キャリアプランの注意点①

キャリアの語源は「轍」です。
つまり今まで通ってきた道の跡なのですね。

そして現在地から
まだまだずっと先まで
新たな道を作っていかねばならないわけです。

それなのに「今」に執着してしまう人がいますが
「過去」があるから「現在」があり、
「現在」があるから「未来」があるのに
「今」「今」「今」では
「未来」を犠牲にしてしまうかもしれません。

時間だけは
誰にでも平等に流れていきますからね。

実際に
キャリアパスそのものを
存在しないものにしかねない
決断をしようとする方も少なくありませんが
物凄くリスキーです。

将来のキャリアパスに
選択肢がなくなるのは
自分を窮地に追い込みます。

考えてみて下さい。

40才とか、50才になって
できることがない
行くところがない
そんな悩みに直面する自分を…。

メッチャ苦しいと思いますよ。

将来の選択肢を狭める決断というのは
もっとも戒めるべき悪手です。

キャリアパスとはルートですから
１本道では心許ないのです。

当たり前のように複数ルートを持つべきです。

その際に注意すべきなのは
キャリアプランを明確にすることです。

あの山に登ろう！と決めれば
どうやって？というルートは
いくつあってもいいですよね。

あの山が決まらないと
キャリアパスもグチャグチャになります。
あっちゃ行って、こっちゃ行ってみたいな…。

もちろんあの山に登っていたのに
やっぱりそっちの山に登りたいという
キャリアチェンジはあっていいです。

常にキャリアプランを刷新して
より良いキャリア、より良い人生を目指すのは
何ら問題がありません。

大切なのは「あの山」の設定です。
取りあえずでもいいのです。


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