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学生レポート📝2/18実施 奈良信用金庫×GLOCAL FUTURE MAKERとのダイアログ🌐

みなさん、おはようございます!

最近、お昼ご飯に週4うどんを食べているインターンの三谷です!
先日、奈良信金金庫さん×GLOCAL CENTERとのオンラインダイアログワークショップに参加しましたので学生参加者目線で当日の様子をお伝えします!

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(GLOCAL CENTERでは奈良信用金庫さんとこれまでもインターン生と2030年の未来の奈良語りあうワークショップ等コラボレーションをご一緒させていただいています。感謝。)

👩👦始まる前の雑談~参加者の声~

・参加の企業さんは「ものづくり」がメインで学生とは親しみがあまりない業界なため普段体験できない次世代の声や世界観を知ってもらいたい
・若い学生の意見を聞いてみたい
・普段話せない社長が多いので学生にたくさん吸収してもらいたい
・世代別の交流会は重要。どんどんこんな機会が増えていって欲しいとみなさんから声が出ていました。

🌠本日のダイアログのGOAL

GOAL:企業と学生がフラットな関係で奈良の未来について対話をして自身の「生き方」や「働き方」に対する考え方のアップデートをしていく

奈良信用金庫の専務理事、菊澤さんから冒頭、「どの企業さんでも悩みごと・課題感として採用・人の教育について触れる機会が多く、これからの経営についても若者の声を聴いてみることがヒントではないか」と述べられました。現在の学生はどんな思考を持っているか理解をして、経営していくことが自身の企業や地域の動きは良くなっていくとのことで今回、実際に私たち学生が招かれ色々な考え方を見つけるきっかけにしようと会が開かれました。

経営者×学生が未来から社会や会社の在り方を見つめ直し、互いに刺激を受けること。よりよい活動につなげていくきっかけにする。

次世代の感性に触れる機会としてこうした場が開かれることは私たちとしても存在意義を感じ、GLOCALの目指す教え学び合う風土に共感してくださる心強い仲間、協力者に出会えました。

⌚本日のワークショップ流れ

♡大切にすること:対話やダイアログを中心に進行していく
・相手の考え方や感じ方を大切にする
・自分の感性(感覚)を大切にする
木を見て森も見る、全体像をとらえて話す練習をする

<ワークショップ流れ・目次>
1.チェックイン
2.グローカルセンター行元さんのリードスピーチ
3.ブレイクアウトセッション1
 →リードスピーチを聞いてみての感想共有
4.ブレイクアウトセッション2
 →学生と企業の意見・想いをそれぞれ共有
  ・学生はどんな働き方をしたいか
  ・学生はどんなこれから社会になったらいいな
  ・自社の魅力
5.チェックアウト

奈良信経営者クラブの経営者のみなさま14名、奈良高専の学生3名、グローカルセンターから学生4名、奈良信用金庫の職員のみなさんが参加しました。

0218ならしん経営者クラブ

1.<チェックイン>
・名前 ・所属 ・今の気持ち ・今日期待していること
→リラックスして時間が過ごせるよう、どんな学生がいるかを紹介。ストレッチや体をほぐし場に馴染むように一言ずつお話しいただきました。

~参加学生の声~
・フラットな場を通して学生と大人のギャップを大切に良い会にしていきたい
・緊張している!
・リラックスして参加したい!
・新しい価値観に触れるのが好きで、奈良のことがどんなことを考えているか知れるのが楽しみ!
・20年以上京都に住んでいてあまり奈良のことを知れていないので、奈良のことをもっと知りたい!
・社会人一年目に求められることを聞きたい!
・意見交換をしたい!  
・違う視点からたくさんアイディアを出していきたい  など

2.<リードスピーチ>
「奈良のFuture Makerとしての若者」
NPO法人グローカル人材開発センター行元さんから講演

今日のGOALである「生き方」や「働き方」に対する考え方のアップデートをしていくためには、まず「手放すこと」が必要とお話がありました。

また、今に至る行元さんのターニングポイントは学校生活でのシステム(ルール)に直面したことだそうです。
「好きなダンスをしたいのに、なぜ準備運動はラジオ体操でないといけないの?」
「学校の靴が真っ白でないといけないのはなんで?」
という疑問が浮かびアクションして制度をアップデートしつづけた先に、「日本の就職活動があまりにも機械的すぎる!」とNPO設立へ。



~行元さんから参加者へのMesseage~

寿屋(現サントリー)時代の風土「やってみなはれみとくんなはれ」を引用しメッセージが送られました。

-経営者の皆さまへ
・未来の象徴の若者の視点をまちに経営に取り入れてほしい!
・若者に「やってみたら」と言ってあげてください

-学生へ
・ぜひまず「やってみてほしい」
そしてFuture Makerとして誇りをもつ若者の声が受け入れられる奈良のまちに、社会、日本にしていきたいとお話しがありました。


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3.<ブレイクアウトセッション1>
ブレイクアウトルームでスピーチを聞いてみての意見共有
参加者26名を今回は4グループに分割!
進行役・進行サポート役・メモ役・リアクション役それぞれ担当をグループごとで分けてトークセッションを行いました。

▼ここではグループ4の紹介をします
私たちは、経営者3人(内一人耳だけ参加)と学生2人で話し合いました。

-企業人小西さん:進行サポート役
・人と違ったことをしたい人間なので、行元さんとマイノリティ感覚は似ていた
・積極的な動きをしてくれる人材を企業は求めている。
・奈良は歴史があって他の県より新しいことに取り組む動きが遅いけど積極的に様々な事を 取り入れてチャレンジしていきたい

-クロダさん:進行役
・年齢は30で学生のような考え方はまだあると思っていて色々同感をした。
・学生の頃スーツを着て就活をするのはすごく嫌だった。
 →当たり前でやっていたけれど当たり前は当たり前ではなくてもいいんだと刺激を受けた。会社に取り入れるように自分から提案したい。

-学生伊藤さん:リアクション役
・何回か行元さんのお話を聞いたことがあるが、新たな発見があった。
・就活がオンラインになった。
→状況は変化したけど制度が変わっていない

感想共有後には、「自分の個性を出すにはどんなことをしてますか?」という問いが。自分のコミュニケーション能力で個性を出している。服装の制限が決まっているのならば話すスキルを伸ばすしかないと思って活動をしていたなど制約の中で個性を伝えていく工夫がシェアされました。

4.<ブレイクアウトセッション2>

🌠FUTURE DIALOG

テーマ:学生と企業で奈良の未来Futureを考える

~考え方のヒント~
・バックキャスティングとフォアキャスティング
→未来志向をして視座の高い目標設定や考え方をする。大きな重要なことを考えて、逆算をしてより良いゴールへアプローチをする方法。

テーマ:「学生はどんな働き方をしたいか?」
(メインは経営者が学生の意見を聞いてみる)企業の魅力を伝える

私のチームでは、経営者2名学生1名でトークセッションを行いました。

〇私からお話ししたこと
「みんなが手を取り合って社会の課題解決に取り組められるような社会を作りたい」
「1人が課題解決できる量を考えたら手の指で数えれるくらいだとすると皆が手をつなぎ合って協力し合い課題解決ができる量を増やしていくようなことをしたい・働き方をしたい。」
「お金や対価などの見返りを求めなくとも社会や地域のために活動できるコミュニティを作りたい・そんな人達が増えてほしい」

〇経営者からのフィードバック
・会社は、利益やお金を稼ぐことが責任
→稼ぐことで社会のお金の循環を生み出している・社会貢献
→pureに直接社会のために活動したい人はNPOやそんな団体で活動している
・自分が社会のために寄付を積極的にしていく考えや余力があるか考えたことがない
→寄付できるか考えたらできない。

 私はそれを聞いてその視点が抜けていたなと改めて企業の責任について考えさせられました。実際、私は株式会社に属して働いて給料をもらったことがない。ある意味社会のため人のためとの考えが先行していて、会社を維持するためにお金を絡めた事業が当たり前なことや会社が存在して事業を行うことで経済が回っていることの考えが抜けていたことに気がづきました。



💭ワークショップ後【経営者・大学生・高校生】の感想


5.<チェックアウト>
経営者と学生それぞれ2人ずつ本日のワークショップに参加した感想を共有し会を終えました。

>経営者
・参加している学生は意識が高くて又お話をさせてもらいたい
・学生と想像より距離が近くて嬉しかった
・行元さんから学びや気づき方の手法や積み方をもっと学びたい
 →うまくいかない時のリカバーやリスクのミニマイズを議論したい
・学生と話すのは採用の時が多くて今回の時のようなフラットな関係で楽しく話せた
・すごい良い会だった
 →自分が会社に対してやり方より在り方の軸を持ってほしい
 →やり方を覚えるんではなくて考え方・在り方を突き詰めていった方が重要

>大学生
・ドストレートで話してみた
 →若い時に考えた理想と現実の違いを教えてもらえた
  柔軟に社会に適応できれば良いなと考えられた。
・久々に大人の人と話してリアルを伝えられた
 →多世代の意見交流会はすごく重要で良い機会だった。

>高校生
メンバーが豪華すぎて震えるくらい、みなさんの貴重なお話を聞けました。400年以上続く企業さんから、学生まで、本当に多様でした。中でも、はじめに学生である私と大学生の先輩から人生のビジョンや「どうありたいか」をお話し。お互いの共通点は『国際的』なことでした。先輩も国際協力的ことがしたい、私は国と人の架け橋になりたい。その共通点がきっかけとなり、皆さん温かく意見を聞いて下さりセッションでは時間が足りひん〜、と名残惜しく感じるほど充実した素敵な時間でした。今回は女性企業家や若い企業家の方にお目にかかれなかったことが残念!次回もぜひ呼んでください!

ワークショップに参加してみて(三谷)

普段グローカルセンターでインターンをしていて様々なイベントに参加したり、社会人の方とお話したりすることは多いのですが、企業さんを交えたワークショップに参加するのはすごく久しぶりでした。
一緒にお話しする方が京都の方ではなく、いつもと違う雰囲気で緊張するのかなと感じていましたが、経営者の方が学生の声を聞いてくださったため、会が進むにつれて緊張がほぐれていきました。
これからどのような働き方がしたいかなど自分の想いを話すことができたため、口にだして初めて気づいた自分の想いや感情(自分が社会に対して抱いていることや働きがいについて)を改めて考え直して話す感覚で楽しく時間を過ごせました。今回、学生が主体的に話す機会がとても多かったのですが、それでも経営者のみなさんから吸収することや新たな気づきを感じれたことはすごく良かったです。

 今回の会を通じてぜひ第2回も開催してほしいと思いました。意見交流の場は社会人にとっても学生にとっても、刺激があり学びを得るきっかけになるため素敵だとも私は思います!刺激を受けて視点を幅を広げて考えを豊かにするためにも意見交流の場にこれからもどんどん参加していきたいです!

経営者のみなさん、奈良信用金庫の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。 またお話しできる日を楽しみにしています :) 


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