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チームでWeb技術について勉強会をしました!

どうもエンジニアの大澤(@qwyngg)です。
今回はチーム内でWebに関する技術について勉強会を実施したので、そのレポートをお届けします。

勉強会を開催した動機

エンジニアが普段コミュニケーションで使いがちな専門用語に対して解説したかったからです。
グロービスは歴史が長い企業ですが、デジタルなプロダクトに深く関わるのは初めてという人が多いです。そのためエンジニアが喋っている言葉があまりに暗号めいているとチーム内の意思疎通がスムーズにできません。
そこでチーム内でWeb技術について勉強会を行うことにしました。幸いグロービスには勉強会に積極的な人が多く、チームに提案した所すぐにメンバーが集まりました。

勉強会で意識していたこと

意識していたことは3つあります。

1. エンジニアがよく使っていて暗号感が高い物を中心に解説する
2. なるべく自分達が作っているプロダクトや最近あった事象を絡めて解説する
3. せっかくエンジニアと非エンジニアが会話する会なので楽しいものにする

まず1についてですが、参加者が転職してもWeb系の製品を扱う会社であればどこに行っても聞くことになりそうな言葉を中心に説明しました。例えば、Cookie、HTTPのステータスコードなどエンジニアがよく使うがパット見意味がわからないであろう言葉です。
逆にあまり必要のないこと、例えばHTTPには1と2があって~~みたいな話はばっさりとカットしました。参加者が情報処理技術者試験に合格する必要はありません。なるべくそういったあまりエンジニア~非エンジニア間で使われない言葉の説明を減らし、業務で使われそうな言葉だけに説明を絞りました。

2は1での用語を理解してもらうにあたり意識していたことです。
営業するときやお問い合わせの対応をするときに実際に使える知識にしたかったので、なるべく説明に実務を絡めることを心がけました。「ログインできないといった問い合わせの時に言ってたCookieって?」、 「エラーがでてる時に話していた500番台ってどんな意味?」といった形で、実際にあった発言と結びつけるようにしていました。

3は昨今のリモートワークもあり、チームの偶発的な会話も減っていたので意識していました。
弊チームはSlackも活発で雑談もかなり多いチームだと思っていますが、それでもこういった同期的なコミュニケーションの機会は貴重です。できるだけ楽しい場所として認知してもらって継続率を上げたかったので、雑談の時間を多くとることを心がけました。雑談の時間に余裕をもてるように一回の勉強会の分量はあまり詰め込まないようにしていました。

具体的な内容

「イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本」という本を対象に読書会をしていくことにしました。
勉強会の方式ですが、図があったほうがわかりやすいですし、図は最初から用意してあったほうが楽なので
シンプルな図が豊富に乗っているので勉強会の資料として最適でした。

以下のスクリーンショットのような形で目次の上にそれぞれコメントする形でログを残していました。参加者もガンガン書いてくれたのでありがたい限りでした。

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 得られたもの

勉強会後、実際にチーム内でエンジニアでない人がステータスコードを理解した会話を行っていました。チームに良い効果をもたらした勉強会だったと思います。

勉強会後は、参加したメンバーから、以下のような点がよかったというフィードバックをもらいました。
・参加するのに大変な予習がいらないこと
・使われがちな単語に絞って伝えたこと
気楽かつ確実に得るものがあることが良い点だったと思います。
参加してくれたデザイナーもデザイン版の勉強会をやってみようかなと言ってくれました。
また、自分へのメリットとして、技術の話を人に伝わるように説明する機会を得ることができました。こういった場でどんな伝え方をするとわかりやすいか考えるいいきっかけになって良かったです。

 

最後に

この勉強会では説明するだけでなく参加者から多くのことを逆に教わりました。
デザインや法律や取引、顧客への対応それぞれ皆意識していることがあるということが再認識できる会にもなりました。
チームでそれぞれ補い合って最高の製品をお客様にお届けしていきたいですね。

PS

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