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X-T4ではなくX-T3を購入した理由

こんばんは。
神戸でフォトグラファー兼学生をしている Go Mitarai @otearai0312 です。

先日ついに(というか早くもと言った方が適切ですが笑)、メインカメラをFUJIFILM X-T3に変更しました。昨年の10月にFUJIFILM X-H1からSONY α7Ⅲに移行して約3ヶ月での出戻りでした笑

SONYからFUJIFILMにカムバックした理由は、

このあたりのnoteを読んでいただければ分かりやすいかと思いますが、今回はその上でなぜ最新機種のX-T4ではなくX-T3を選んだのか?について書こうと思います。(ちなみにX-Pro3は液晶が使いづらく、X-S10はデザインに惹かれずシャッタースピード・ISOダイヤルがなかったため選択肢にはなりませんでした。)
T4に対するT3のメリットとデメリットを鑑みて、メリットの方が上回ったことからT3にしたのですが、それらを具体的にどのように評価したのかをまとめてみることにします。


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1.X-T3のメリット

①T4と同じ最新のセンサー

サブカメラとしてX100Vを購入して一番驚いたのがセンサー能力の向上でした。以前はX-Pro2やX-H1(どちらも1世代前のセンサーを搭載)を使用していたのですが、階調表現で満足いかないことが多々あり、それがフルサイズ移行の理由にもなっていました。しかし最新センサーではRAWもかなり扱いやすくなっており、これならフルサイズじゃなくてもいいなと思うようになっていました。X-H1は手ブレ補正搭載でグリップも深いため魅力的なカメラですが、この点を満たしていなかったため候補から外れました。

②ファームアップでT4と同等のAF

去年の秋にこのファームアップが発表された時は衝撃でした。これによってT4と同等のAF性能(速度や精度)が実現したのですが、T4の売上が落ち込むんじゃないかと余計な心配をしてしまうほどすばらしいアップデートです笑

③チルト液晶

ムービーを撮らないスチール派の私からするとT4のバリアングルは不必要でした。チルトであればローアングルやハイアングルで撮りたいときにサッと動かせるのに加えて、光軸上でモニターを確認できるのが強いですね。

④コスパ

上記のメリットがあるにも関わらず中古良品が10万円を切る価格にまで下がってきており、T4の中古良品が16万を超えているので6~7万円の価格差があります。個人的にはこの金額があればレンズに投資したほうが良いだろうと判断しました。


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2.X-T3のデメリット

①手ブレ補正非搭載

T4と比較した時のT3の最大の欠点は手ブレ補正がついていないことではないでしょうか。私自身以前は手ブレ補正つきのX-H1やα7Ⅲを使用していたこともあり一番懸念していた部分でした。しかし基本的に夜は撮らないことや、今までシャッタースピードを最低でも1/125で撮ってこれたことを考えると必須ではないと結論づけました。ムービーもやるのであればT4一択ですが一旦はスチールに専念するつもりなのでT3を選びました。

②グリップが若干浅い

同じくT4と比較したときに若干浅いなあと感じました。しかしCANONなどと比べるとどちらも浅く、左手でレンズを支えるというスタイルに変わりはないのでT3で十分と判断しました。

以前グリップの深いH1を使用していた時はストラップをつけていなかったのですが、今回はPeakDesignのスライドライトを購入して斜めがけスタイルでいくことにしました。PeakDesignのプロダクトはどれも細かいところまでユーザーのことが考えられていて気持ちよく使用できますね。(ちなみにより太いタイプのスライドと悩みましたが、結論ミラーレスであればスライドライトの方で十分です。)


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最後に

いかがだったでしょうか?
私自身当初はT3とT4でかなり悩んでいたのですが、こうやって書き出して整理してみると圧倒的にT3だなと思うようになりました。
同じように悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思うので、このnoteが少しでも選択の参考になっていたなら嬉しいです!

ちなみに同時にXF16-55mmF2.8を購入したのですが、XF16-80mmF4と悩んだ過程などについてもまたnoteにまとめようと思っています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます!
また次回のnoteでお会いしましょう。


Twitter:@otearai0312
Instagram:@go_mitarai

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