人材開発、製品開発、マーケティング、財務といったことを総合的に学んだ際に知りました。
以来、実践し続けてもう18年が経っています。
うち、10年分はEvernoteを使用しているので日々のToDoが残っています。
なので、2010年の今日はどんな仕事をしていたのか、その日の仕事はどうだったのか、どのような段取りで仕事していたのか振り返ることができます。
とてつもない財産だなと思っています。
すべてのことを記憶できている人はいませんからね^^;
どうしても細かいことは忘却の彼方へと消えていますw
さて、上図の上段にあるようなToDoというのが多くの人のものになります。
中長期(1~2年)の目標はモヤモヤとしたものかそもそもない、短期目標(今月の、この四半期の)というのもあるけど書かれていない。
そして超短期目標(今日やること)は書いてある。
というような状態です。
過去、私もそうでした。
ところが本来のToDoリスト法とは、中長期目標があり、そのブレイクダウンされたものが今年の、この四半期の、今月の目標となっていて、それを実現するための目標が超短期である今日の、今週の目標、達成することとなっている状態です。
何故かと言えばそのように日々を重ねない限り、短期目標も中長期目標も達成されることは絶対にないからです。
日々の積み重ねが今月の結果、その積み重ねが今年の結果になるからです。行動が伴わないところに結果は生まれることはないからです。
そんなことはみなさんも頭では分かっているのですが、私もそんな形でリンクした考え方で運用する、使うと効果のあるものであるということが分かっていませんでした。
学びって大切だなと思うことばかりです。
そして、ブレイクダウンしたそれぞれの行動の結果からフィードバックされ短期目標が修正されれば、中長期目標も自ずと修正することになるわけですから、ToDoリストとは、やりっぱなしにするようなものでも備忘録Checkでもないのです。
有機的に、機動的に使ってこそ真価が発揮される手段・方法です。
このあるべきToDoを知り、実践していき体得した時の実行力、計画力、問題対応能力は桁違いに変わります。
そして中長期の目標設定のためには、会社員であれば「会社、組織の方針や目標」が出発点の一つになります。
自身の年間目標、短期目標、日々の業務は所属している企業の目標のブレイクダウンであり、それを達成するための活動になるからです。
仕事とは関係のない個人的な目標に関してはもちろんこの限りではありません。
会社員としても個人としても目標設定をする際に拠り所とした方がうまくいくのが、自分の「長所」を活かすことです。
長所については以前、投稿した下記記事をご覧頂き、実践することで把握できます。
長所を活かしつつ中長期目標を考え、それを達成するための月間目標を設定し、週間の重点目標、そして日々のToDo設定すると活き活きと働くことができるようになりますし、設定した目標が達成できるようになります。
先に述べた通り、それぞれの目標は日々の状況変化によって修正、加筆、変更を機動的にしていくことが大事です。
本当のToDoリストを実践していくと、消せないToDoが出てきます。
これは問題ではなく、チャンスです。
どういうことかというと、それまでの自分のやり方、考え方では解決できないことのサインなのです。
つまりそれを乗り越えることができると成長することができるということです。
例えばはじめてManagerになったりすると、それまでとは違う役割や課題が発生します。
プレイヤーとしての考え方や対処では解決できないのです。
そういうことに気付き悩み、考え抜くことである日突然に解決策が見えたりするのです。
もちろんそのためには、先輩や上司の知恵を借りたり、本を読んだりインプットや協力を得ることが必要です。
そうしていると糸口が見え、実践することで体得していくことができて、新たなスキルや考え方、スタイルを獲得できるようになるのです。
そういう試行錯誤が人を成長させます。
そんなことに気付かせやすくするという効果もToDoリスト法にはあります。
また、成長をアシストするのは上司の大事な役割です。
なので部下やメンバーの様子を観察したり、コミュニケートしていくことでサインを捉えて適切なアドバイスや課題の設定をしていくことが重要になってきます。
しっかりと傾聴し、フィードバックをすることで人の成長を促進することが可能です。
もちろん、当事者の意識がそういう事に向いていることが前提です。
中国の故事に、「馬を水辺まで連れていくことはできるが、馬に水を飲ませることはできない」というものがあります。
示唆して、解決の入り口やスタートラインまで連れていくことはできますが最初の一歩、最後の一歩を踏み出すのは当事者でなければできないからです。
HONDA流の人材育成術をいつもお世話になっている人生の先輩にお聞きしたところ、こんなことをしているそうですw
「2階に上げて、梯子を外して、下から火をつける」というのがHONDA流人材育成術とのことです。
なかなかに過激ですが、理にかなっていると思いますし個人的には好きですが現代ではそれに応えることができる人材がどれほどいるのかは不安があります^^;