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第6章 ナッジ研究者はニュースをこう考える

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気になるニュースを行動経済学の切り口で解説します。
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#行動経済学

ナッジ研究者が見たニュース⑧:こわいアンケート

行動経済学と公衆衛生の観点から、この記事は看過できない。科学への軽視も含め、多数の問題が…

ナッジ研究者が見たニュース⑦:少年野球は必ず衰退?

慶應義塾高校野球部監督 森林貴彦監督による少年野球の記事が興味深いです(※少年・少女を区…

ナッジ研究者が見たニュース⑤:私が心配するほど、他人は私のファッションを気にして…

「僕はルパン三世になりたい」(澤円さん)の記事。すごく面白く、私にとって大ニュースです。…

ナッジ研究者が見たニュース④:校則でカラーマスク禁止

一部の学校では、白以外のマスクは禁止の校則になっているとのこと。 何か特殊事情があるので…

ナッジ研究者が見たニュース③:コロナ報告書のFAX提出

手書き報告書は現状維持バイアスの賜物?「ついに、手書き報告書のFAX提出が見直される」ーー…

ナッジ研究者が見たニュース②:花見自粛も大勢でにぎわう

↓以下、記事転載(2020年3月21日、共同通信) 桜の名所として知られる上野公園(東京都台東区…

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ナッジ研究者が見たニュース①:申請書記入例に「滞納太郎」と表記して謝罪

■以前、ある自治体から「納税徴収率を上げるにはどうしたらよいですか?」と聞かれたので、「記載例の名前を「伊丹信子」「マルサ信子」「宮本まるさ」など、映画「マルサの女」を彷彿させるものにしたらどうですか?対象者を2つのグループにランダムに分けて、従来の「○○太郎」と徴収率を比べてみると面白いと思いますよ。」と提案しました。 よほどふざけていると思われたのか、あるいは記載例をいじるのはタブーだったのか、その自治体から以降のオファーが来なくなりました。大真面目な提案だったのですが。