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【report】Students Labで2030SDGsゲーム開催!
こんにちは、インターン生の三谷です!
6/22にStudents Labで「2030SDGsゲーム」を実施し、学生15人(内高校生6人)と高校の先生3人の方々にご参加いただきました!
そんな様子をお届けします!
<2030 SDGsゲーム開始!>
木下さんから「SDGsとは?」「2030年に向けた達成目標」やゲームのルール説明などのレクチャーがありました。(2030 SDGsゲームについては記事最後に記載しています。)
参加者はそうそうとうなずいている様子でした。知らない単語に「なるほど~」という場面も見られました。
ゲームは2人1組で進められました。
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<セッション1>
このゲームは前半と後半の2つのセッションに分けかれており、チームの目標のためにプロジェクトカードを実施したり、他のチームと交渉をしてカード交換など行います。チームの達成目標はそれぞれ異なり、一定のお金や時間を持っていると達成、プロジェクトの達成した証を10個持っていることが条件など様々あります。
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「お金をください~!」「時間と交換してくれませんか?!?」など声が飛び交っています。
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<セッション1(前半)タイムアップ!>
11チーム中、目標を達成できたと手を挙げたのは3チームでした。
このままでは豊かな世界ではありません。参加者の意見を全体で共有してから豊かな世界を目指してセッション2へ移ります。
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<セッション2(後半)スタート!>
「世界に緑を増やしたいので、協力してください!!」など目標を達成したチームも世界を豊かにするために活動している様子が見られました。
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<セッション2(後半)タイムアップ!>
豊かな世界を実現することができたのでしょうか?!?!
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結果は、豊かな世界の状況まで変化することができました~!
自分たちの目標を達成できたチームは11チーム中9チームですべての人が達成することはできませんでしたが、達成できなかったチームは、隣から資源を分けてもらえば達成できたり、自分たちの目標は達成が難しいと感じたときに世界のためになにかしようと動いていたり、最終的に参加者全員満足した状態を実現することができました。
<ゲームを通じた感想・参加者の声>
〇ゲーム中・終了時の参加者の声(一部抜粋)
・前半は自分の目標達成のことで必死だった。
・環境が整わないとなんでもかんでもできるわけではない。
→仕事でよく1人で進めてしまうので、周りの進捗がどうなのか気を配ることを考えるきっかけになった。
・自身のカードを重ねず広げておくことが重要だと感じた。
・お金を持ってる人が助けてくれた。
・よくよくPJカードの内容をみたら「化石燃料の促進があって」酷いことをしていたと気付いた。
・PJの達成内容がすごく重い条件があったが、みんなで協力して達成することができた。
〇事後アンケートによる参加者の声(一部抜粋)
・世界の状況メーターなどを意識して、未来まで考えるということが今までできていなくて目の前のことばかりを解決しようとしていたから、視点が変わった気がした。
・自分の行動は世界に影響するし、協力すればもっと世界を変えられる!
・「自分のやりたい」は1人じゃ叶えられない。
・未達成の部分を達成させるために何ができるかと意識を持つこと、そして、余裕があることが目的の実現のために必要であることに気づきました。
・社会・環境・経済をバランス良く考えて行動するって難しいなと思いました。
・楽しかったです!楽しみながらも、現実世界とゲームとリンクする部分があって、ゲームだけで終わらず、現実世界でもSDGsについて考えていきたいと思います。
・SDGsの捉え方が変わったように思います。目標ばっかり見ていたけど、世界が動かないとできないこととかがたくさんあって、これは現実社会でも同じだなと思いました。
<ゲーム終了後>
ゲーム終了後は有志が残り、SDGs関連の情報共有や交流が行われました。
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<参加者でありインターン生のみぞの感想>
とても楽しかったです!目標を達成するために、他のチームとカードの交換を交渉したり、プロジェクトに協力して取り組んだりして、周りと協力しあうことの大切さを実感しました。また、後半からは、世界の状況を気にしつつ取り組むことになり、何かプロジェクトを行うだけでも、自分の所有しているもの、自分が必要なもの、世界の状況、周りのチームの状況など、多くのことについて考えながら取り組み、頭を使いながらゲームを楽しむことができました。
振り返りの時間ではゲームと現実世界の共通点について考えました。ひとりひとりの行動がリアルタイムに世界に影響をあたえる様子、各々が各々違う目標や考え方、価値観を持ちながらも、世界の状況をよくしていこうと協力する過程など、たくさんの部分が現実世界とリンクしていることに気付きました。ゲームでは世界の状況、時間やお金の単位が統一され、「見える化」されており、現実世界よりもわかりやすくなっていたけれど、このゲームで味わった感覚は現実世界で活かすことができると思いました!
<インターン三谷の感想>
普段のグローカルやStudents Labのイベントとは違い、年齢層がかなり低めだったり、初めましての学生が参加していただり、フレッシュな気持ちで運営を楽しみました。(大学生の他に高校生が6人も参加してくれて嬉しい!)
イベントに参加をすることで、知識を得て学びを深めるだけでなく考え方や見方が変わることや交流をして参加者同士の価値観を共有することなどの体験を通してただのインプットではなく充実した経験ができ、未来を考えて行動する良いきっかけになったのではと思います。このゲームをきっかけに小さなアクションが起き、豊かな世界になっていることを楽しみにしています。
<2030SDGsゲームとは?>
カードゲーム「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」はSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までをシミュレーションし体験するゲームです。
SDGsという言葉を聞いたことがない人やあまり興味関心がない人でもゲームが持つとっつきやすさと面白さで知らず知らずのうちに熱中し、楽しみながらSDGsの本質を体験することができます。ゲームを体験したい方や興味のある方はグローカルセンターまでお問い合わせください。
〇簡単に
プロジェクトカードは、原子力の発電の利用停止、オンライン教育環境の向上、漁業の活発化など経済・環境・社会のそれぞれに分けられ様々な種類があります。チームが持っているお金や時間を活用してプロジェクトを実施し、世界の状況パラメーターが変動していく仕組みです。現実世界同様に交渉や交換でプロジェクトを譲ったり時間とお金の交換などOK。そのルールの中でチームが持っているゴール条件に向けて活動していくようなゲームです。
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