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【Glocal Shift Programme】〜個人探究キックオフ編〜

こんにちは!インターン生のみぞです。

高校生対象グローカルシフトプログラムは、10月1日にチーム活動の最終成果報告会が行われ、続いて個人探究のフェーズに移ります。

▼最終報告会のレポート(前後半)リンクはこちら▼

活動の様子

今回10月29日は個人探究のキックオフdayとなりました!

◯チェックイン

今日も毎回恒例のチェックインからスタートしました👟

▼チェックインの項目
・呼ばれたい名前
・この一か月間どんな感じで過ごしてた?
・今日の目標

▼高校生の声(一部抜粋)
・最近バイトを始めた。会話が好きだからどんどん話していきたい。話すだけじゃなく、みんなの話を聞いて成長したい
・体育祭準優勝した!個人探求のイメージを掴めたらいいな。
・修学旅行に行ってきた!個人探究で自分のやりたい方向性がまだ決まっていないので決めたい。

◯アイスブレイク

 アイスブレイクでは、「ポジティブネガティブあげさげしりとり」(みぞ命名の通称:ポジネガしりとり)を行いました。「ポジティブネガティブあげさげしりとり」とは、ポジティブだと思う単語とネガティブだと思う単語を交互に使いながらしりとりをするゲームです。

作成:みぞ

このゲームを行う狙いは、ポジティブ・ネガティブのイメージは人によって違うということを体験することです。高校生のみんながこれから社会課題を考える上で、物事に対して自分が持つイメージだけではなく、広い視野を持って取り組むことを意識するきっかけとなるのではないでしょうか。

▼同じ単語でも人によってポジティブ・ネガティブが変化する例
カレーライス
Aさん:カレーは美味しいから好き!→ポジティブ
Bさん:カレーは苦手……→ネガティブ

▼実際にポジティブとして挙げられた単語
・スルメイカ(美味しいから)
・キツツキ(かわいいから)

▼実際にネガティブとして挙げられた単語
・プリン体(身体に良くないイメージがあるから)
・リンゴ(しばらく時間が経ったものを食べると口が痺れるから)

◯チーム活動の振り返り

個人探究に向けて自己探索を行う前に、チーム活動についての振り返りをワークシートに沿って行いました。

実際に使用されたワークシート(インターン生のしょうさんが作成した自信作です✨)

今回の振り返りでは、

・情報収集能力
・課題発見&課題解決能力
・情報編集能力
・プレゼン能力
・チームワーク

以上、5つの項目のうち、どれが・どんな風に成長したと感じるかを考え、共有してもらいました。

情報収集能力が成長した!
先行事例の存在を知って活用できるようになった。情報の信憑性も疑えるようになった。
チームワークが成長した!
→学校が違う仲間とも仲良くなれた。みんな忙しい中、協力して最終成果報告会を迎えることができた。

高校生の発言より一部抜粋

その他にも「チームメンバーそれぞれの興味関心がバラバラで方向性をまとめるのに苦労した」「チームの会議ではメンバーごとに自然と役割が決まっていて、スムーズに調査や発表準備を進められた」など、チーム活動についての様々な振り返りを共有しました。

◯ペアインタビューで自己探索〜興味関心の整理〜

 個人探究はまず、高校生同士のインタビューを通じて自分自身の興味関心を整理するところから始めます。個人探究活動は、チーム活動とは異なる形で自分自身の興味関心に沿って探究ができるからこそ、「自分が何を探究したいのか」という部分だけでなく、「自分の原点は何か」「自分は何に影響を受けてきたのか」に至るまで自分自身を深掘りし、今後の活動方針の根幹を探すことが必要になります。

インタビュー形式で自己探索を進めていくにあたり、高校生のみんなに意識してほしいインタビューの心得がレクチャーされました。

▼6W1Hを意識しよう
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(誰が)
・Whom(誰に)
・What(何を)
・Why(なぜ)
・How(どうやって)
※今回、How much(どのくらい)は自己探索のインタビューを行う上で不要と判断したため省略しています。

▼共感の雰囲気を作ろう
相手の話しやすい環境を整えるために「頷き」「相槌」「表情」「視線」「姿勢(ジェスチャー)」等を意識しよう。

▼「沈黙」も大切にしよう
沈黙の間に無理やり話題を振ったり、相手の回答を決めつけて促してしまったりせず、相手が質問について考える間の「沈黙」を楽しむ心の余裕を持とう。

レクチャーより一部抜粋

今回は以下の3つの項目毎にインタビューを行いました。

・歴史的資産
→これまで歩んできた時間の中で蓄積された、自分を特徴できる要素。
・強み・競争優位性
→自分が他の人に比べて秀でている要素。
・大切にしている価値観
→何に価値があるかを認めるに関して自分が大切に考えていること。

高校生のみんなのインタビューの様子を一部お届けします✨

▼「歴史的資産」
・お父さんがキャンプ好きだから、自分もキャンプや自然が好き!
・小学生から英語を習っていて、英語や他文化圏にも興味がある!

▼「強み・競争優位性」
・ケンカの仲裁など、中立の立場に立てることかな?
・好奇心旺盛で何にでも参加できること!

▼「大切にしている価値観」
・心が躍る方に進むこと!とりあえず楽しもう精神!
・家族に感謝すること。

高校生のインタビューより一部抜粋

インタビューの中では他にも、「それっていつから?」「そういえば自分って〇〇だったことを思い出した!」「私も!」「確かに!今まで意識したことなかったかも!」「今だったらどうしてた?」など、お互いを引き出す質問がされていたり、インタビューの中で新たな気づきが生まれたりしている様子でした👀

2名の高校生がオンラインで参加してくれました。

◯共有タイム

インタビューをしてみて、「自分のこと・相手のことをどれだけ引き出せたか」や感想を共有してもらいました🌱

・100%引き出せたと思う!自分って聞くより話すことの方が得意だと思ってたけど、意外と聞くのも得意かもしれないと感じた。密度が濃くて楽しい時間を過ごせた!
・聞くのはしんどくないけど、自分のことを話すのは大変だった。
・もうちょっと話したかった!最初はテーマについて話して、そこから派生して繋げていった。相手を通して自分を知れたことが印象に残っている。
・ペアのメンバーが質問上手で真似させてもらった。インタビューの力を磨いて個人探究でも活かしたい
・インタビューを通して初めて、「自分の興味関心が父親の興味関心に影響を受けているんだ」と気づくことができた。

一部抜粋★

高校生同士でインタビューをすることで、相手の経験・価値観の中の「自分と違うところ・似ているところ・同じところ」を見つけ、「相手を通して自分を知る」こともできました🌟

◯チェックアウト

チェックアウトはSlack上で感想を共有してもらいました。

自分の可能性を引き出せたと思った!質問するのに時間がかかってしまったけど、これはつまり、もっと会話を広げられるような質問ができるということだと思う!
・今までは聞くだけが多く、自分から深くインタビューする機会がなかったので、今日のワークでインタビューの難しさを実感しました。でも、それと同時にインタビューの力がついたなと思いました。これからの個人探究でも今日の経験を活かしたいと思います!
・インタビューをして話を深めていくのはあまりやったことがなく、難しかった。でも、相手の話を聞くうちに自分の考えも深めることができて、自分のことを見つめ直す機会になったし、すごく楽しい会話ができた!

Slackより一部抜粋

 今回のワークではインタビューを通して個人の関心を整理し、自己の探索を行いました。高校生のみんなが今回見つけたそれぞれの「自分の軸」や「自分の興味関心」に沿ってこれから個人探究を進めます。また、今回のインタビューの手法・経験も、個人探究に活かしていきます✏️

 個人探究キックオフを終え、次回は自身の周囲や社会で何が起きているのかリサーチをして個人探求の目標設定へと向かいます。毎回のワークで成長していく高校生の様子にご注目ください!👀これからもお楽しみに〜✨


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▼「個人探究」への参加メンバーまだまだ募集中!

高校生の皆さんは、オンラインでもリアルでも参加できるので、ぜひ参加してみてください♪
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