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テレワークのためのワークデスクをDIYしたお話

全国の デスクをすっきりさせるマガジン 愛読者のみなさま、こんにちは。私も感化されてデスクをDIYしたクチです。

DIY下手の横好き程度ですが頑張ったので自慢させてください!!

デスクサイズの選考

モニターとキーボードを置くことを考えると奥行きは60cm以上、横幅は160cmくらいあるとモニター+サブモニター(あるいはノートPC)広げても余裕のある感じ、厚みは3cmあれば安心かな〜と、このあたりのサイズ感で調査開始。条件としては可能な限り安く!ウェブを生業にしていることもありインターネットでの情報収集はお手の物です。

海外オシャレ系YouTuber界隈ではIKEAのキッチンワークトップを天板にするのが良いらしい。こんなの。

奥行きを希望通りにするには横幅186cm〜しかないけど、流石に大きすぎると早々に却下。すみません調子に乗りました。

次はみんな大好き「マルトクショップ」。様々な集成材・無垢材をミリ単位で購入できます。木材の種類や塗装についてのコンテンツがあったり、DIYの強い味方です。

初心者にはタモやゴムの集成材が丈夫だし値段も手頃だしいいな〜と思ったのですが、送料に注意が必要です。

購入金額が30,000円未満の場合は以下の送料となります。

・3辺合計1800mm未満 → 1,100円
・3辺合計1800mm以上 → 3,300円
(出典:ご利用ガイド

私の希望を押し通すと確実に180cmを超えてくるので、意外と高くなるな。。

ということで、近所のホームセンターへGo。するとありましたありました!

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まさしくうれしい値

天板制作

厚み25mmがなんとなく心許ない気もするけど安さには敵いません。さっそく購入し、1600mm × 650mmで木材カットをオーダー。ロイヤルホームセンターで購入したのですが、会員になると購入当日に限り直線カットを10カットまで無料でやっていただけるようです。これまた地味にうれしい値。端材を適当にカットしてもらい、塗装用の枕木代わりにしようっと。

カット後、そのままお店の工作室で仕上げサンダーを借りてサンディング。番手は #240 → #400 でツルツルに仕上げておきます。面取り加工も忘れずに。この辺は手触りと自分の感覚を信じてよしなに。

2時間くらいかけて丁寧にサンディングした直後、なんと。。板を作業台から盛大に落としてしまいました。木端から落下し、下に這っていた電源コード型にガッツリ凹み。これには激萎え。ラジアタパイン材の柔らかさが裏目に出た結果。。先行き不安です。

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だけどご安心ください、木材の凹みは濡れタオルとアイロンで復活することをギターで経験済みです(以下ご参考)。ギターやっててよかった。

デスクの脚はどれにする?

デスク DIY 脚」とかでググるとかなりの選択肢があることがわかります。オシャレなアイアンも良いですが、ここは界隈では定番の「エイ・アイ・エス(AIS) テーブルキッツ脚ハイタイプ(口型)2本1組 ブラック」を選択。この辺は天板の奥行きと相談してください。

ちなみに昇降デスクが気になる方は「FLEXISPOT」が定番ですかね。

脚取り付けの下準備

先人たちの知恵を参考に、脚の取り外しができるよう鬼目ナットを仕込みます。

鬼の金棒みたいですね。脚を天板に直接木ネジで取り付けるのが一番手っ取り早いですが、これを取り付けることによって気軽に脚の取り外しができます。引っ越しや模様替えなど、移動する前提があれば取り付け必至です。
写真を残していないので、使用イメージはマルトクショップさんの「もくもく通信」にて。

なお、鬼目ナットにはサイズとタイプがあるので注意して必要なものを選んでください。

ちなみに私は、テーブルキッツ脚に付属のネジが「M6 × 20」だったので、当初ホームセンターで適当に「M6 × 20 Eタイプ」を買って取り付けてみました。鬼目ナット自体は六角レンチで取り付けます(Eタイプの場合)。

Mはねじ径のミリサイズ(Mはねじ径6mm)、20はネジ長さ(20mm)となります。

天板が25mmなのでクリアランスは5mm程度。。大丈夫かな〜と思いながらエイヤーっとドリルで下穴を開け鬼目ナットをねじ込んだのですが、見事に木が割れました(泣)。ビビって下穴の深さが足りなかったのか、取り付け位置が悪かったのかは不明ですが、貫通こそしなかったものの集成材の木目に合わせてバックリ割れました。

気を取り直して再度ホームセンターで何も考えずに短い鬼目ナットを購入(M6 × 13mm Aタイプ)。下穴をずらして開け直し、いざ取り付けようとすると六角レンチが入らない。。調べてみると、Aタイプはハンマーで打ち込み取り付けるものらしい。仕方なくハンマーで打ち込むものの、今度は下穴の位置を間違えたためラジオペンチで強引に引き抜いてやり直し。この時点で激萎えマックスです。

ラジオペンチで引き抜く際にネジ穴を潰す形になるので、この鬼目ナットも使用不可となり・・最終的に欲しいサイズがホームセンターやAmazonに在庫がなかったため、モノタロウで注文しました。品は吟味の結果「M6 × 13 Eタイプ」に。さすが現場の味方や。

最終的にはネジ穴を16個開ければよいはずが32個開けてしまいました・・(後ほど修正はしたけど)。鬼目ナットのサイズとタイプは本当にご注意ください。

閑話休題。

なんだかんだで仕上がりがきれいなEタイプの鬼目ナットは、木部の水平面より少し中に入るくらいまで捻じ込むのがコツなようです。こちらを参考にさせていただきました。

取り付け用の16個の鬼目ナットを埋め込んだら、脚を仮組みして問題ないかチェックします。

木材の塗装

ここまで来たらほぼ終わったようなものです(通常であれば)。オシャレ系DIYでは浸透性塗料のワトコオイルブライワックスが人気なもよう。あとはオスモカラーですかね。

オスモカラーはFILCOのウッドリストレストに使われているのですが質感は良い感じです。

ブライワックスは塗装時にスチールウールで磨く工程があるとかちょっと難易度が高そうだったので、王道のワトコオイルを選択。

色味も色々吟味した結果、ミディアムウォルナットがオシャレっぽいのでこれにしたものの、みんな考えることが同じなのかこの色のみ値段が高騰(泣)。近所のホームセンターを3件はしごして、ようやく200ml2缶をゲットしてきました。

この天板サイズ的には200ml2缶を使い切った感じです。

ワトコオイルの塗り方は公式ページやDIY系YouTuberの方のを見るのがわかりやすいです。特に2度塗り後のウェット研磨大事!私はここで仕上げサンダーでやったので、めちゃくちゃ手触り良いです。

木材への塗装の順序みたいなものもございますので、ご参考ください。安心のマルトクショップさんコンテンツ。

必要ないかもしれませんが、仕上げに蜜蝋ワックス。軽度の飲み物こぼれくらいなら弾いてくれないかな〜と期待。

木材の修正

通常の工程であれば塗装して脚付けて終わりなんですが、塗装前に木材の修正を行います。主な作業工程は以下2点。
・鬼目ナット穴の穴埋め
・割れた木材の穴埋め

鬼目ナット穴の穴埋め

穴埋めの王道としては爪楊枝なんかを穴に突っ込む方法ですね。これもギターで経験済みです。ギターやっててよかった。

ただ鬼目ナットの下穴が8.5〜9.0mmあるのでこれも埒が明かない・・というわけでホームセンターでめぼしい品を探したところ、こんな物を発見。

かくれん棒 ねんどパテ ライトオーク エポキシタイプ

パテで穴埋めちゃえばOKってことですね。パテは初めて使ったのですが比較的簡単に穴埋めできました。

きれいに穴埋めするポイントとしては、ちょっと多めに盛り付けて、完全乾燥したあとに仕上げサンダーで表面をなめらかに削ります(乾燥前にヘラでなめらかにするのはうまくいきませんでした)。

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残念ながら色味はご愛嬌ですが、手触り的には違和感なしです(ワトコオイルが浸透性塗料なので、パテには色が乗ってないです)。

割れた木材の穴埋め

こちらの方が比較的簡単です。木材の割れ目に瞬間接着剤を塗って、すぐさま紙やすりで削る!この繰り返しです。削った木粉が隙間に入ってそのまま固まる感じですね。最終的にこれまた仕上げサンダーでなめらかに削ります。塗装後に修正したので若干色が薄いですが、仕上がりは上々。

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実際に見た方がわかりやすいかと思います。こちらを参考にさせていただきました。

組み立て

さて、もろもろの準備が整いましたので、いよいよ最後の工程です。くぅ〜!

鬼目ナットのサイズによって必要なネジのサイズも変わるので、ここは適宜ホームセンターなどで購入します。脚の色に合わせて黒いネジを購入しておくと完成度も上がって尚良しです。

脚を天板に取り付けて完成!

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(スパゲッティコードは後日なんとかします)→しました

終わりに

木材落として凹ませたり、穴開け過ぎたり、割れたりと一時はどうなることかと思いましたが、終わってみれば満足度の高いデスクが完成しました。本当に感無量です!無駄に木材修正の知識もついたし、DIYレベルが爆上がりした気がします。

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