世界のスーパーマーケットから(ウラジオストク編)
どうも、今西です。今年の夏休みは2泊3日でウラジオストクに行ってきました。成田空港から2時間半という、みなさんが思っている以上に”近くの海外”です。
「ウラジオストクに行った」と聞くと、めちゃくちゃ旅慣れた人のように思われるかもしれませんが、私はもともと海外旅行にまったく興味がありませんでした。むしろ「日本を出る必要あるの?」と思っていたくらい。
そんな私が29歳のときに「30歳までにしたいこと」のひとつとして「ひとりで海外旅行に行く」という目標を突然掲げました(もうひとつの目標は「金髪にする」。本当に金髪で1年ほど過ごしたので、上司が心配していたそうです・笑)。きっかけは角田光代さんの「いつも旅のなか」というエッセイで、角田さんが描く「海外」という私にとっての未知の世界が、すごく面白そうに見えたのです。それでひとりでモロッコ行きのツアーに参加したのが大人になって初めての海外旅行でした。
それからはトルコ、インド、韓国、台湾3回(仕事1回)、韓国、ベトナム、香港(仕事)に行きました。20代の頃を思うと、好んで海外に行くようになるとは想像もしていませんでした。
そんな私が海外に行くと必ず足を運ぶのが地元のスーパーマーケット。観光客向けにお土産がたくさん売られたお店もあれば、地元の人しか行かないローカルなお店にも足を運びます。
今回のウラジオストクでは「ローカルなスーパー」をチョイス。「ドゥルジュバ」というショッピングセンター内にある大きなスーパーで、日本の業務スーパーに近いようなお店なのかな?
お菓子売り場だけでもケタ違い。海外の輸入菓子もたくさん並んでいます。
ロシアらしくウォッカが大量に並んでいたり。
ロシアの餃子「ペリメニ」が冷凍で量り売りしていたりと、「ロシアに来た!」感があります。
量り売りといえば、お菓子だけでなくパスタもありました。日本でパスタの量り売りって見たことないですね。
あと、ロシア人はマヨネーズが大好きなので、日本のお徳用サイズがノーマルサイズくらいの感覚で売られていました。さらにはバケツサイズもあります!
サイズが大きいといえば、ケーキ売り場。直径30cmくらいのホールケーキが並んでいて、日本のようなお一人様サイズは皆無。
パン売り場を見ても、パン1個のサイズが「え?」と思うくらい大きいんですよね。ウラジオストクでひとり暮らししている人たちはどんな食生活送っているのでしょうか……。
あと、意外だったのがキムチが売られていること。お隣が北朝鮮なので、やはり暮らしている人も多いのでしょう。
量り売りのお惣菜も充実しており、ビーツを使ったサラダなど色鮮やかなショーケースが目を引きます。朝ごはんを食べた直後だったので、残念ながら購入に至らず。
ロシアは乳製品をよく食べる国なので、(たぶん)チーズの品揃えも豊富。パッケージがまったく読めないので、絵を見て判断するしかないのです。英語表記がないって結構大変。
読めないけどメジャーな缶詰なんだろうなと思ったのがこちら。豚のイラストの缶詰もあったので、おそらくソリャンカというスープかなと。
冷凍コーナーは海産物が多く、さすがだなと思いました。でも生魚はほとんど見かけず、冷凍で売られているのが日本との大きな違いですね。
こんなふうに「なるほどなぁ」といろいろ考えながら店内をぐるぐるしていると、1時間なんてあっという間。これだけで観光したとき以上にその土地を知れたような気になれます。
そして私が今回ウラジオストクで買ったのはこちら。
2泊3日の旅行なのに1週間くらいの旅行で使う大きなスーツケースを持参して良かったです(笑)。これだけあっても会社の人や友人、家族にあげたり、自分で食べたりしていたら、あっという間になくなりました。
みなさんも海外を訪れたらスーパーに足を運んで、現地の生活を想像しながら買い物すると楽しいですよ。あと、世界のスーパー情報もお待ちしております!
書いた人/今西絢美(いまにしあやみ)
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