見出し画像

うなぎ旅 第4回 福岡県柳川市「元祖うなぎせいろ蒸し本吉屋」

こんにちは。@go-go-unagiです。
自己紹介 → https://tabelog.com/rvwr/014114921/

今日は福岡県柳川市にある、「元祖うなぎせいろ蒸し本吉屋」を紹介します。

長い間食べログの「うなぎ百名店」に選出されつづけている、柳川一の名店です。



本吉屋について

お店のウェブサイトにも記載がありますが、柳川「せいろ蒸し」発祥のお店がこちらのお店です。

タレをまぶしたご飯の上に、焼き上げたばかりのうなぎの蒲焼きをのせ、
うなぎと味の合性がよく色添えにもなる 金糸卵をあしらって、
二度せいろで蒸します。

本吉屋は、天和元年“うなぎのせいろむし”を世に出して以来今日まで約三百年間、
初代秘伝のタレと料理技術を忠実に継承してまいりました。
現在では、柳川の名物料理として
広く全国の方々のご愛顧を頂いております“うなぎのせいろむし”。

https://www.motoyoshiya.jp/greeting.html

せいろ蒸しについては第2,3回と説明をしてきました。


いざ、名店へ!

さて私が伺った日が土曜日だったので、10:30の開店直後に予約なしで飛び込みで入りました。

このお店は土日祝日は予約ができなくて、整理券での案内になってしまうのです。

開店10分前に到着してみたところ、私より先に待っていたのは4名程度。
さすがに10:30からうなぎを食べる人は少なそうです。

話が少し変わりますが、他の地域でも同様ですがうなぎの名店についてはどこも、すごく並ぶか、予約が必要なお店が多いので、どうぞみなさん名店と呼ばれるお店に行く時ほど、お気をつけください。

前日から立花家の旧洋館ホテルに宿泊していて、徒歩だと少し時間がかかるようだったので、ホテルからタクシーを呼んでお店に向かいました。

駅からでしたら、十分に歩ける距離ではあるかなと思います。

煙がすごいです(でもうまそうな匂いもすごいので強烈にお腹が空きます)

店内は小上がりになっていまして、行列店ということもあり、店員さんたちに慌ただしさがあります。(仕方がない、休日の昼時にはどえらい列ができまるお店ですから)

ちなみに11:00くらいまでは席が全て埋まることはなかったのでご参考に。

メニュー

メニューについてですが、今振り返ってみても面白いメニューがありました。
せいろ蒸しは言わずもがなで、「白焼おろし」などはかなり珍しい食べ方なので、気になる方は注文してみてもいいと思います。

骨せんべいは有名といいますが、割とどこでも食べられるメニューではあるのですが、「唐揚げ」と表現しているのはこのお店くらいでしょう。
他でお目にかかったことがありません。

せいろ蒸しについては、特だと5枚、通常は4枚とのことでした。(当時)

見事な照り具合と、うなぎの蒲焼のうまさ

さて、みてくださいこの照り具合を!!

これが本吉屋の特徴なのでしょう。見るからに美味しそうです。

うなぎ単体で食べても美味しいのがこのお店の特徴だと思います。

また、このお店の味の特徴と思ったのが、
・ふわ感
・苦味のバランスの良さ
でして、うなぎというのはコゲによって苦味が生じることがあるのですが、このお店だとそれが非常に良いアクセントになります。

また、ふわ感というのは「関東風」特有の食感なのですが、
「関西風」で調理しているにもかかわらず、ふわ感が出るのがさすがです。

もう少しこうであれば…というのをあえていうならば、
錦糸卵とご飯とうなぎを一緒に食べたときに感動感、マッチ感というのが少し弱いのかなと感じました。

ご飯がかなり柔らかくなってしまっていた印象なので、そこが変わってくると本当にとんでもないことになるのだと思います。

せいろ蒸しの食べ比べが最高

このお店は元祖ということもあるので、お店の雰囲気も含めてぜひ一度は味わってもらいたいと思います。

その一方で、せっかく柳川にいくのでしたら、食べ比べを強くおすすめします!

その方が、この地域でしか食べられない鰻の食べ方をより味わうことができますし、他のお店との違いはどんなところに出るのかをぜひ体験してみてほしいと思います。

せいろ蒸しで食べるとなった場合
・どんな錦糸卵の味付けが良いか、量が良いか
・ご飯の蒸し具合はどれぐらいが良いか
・上記二つに合う、タレの具合とは
など、色々と考えることができて楽しむことができます。


さて、第二回は、福岡県柳川市にある本吉屋と言うお店を紹介しました。

このお店を出てから、私は福岡に戻り、福岡市内のあの名店に行くことになります。

次回をお楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!