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思い付きプレイリスト。6

なんだか最近疲れ気味で
こんなんじゃダメだっ!
もっとシャキッとしないと!と思い

栄養ドリンクを買いました。(安直思考)

それを見ていた仲間が

「2000mg配合だなんて、デカデカと書いてあんけどよぉお前、2グラムだぜそれ、たったの2グラム。意味あんのかよって思わねぇ?」

なんて言うもんだから

僕はこう答えました。

「うるせーいいんだよ別に
気休めだ気休め。
でもさ?考えてみろよ
この数十キロもある人間の図体に
それはそれは素敵な影響を与える可能性のあるものがさ
実はたった2グラムの成分によるものなんだとしたら
それって逆にすげぇことだと思わねぇか?」

提示された条件は同じでも
受け取る側の気分だったり、心持ちによっては
理解が異なったりすることがある。

あくまで
時と場合によるとは思いますが

都合よく捉えちゃった方が
いい事もあるよなって
そんな風に思います。

因みにその後

お腹壊しました。笑

僕はきっと

騙されやすい人間なんだと思う。

. . . . . 。

え?

ってゆー

音楽とは全く関係のない
よく分からない話に続き

特に気の利いた解説もなく

好きな曲をただ好きと言いたいだけの

そして時に

お前一体何様だよ!目線で語る

プレイリストを始めたいと思います!

1. Bedroom Eyes / Dum Dum Girls

米カリフォルニア出身のガールズバンド

Dum Dum Girls!

個人的にはこの曲「Bedroom eyes」が収録されているアルバム「Only In Dreams」がベスト。
ローファイ且つシンプルな
ガレージ・サウンドが
とても心地よいです。

元々はボーカルのディーディーさんのソロプロジェクトとしてスタートした企画バンドらしいのですが
いきなりではなく
地道な活動の末に
名門「サブ・ポップ」と契約するなど
単なる企画バンドの枠には収まりきらない
精力的な活動を展開。

2016年に惜しくも解散してしまいましたが
ボーカルのディーディーさんは
新たに「kristin Kontrol」を始動。

こちらはdumdum girlsを
よりオルタナティブ?ポップ?化した感じですが
これはこれで
僕個人としては
とても好きな感じっす。


2. Pages / White Reaper

米ケンタッキー州出身の

ガレージ・パンクバンド?

White Reaper !

初めて聴いた曲が
この「pages」だったので
ガレージ・パンクな印象は全く無かったのですが. . . (個人的意見です、僕的にはパワーポップ)
この曲が収録されているアルバムを聴いて
あぁ、なるほどねと納得しました。
サウンド、ゴリゴリっす。笑

アルバム全体もすごくカッコよく
ロックンロール!な感じで
とても好きなんですけど

この曲の印象が
とにかく強くて。笑

いやー良い曲だなぁ♪って
ワクワクしてしまうんですよね。


3. Green Tinted Sixties Mind / Mr.Big

アメリカのハード・ロックバンド

Mr.Big !

高校生の時に
友達の家に
バラバラの制服を着た野郎ども5〜6人が(みんな違う学校だった)
それぞれギターを持参して集まり
この曲のオープニング部分を
ひたすら皆無言で弾き続けるという
シュールな遊びをしていたことがあります。

会話の最中とかでも
誰かがそれを弾き始めると
皆がそれに続き
結局みんな無言になるという

よく分からない遊びでした。笑

僕は当時
鍵盤担当だったのですが
負けてたまるか!と
この曲のオープニングを必死になって練習したことを
覚えています。

いい思い出です。

あれから数十年経ちましたが
もちろんこの曲は
今でも大好きです。

僕の場合
好きな音楽は
基本「追加されていく」という感覚なので
余程のことがない限り
「変わる」ということはありません。

曲はMr.Bigというバンドの曲ですが
このMVはギタリストのポール・ギルバートさんの弾く
めちゃくちゃカッコイイギターに焦点を合わせた内容になっています。

Mr.Big名物の
マキタ製の電動ドリルを使用した
ドリル奏法を披露してくれるあたりが
ファンとしてはたまらなく嬉しいっす。

個人的には
ドリル奏法をした後
通常演奏に戻る際に
若干ポールさんの右手が
慌ててる感じに思えるところが
なんか可愛くて
とても楽しい♪(←イヤな奴笑)


4. Postcards From Italy / Beirut

米ニューメキシコ州出身のザック・コンドン氏を中心に結成されたバンド

Beirut !

晴れた砂浜を見渡せる
防砂林の葉陰に腰掛けて
爽やかにウクレレを奏でながら
歌い上げるみたいな感じでも
もう十分に様になりそうな雰囲気でありながら
早々に
割と迫力のある
リズムセクション&ベースラインが入ってくる。

これがまたすごくいい。

その後もホーンセクションが合わさったりで
結構賑やかになって
結局わ〜い!って感じになる。(表現力不足. . . )

いつどこで
どの様な経緯で知ったのか
全く覚えてないんですけど
この曲が収録されているアルバム
「Gulag Orkestar」も
よく聴きました。
めちゃくちゃ良いです。

ワールド・ミュージックとインディーズの橋渡し的存在と評される
ザックさんのセンスが光る名盤だと
個人的にそう思っています。

最高っす♪


5. Zombie / Jamie T

僕はいわゆる「ゾンビ」ものの映画やドラマが大好きでよく観ているので
何とも思わないのですが

グロい感じの雰囲気に免疫が無い方は
このMVは観ない方がいいです。

割とコミカルな感じではありますが
まぁまぁグロいっちゃーグロいです笑

選曲理由は
「この曲が好きだから」
それだけです。

悪しからず。

その多彩さから
「UK版BECK」なんて称されたりもするジェイミーさんですが
彼は彼。
唯一無二なセンスを持った
素晴らしいシンガー・ソングライターさんだと思います!


6. Brand New Key / Melanie

この曲について
メラニーさんはインタヴューにて
こう語っています。

心の扉を開けよう(邦題)ね。
あれをある晩、私は15分で書き上げたわ。

嘘つけコノヤローって思いますが笑

ただ、俗に言う「名曲」の誕生秘話って
真偽は定かでは無いけど
意図したものと言うよりは
何気ないと言うか
こういうあっさりとした感じのエピソードが多い気がするなぁなんて思ったりもします。

少し話の趣旨は逸れますが

ビートルズの有名曲「Yesterday」

この曲はある晩のポールさんの夢の中に現れ

翌朝には完成していたみたいな話を聞いたことがあります。

制作時間的な勝負であれば
これはメラニーさんに軍配が上がるけど

ポールさんのこの話もまた
ぶっ飛び過ぎてて

凡人的感想を述べるとすれば

やはり

嘘つけコノヤローって思ってしまう。笑


また


メラニーさんは
先程のインタヴューで
こう語ってもいる。

人々はあの歌の意味を探ろうとして、時々信じがたい物語を歌詞からこしらえたりするけれど、そのおかげである所ではラジオで放送禁止になってしまった。

先の「15分で作ったわ」発言は
何だか曲そのものが
曲解されてしまい
本人の意図するものとは
別の意味付けをされてしまったことに対する
メラニーさんなりの抵抗でもあるのかなぁ
なんて思ってしまったり. . .

因みに
The Dollyrotsがカヴァーした
この曲のパンクver.もすごくイイです。
これはこの曲の「音楽」としての良さ
そのものを
素直にキャッチした
良い例ではないかなぁなんて
個人的に思ったりします。

最高っす!


7. Do It All The Time / I DONT KNOW HOW BUT THEY FOUND ME

米ユタ州に本拠地を置く2人組ユニット?バンド?

I DONT KNOW HOW BUT THEY FOUND ME!

長ぇっ. . .長ぇよバンド名。笑

ただ、曲は素晴らしい。
洗練されているというか
ムダが全く無い。
少ない音数ながら
ものすごく丁寧に緻密に音が組み立てられている感じがします。

強めの音圧で響くタイトビート
キレの良いリフにベースライン
シンプルが故に生じる音の隙間を
そつなくメロディーが埋めていく。

聴いててめちゃくちゃ気持ちいい🎶

アルコールに揺さぶられた神経と
高鳴る胸の鼓動が
流れる音の塊と
共鳴する。

至福の時。

うーん

酔っ払ってきたかもな。笑


8. Only You / The Platters

The Trojansのスカver.のカヴァーを聴いていたら
急に原曲を聴きたくなった。

この素晴らしいコーラス・ワークがたまらない♪

プラターズを皮切りに
それからしばし
50'sのコーラスグループをハシゴする。
エヴァリーブラザーズ♪
スカイライナーズ♪
タイムス♪
etc. . .

なんて素晴らしいんだ!

「♪アッアッオンリ〜ユ〜」のとこで
首を左右にカクカクやって真似しちゃうのは
きっとビジー・フォーさんの影響だなとか思いながら
この曲のMVを探してたら
原曲より先にそのモノマネ動画が出てきて

飲んでたビール吹きました。笑

歌上手いなぁ〜グッチさん♪

あんまり
似ては. . . いないかな。笑

The Trojans ver. ↓ ↓ ↓



9. Ashes To Ashes / Warpaint

LAを拠点に活動する実験的アート・ロック・グループ

Warpaint!

実験的アート・ロック?笑
「アート・ロック」と聞いてパッと思い浮かぶのは
ヴェルヴェッツとかピンク・フロイドとか
あとは何だ?う〜ん…モット・ザ・フープルは違うのかな…クイーンもアートっぽいと言えば
アートっぽいしなぁ…
と、まぁ、いずれにせよ彼女達のサウンドは
それらとは全く似てないように僕は思う。
「実験的」という意味では
若干、チボ・マットに近い感じがしないでもないけど、そこはやはり別物。

その形容のし難さは寧ろ
「個性」なんじゃねぇかな?と思ったりもする。

今回選曲した「Ashes to Ashes」はデヴィッド・ボウイさんの有名曲のカヴァー。

「Space Oddity」で華々しく宇宙へと飛び立った
あのトム少佐が
実はただのジャンキーだったという
強烈な内容の楽曲。

破壊と再構築。

あぁ、なるほど

ボウイさんもある意味
アートっぽいかもなぁ。

因みにこの曲が収録されているアルバムの一曲目

「Set Your Arms Down」という曲に

僕はそこはかとない「レッチリ」っぽさを感じたのだけど

彼女達を支持するミュージシャンの中に
ジョン・フルシアンテさんの名前を見つけたりして

あぁ何となく共通するものがあるのかもなぁなんて
考えたりもした。



似てるだの
似てないだの
アートだのジャンルだのと
グダグダ講釈を垂れてしまいましたが

結局のところ

僕は彼女達のサウンドや楽曲が

ただただ好きなんです。

カッコイイし

ロックンロールだ。


10. (What's So Funny' Bout)Peace, Love And Understanding / Cymbals

この曲の何が好きかと言えば
土岐麻子さんの声ですね。
いい声だなぁって思います。

ソロになってからの土岐麻子さんの曲は
正直、あまり知らないのですが…
シンバルスの曲は
今でもよく聴いています。

この曲に関しては
「カヴァー」としての
楽曲のアレンジセンスも
めちゃくちゃ素晴らしいなぁって思います。

MVは公式がありませんでした. . .

この曲は
ニック・ロウ氏が在籍していた
Brinsley Schwarzというバンドのカヴァーで
曲自体は
エルヴィス・コステロさんのアトラクションズのカヴァーが有名なのではないかと思います。

愛と平和と理解を信じる事の何がそんなにおかしいと言うんだ?

元々はヒッピー文化を題材にして書かれたとされるこの曲は

過ぎ行く時代の
様々な局面に於いて
そのメッセージを向ける世界への方向性だったり
またはそれを受け取る側の世代だったり
思想や生き方、常識等が
時に激しく、時に緩やかに移り行く中
恒久的な輝きを放ち
優しくも力強く響きながら
常にその時代を生きる人々の心を掴み
そして魅了し続けている
そんな楽曲であるように
僕には思えます。

この曲は真理を歌っているのか?
綺麗事なのか?なんてことは
僕には分からないし
どうでもいいし
考えもしないけど

僕はこの曲が大好きです。

例え全部嘘だとしても
騙されてやるよって思います。

と、いう

何かちょっと
いい事言ってる風な感じにして
今回のプレイリストを
終えようかなと思います。笑

愛と平和と理解を信じる事の何がそんなにおかしいと言うんだ?


良い日曜日を🍀


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