見出し画像

博士がゆく 第28回「大学院生よ、不幸を受け入れるな」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今日の記事を読むべき人

→博士課程に進学するか悩んでいる人
→大学院生の経済事情が気になる人

~簡単に自己紹介~
・日本国内で感染症系の大学院に進学
・精神と身体をすり減らしながらもなんとか博士号取得
・博士号取得後、アメリカでポスドクを開始
・日本とアメリカでの研究環境の違いに愕然
・博士を目指す学生に同じ経験をして欲しくない
・その思いで本note「博士がゆく」を始めました
・博士を目指す学生がハッピーな研究室ライフを
 過ごすために必要な情報を毎日お届け
・ピザ大好き

これまで13回に渡って

研究室の経済事情や

博士課程に進学した大学院生の経済事情を説明してきました。

シリーズ最終回となる今回伝えたいのは

不幸を受け入れるな

ということ。


勉強したいけれど、僕にも研究室にもお金がないから学生ローンを借りなくてはならない?

アルバイトをしたいけれど、そんな時間があるなら研究しろって言われた?

海外なんてお前にはムリって言われた?

指導教授からハラスメントを受けているが学位取得のために我慢しなくてはならない?

それが当たり前?


そんな固定概念は

年上の人たちが身銭を切らず

あなたたちに身銭を切らせるためについているいい加減なウソです。

ふざけるな!


もちろん簡単に博士課程を修了できると言っているわけではありません。

時には実験がうまくいかないこともあるでしょう。

英語の論文を読むことが苦痛な時もあるでしょう。

そのため深夜まで研究に時間を割かなければいけないこともあります。

ですがこの経験は、

あなたが次の実験を行うときや

あなたが将来、学生の面倒を見るときの糧になります。


僕がここで指摘したいのは、

研究者としての成長に全く関係しない

「あなたに負担をかけるだけの負の要因」を

排除する努力を怠るなということ。


ここまで「博士がゆく」を読んでくれたあなたが、

第1、第2シリーズでお伝えした通りに研究室を探せば

「あなたに負担をかけるだけの負の要因」を限りなくゼロに近づけたうえで

博士課程に進学し、自分の研究者としての能力を高めることに集中できます。


ぜひ、厳しくも楽しい大学院生活を送ってください。

あなたの大学院生活に幸あれ。

質問箱を開設しました~。「博士がゆく」を読んでの感想や、質問や相談をじゃんじゃん投稿してください。

今日はこの辺で。

またね~♪

いただいたサポートは、博士へのより正しい理解を広めるための活動資金として使わせていただきます。