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上司の言うことがコロコロ変わって困っているあなたへ

おはようございます!
みなさん、朝令暮改という言葉聞いたことありますか?
朝決めたことを夕方には変えるっていうことなんですが、否定的に捉えている日本人は結構多いです。

上司が言うことがコロコロ変わる。
社長が先週OKしたことを今日になったら突然、全否定でやめることになったとか、そういうことを飲み屋で聞いたり、友人知人、同僚から愚痴で聞いたりしたことありますよね?
そんな否定的な体験が独り歩きしていて、印象悪いのですが実は現代のように変化が激しく、明日も分からないような時代にはむしろ大事なのです。

目標 ←
目的 ←
方針 ←  環境
手段 ←
方法 ←

物事をはじめる前に目標、目的、方針、手段、方法をしっかりと整理してからというのは私はよく言っています。
少し前に書いた手段の目的化病の話とも繋がるのですが、それを防ぐためにも、リーダーとして人々を1つのベクトルへ束ねていく時にも、有効です。

わかりやすく今回のテーマに即した話をします。
例えば、明日の朝9時に新大阪にたどり着くことが目標だとします。
その目的は商談するためです。
方針としては片道2万円以内とします。
そうすると手段、方法として取れるのは?
※今は20時とします。

・飛行機
・新幹線
・深夜バス
・自家用車

というところでしょうか?
船はもう間に合いませんし、タクシーは方針の2万円では足りませんから。
今回は飛行機にして、チケットをネットで取りました。
ところが、北上していた台風が進路が変わって大阪を直撃することがわかりました。
それでもあなたは飛行機でいきますか?

飛ばない可能性もありますし、飛んでも空港へ着陸できずに目的地変更したり、引き返したりする可能性もあります。
そして、墜落してしまうかもしれません。
そうです、このように環境要因で取るべき選択肢を変える必要が出るわけです。
ビジネスでも同様で、環境要因(外的要因)の変化によって取るべき手段方法を変更したり、場合によってはそもそも目標や目的、方針も変える必要があるわけです。

さて、コロコロ言ってることや指示を変えている上司や社長は本当におかしなことしているのでしょうか?
あなたから見えている世界が世界のすべてではありませんし、持ってる情報がすべてではありません。
立場、役割によって視座も視界も視点も異なるわけです。
あなたに見えていない状況変化が見えているので、変更しているわけです。
そのことについては下記の記事がとてもわかりやすく解説しているので、ぜひ読まれてください^^

ということで朝令暮改はむしろ当然なのです。
そうでないと墜落して死んでしまうかもしれませんし、ひどい目に遭うからです。
では、どうして世の中一般では良くないイメージを持っているのかというと、理解できていないからなんですね。
変更の理由が。
これは変更することが悪いのではなく、なぜ変更するのかという説明を怠っているコミュニケーションの問題なのです。
先程のたとえ話で台風が直撃するから飛行機は危ないからやめて、新幹線で行きないと上司や社長から言われてなぜ?となる人はいませんよね。
しかし、「さっき承認したけど飛行機でいくのは却下。別の方法で明日、新大阪へ行くように」と言われたらなぜ?となりますし、意味わからないですから文句も言いたくなりますw

ということで上司のみなさん、部下にはきちんとなぜを説明しましょうw
そして部下のみなさん、理解不能だったら「何か理由があるんですよね?」と聞きましょうw
そうすると平和な世界が訪れると思います。
無理解の殺伐とした世界からおさらばできます😀

環境変化が激しいので、ピポットしたり手段方法を変えたり、目標を変えたり、方針を変えたり、目的を変更したりする頻度が高いのは頷けると思います。
私も若い時は、意味わからないと思っていましたが、原理原則を学び、自分自身も様々な立場を経験させてもらったことで、「そうか、そういうことか」というように理解できました。
モヤモヤしたり、イライラしたりすることが少なくなるように今回のようなテーマも書いていこうと思います^^

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