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インプットのやり方を工夫する

まだまだ成長したい中年として、インプット活動を効果的に行うことを追求したいと思います。特にこの年末年始の時間がある中、コロナ禍の中で活発に動けない状況の中でどのように効果的にインプットを行うかということを考えてみたいと思います。

インプットの2つの意味

インプットには2つ意味があると考えています。

1つ目は知識等のネタを仕入れること

2つ目は能力アップ

知識そのものについては皆さんが考えるインプットそのものの意義だと思いますが、そのインプットを自分に負荷をかけながらやっていくことによって能力そのものをアップさせることができると思います。

これもインプットの2つ目の効果です。ただ能力アップを実現するためには、インプットにある程度の負荷をかけていく必要があります。

ちょうど筋トレでちょっとずつ重さを増していくようなもので、同じ重さだけでずっとやっていると筋力自体は増加しません。自分自身が持ち上げられるギリギリの負荷でその負荷を上げ続けながらやっていくといつの間にか筋肉ムキムキになっているようなものです。

頭の能力はある程度年齢を気にせずに伸ばせられる

フィジカル的にもまだまだ成長したいと思うものの、さすがに体にガタが来ているので体力などの身体能力で今以上に向上するのは難しいかもしれません。しかしながら頭の能力に関してはまだまだ伸ばせると思っています。このように年齢に関係なく向上させることができる能力として思考力や記憶力などがあると思います。

インプットの最大のモチベーションはアウトプットである

インプット活動する上で1番のモチベーションになるのは、そのインプットをした内容をアウトプットする機会を持つことです。
例えば、今のこのコロナ禍の中で英会話の勉強をいくらしても海外に行きづらいのでなかなかリアリティーがわかないと思います。ただ、来年の夏ごろにコロナ明けをイメージしながらそのタイミングで海外に行くと言うことを具体的にイメージできているのであれば英語の勉強のインプット効率も上がっていきます。

様々な本を読むのにも、その本を読んだ結果自分自身の日々の活動や仕事にどのように生かせるかというアウトプットの道筋を具体的にイメージすることがインプットする上で非常に大切になってきます。いつか使うかもしれないと言う程度のリアリティーでのインプットはほとんど効果がないと思っても差し支えないでしょう。

もちろん、忘れたころに引っかかってくる知識といったものもあるのですべて意味のないものというわけではありません。ただインプットの生産性は高くないと言えるでしょう。

生産性の高いインプットとは、インプットとアウトプットの距離が近いインプットのことを言うと考えています。

どれだけ素早く引っ張り出せるかがポイント

本当は1番いいのは自分の頭の中のデータベースにすぐに引っ張り出せる状態でインプットしたものを入れておくことですが、人間の記憶力は限界があります。だから頭の中には入っていないものの、それを必要なときに素早く引っ張り出せる環境設定をすることもインプットの大切なポイントになってくると思います。

そのため、自分の中でアウトプットが必要なときにアウトプットに必要なインプットをいかに素早く引き出せるかと言う環境設定においてオススメなのがEvernoteです。
ウェブサイトのページや、アウトルックやGmailなどのメールなども必要のタグやフォルダに格納するためにEvernote活用すると効果的です。

日々の活動で意識付けられたことなどがすぐに引っ張り出せる環境を作っておくと言う事は、それらのことを一旦忘れられると言う効果も生みます。いざとなればすぐに引っ張ってこれる環境に知識や思考の塊があると言う事は自分の頭の中にフリースペースを作ることにもなるのです。
頭の中のフリースペースがあれば、常に頭の負荷が軽い状態になるので思考能力が高い状態でいられます。
パソコンで言えば、デスクトップにほとんど何のデータもないような状態にしておき、バックグラウンドで起動しているプログラムの数を減らすことで処理機能がアップする環境を作ることに似ています。

様々なメモの取り方について

メモの取り方についてもいろいろあるが目的に合わせたメモの取り方を工夫すると良いと思います。日々の活動の中でのメモも自分にとっての重要なインプットになります。ただそのインプットをパソコンで打ち込んで文字データとしてインプットするだけでは引っ張り出すときに何のことだかわからない場合が多いです。

そういったことを考えていくと私自身のオススメとしては手書きのメモとEvernoteなどのデジタルのメモの並行活用です。デジタルとアナログのハイブリットともいえます。
具体的には、紙のメモを写真で撮って写真の切り抜きをEvernoteに貼り付けておくと言うことです。なんのことはありませんが。

右脳で考えるような図形的な考え方やイメージ図などは手書きのメモが適しています。そしてそれらの手書きのメモに対して自分の雑駁な考え方を音声入力などでEvernoteに記しておくことでメモの効果性をさらに増すことができます。そしてそれらのデジタルの文字情報があれば検索をして引っ張り出しやすくなります。

Evernoteは、画像データでも文字を識別しやすい機能がありますが、私のへたくそな文字ではどうも認識してくれないので、デジタルデータで引っ張り出す部分を補足する必要があるのです。

疲れた時は音声でインプット

私はAudibleなどのオーディオブックで3.5倍速で本を聴いています。ただ、ギリギリの速度でトライをしているため実際のところ半分ぐらいしか頭の中に入っていないと思います。なので音声だけで聴くのではなく、時間のある時にAudibleと同じ本をKindleで買っておきながらそれを眺めておくようにしています。

目で見て眺めたものを時間のある時に理解できるかできないかギリギリ位のスピードで音声でインプットをすると非常に頭に入って来やすくなります。

目でのインプットと音声でのインプットのサンドイッチ効果というものでえす。

倍速音声インプットにチャレンジ

音声でのインプットでなぜそんなに速く聞くかと言うと、単純に音声でのインプットは時間がかかると言うこともあるし、ギリギリの速度でインプットにトライすることによって頭の回転が速くなるような気がするのです。インプットの2つ目の意味である能力アップを実現しようという狙いです。


実際にそうなってるかどうかはわからないですが、私自身のコンサルティングの活動の中におけるレスポンススピードや話すスピードの正確性などが増したように思います。

先ほども例に出しましたが筋トレをするようなものだと思います。自分の中での負荷と思うスピードでインプットをすることによって理解をするスピードや聞き取りの能力が上がってくるのだと思います。
コンフォートゾーンから抜け出して自分自身を鍛えると言う習慣付けを強制的に行うことができるのです。音声の場合自分の意思がどうあろうが自分が理解できない位のスピードで音が流れ続けるので無理にでも脳みそに負荷がかかってくることになります。音声でのインプットは、強制力があると言うことで自分の意思によるインプットとはまた違った効果が期待できる。どれだけ疲れていようが音声で倍速で聞いているとその音声を無視できなくなるので自然に頭に負荷がかかります。

なまけ癖のある自分には向いているインプット方法だと思います。

音声入力による執筆にチャレンジ

音声によるスピードインプットを繰り返していくと、自分自身が話す言葉についても客観視できるようになっていきます。そうすることによって話す内容がそのまま執筆の内容になるほどに話す内容の吟味が進んでいきます。

これは自分自身の思考能力がアップしているので話すと言う事と客観的に考えると言うことが並行に行えている効果だと思います。今回のこの執筆も音声入力で行っていますが、自分自身がタイピングで執筆するものとほとんど遜色がないレベルのものだと思います。

逆に言うと、タイピングをして入力してもこの程度の内容ということですが。。

まとめ

インプットの最大のモチベーションはアウトプットである →インプットとアウトプットの距離が大切

インプットは知識の増強だけでなく能力アップにも活用できる

インプットは必ずしも記憶だけではなく引っ張り出せる環境設定も含めてインプットと言える

音声によるインプットも効果的で、強制的に負荷をかけられる

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