
【商品レビュー】トレラン用の台湾サンダル(母子鱷魚) Part2 (トレラン編)
前回書いた下記記事の続き。前回はトレラン用台湾サンダルをロードで走ったレビューではあったが、今回は山を走ったときの感想をまとめたいと思う。
トレラン用台湾サンダルを山で走ってみて
意外にグリップ力が高い、ただしプロテクション能力は皆無。
一般的なトレランシューズに比べると、ラグが低いのであまり期待はしてなかったのだが、思いの外期待を裏切る形の結果となった。ソールが柔らかいので、その効果があったのだと思う。特に乾いたトレイルだと、普通のロードシューズやルナサンダルのようなランニングサンダルと比較すると、しっかりグリップしてくれる。
ただし、足裏からの突き上げに関しては、ほぼプロテクション皆無。当たり前だがロックプレートのようなものはないので、ちょっと岩や木の根っこを踏むと、足裏を突かれている感じがして、正直痛いw なので、攻めれそうなグリップ力があるのに、あまり攻めれないジレンマに陥る。かなりテクニカルなコースや、岩の多いコースだと、ちょっと使いづらいな。。。
まあ、もともとは、本国台湾ではトレイルランニング用のサンダルとしては開発はされておらず、日本の代理店が「トレラン用サンダル」として売っているので、仕方がないかも。ただ、ランニングサンダルを好んで走る層からすると、ラグジュアリーな心地よさなのだろうと思う。足裏が痛いのは当たり前、という感じで走っているのだと思うw
アウトソールの耐久性は低め

台湾サンダルアウトソールの摩耗(累積走行距離:100kmぐらい)
ロード、峠道、トレイル含めて、100km以上を走ったのだが、アウトソールの摩耗は激しい。まあ、ソール自体がかなり柔らかいので、予測はしていたものの、値段を考えると、想定の範囲内だろうか。ただ、この状態でも、意外にもグリップ力は維持できているような気がする。
総括
ロード、トレイル含めて100km以上走ってみた感想を総括すると以下のようになる。
シューズ自体の圧倒的軽さ(27cmで131g)
トレイル用というよりかはロードやクロカン向き
圧倒的な値段の安さ
普通に、ナイキヴェイパーフライや Hoka からの乗り換えでもOK
耐久性はあまり高くないが、値段を考えると妥当
絶妙なソールの柔らかさと反発力の高さ
これからの暑くなるシーズンでは、近所の買い物からランニングまで使いこなせそう
僕の周りにも、台湾サンダルを履いて走っている人が多く、これで自己ベスト更新者が出てきたり、ある意味すごいサンダルだと思う。僕も、最近は気温が上がってきたので、台湾サンダルの出動回数が大幅に増加しており、結構楽しませて頂いている。台湾サンダルの最大の魅力は、「気軽に走れる。そして本気で走っても走れる」といったマルチパーパスな用途なのかもしれない。
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