【本紹介】他者と働くー「わかりあえなさ」から始める組織論(著者:宇田川元一)

今日はこちらの本の紹介。
他者と働くー「わかりあえなさ」から始める組織論(著者:宇田川元一)

世の中、適応課題が多すぎる。
p.72が特に印象的でした。私は「上司が無能だからMBAを取りに来た」という男性の言い分の何が悪いのかよく分かりませんでした。分からないことにより、自分の中で強固に、「職場は戦場、上司は敵、MBA(資格や知識)は武器」という認識があることに気付くことが出来ました。

この本は職場で話題になったことがあって、仲良しの人から、「あなたは橋をかけるというのが苦手だね、橋を架けることをイメージして…」と何度も言われたことを思い出します。自分の中でも橋を架けられる時とかけられない時があって、元々フラットに会話をしてくれる人であったり、何かに一生懸命でこちらが尊敬するような人に対しては自分から歩み寄れるし橋を架けられる。一方で、話す前からこちらを馬鹿にしていたり一顧だにしないような人が相手の時、本当に心がシャットダウンしてしまい、橋を架けるなどの心情ではなくなってしまう。どうしたらいいんでしょう。


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