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「あほらいたー」の意味が分かったら鼻で笑った。

ケンカ中の聞き間違いは、要注意。


皆様、
日々の生活の中、
聞き間違いをされたことは ありますか?


話の流的に、何かおかしいな、、、

何か聞き取り辛かったな、、、


そうした時ってどうしてます?


直ぐ聞き直しする派
しない派
必要に応じて対応を変える派

聞き直していいのかな?

今は辞めといた方ががいいのかな?


自分が聞き返した事によって何か変な感じになったらやだな?なんて考えてしてしまう。


今回の私は 

完全に聞き間違いだった。

私が、聞き間違えて 違う意味に勘違いしていた。


だけど、
聞き間違いと分かった時

絶対 自分が聞き間違いをしてたと相手にバレたく無かったんです。


それは 何故か?


旦那と『揉め中』だったから


初めに、、、

私達夫婦は、田舎住まい。

車で移動が当たり前

door to  door が日常の

タウンウォーキング ド素人夫婦です。



夫婦初の福岡 

ワーケーションで2週間の滞在

いつもは車で移動しているが、今回は飛行機を使った。

だから 移動は車以外となる。


この日は、朝からラジオで何度も猛暑日と繰り返されており

熱中症に注意!の日

少し動くだけて汗がでる。


早めに仕事のケリが付いたので、少し観光する事になった。

目的地まで約2km

ここで問題なのが目的地まで
歩くか?タクシーか?又はバスか?


滞在中は、中心地から少し離れた所に、ウィークリーマンションを借りていた。

一番近くのバス停は30分に1本、タクシーはたまに通るが人が乗ってる事が多かった。


とりあえず、途中のうどん屋まで歩き、
そこで どうやって行くかを考える事にした。


うどん屋まで行くと一気に道は大きくなる。
片側3車線で車の数も多い。


土地勘が無く分からなかったが、目的地は地図で見るより意外に近い事が分かった。

残り、1.5km位


うどんを食べ終わり、目的地へと歩き出す。


同じ方向に歩いてる人もチラホラと増えて来ている。


結局、

二人の話し合いで、歩いて行けなくもないか?
とはなったが
旦那は汗をかきたくないな、、、やだな と 乗り気では無かった。


このように、満場一致に至らぬなか、私達夫婦は歩き始めている。


「もう、まっすぐ行けば着くんじゃない?」

と、私

「・・・けど、結構距離あるぞ」

と、旦那。
うどんを食べた時点で汗がTシャツに滲んでいる


「やっぱタクシー呼ぶかぁー?」

旦那は直ぐにタクシーGOを使いたがる。

後ろを振り向き、タクシーが来ないか確認している。


そして、携帯を打っている

早速呼んでいるのか?


いつもは、私の前を歩くのに
今は2.3メートル後を歩いている。
ってか止まってる?


「ここで止まって待つの?」

私も仕方なく足を止め、旦那を待って聞いてみる。


時は昼 外は炎天下だ。

皮膚に当たる日差しが痛い

道端に植えてある街路樹が数メートル毎にあるが、日陰は少い時間帯だ。

ビルとの陰もなく
日陰はそこに少しだけ。


「歩きながら来た、タクシーを捕まえるじゃダメなの?」

歩き出す

暑くて 立ってられないですよ、、、
を出してしまってる言い方の私。


本当はこの時点で、タクシー乗ら無くていいと思ってる。

さっき、私達を抜いて行ったカップでも すでに1ブロック先で行ってるのが見える。

道は、まっすぐ

もう、10〜15分歩けば着くと思う、


「あの、見えるとこでしょ?」

道の先に、
目的地の建物の一部が目視出来る。


「あー、多分あれだと思うよ、、」

「ね、そうだよねー、じゃー歩るこーか?」

、、、、返事が無い

振り返ると、旦那は、まだタクシーを呼ぼうと携帯を触っている。

「、、、、」

少し苛立ってきた。


「とりあえず日陰の所まで 行かない?」

こんな日陰の無いとこで5分立ってる位なら少しでも進みたい私、

そこまでしてタクシーか?
と少し呆れている。


その時、後ろから

「あほらいたー」


と独り言のように呟く旦那の声が聞こえた。

・・・・・

直ぐに振り向かない私

・・・・・

ん?

「あほ ライター?」

何を言ってるの?こんな時に

いきなり何を話し出してるの?

会話になってないじゃん!

・・・

それとも本当に 
道にあほな形のライターでも落ちてたか?

・・・・・


振り向いてみる


旦那は、まだ立ち止まっており

後方50メートル先を見てる。

・・・・・

下を向いても無いし、
手にライターも持ってない


あほな形のライターが落ちてるんじゃなかったのか?

・・・・・

旦那の視線の先に目を向ける

あっ、

タクシーがこっちに曲がろうとしている

・・・・
・・・・

え?

もしかして・・・

「あほ、ライター」


ではなく


「あ、ほら 居た」


タクシーがいたってこと?

・・・

・・・

これだ・・・


えっ?旦那、これ言ってたんだ

・・・
・・・

そっか

そう、だよね

そーーーーだよねぇ

貴方、タクシーずっと探してたもんね!


すべてを理解した私は、
心は上の空

「へーーーーーー」
「ホ・ン・ト・だ・ね、いたね。」


真夏の福岡


「あほライター」に混乱させられた私、、、

くだらない と、


一人で笑うしか無かった


「フッ・・・」


これで苛立っていたと思われたくないので

勘違いしていた事は、

旦那には 黙っておこう。




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