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海外に引っ越すなら日曜日着がオススメ

(本日の写真: The Pantheon, Rome, Italy)

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【渡航先】全世界

渡航候補日の料金をまず調べよう

海外に引っ越す理由は人それぞれですし、その理由によって渡航日が自ずと決まって自分たちに決定権が無い人達もいらっしゃるでしょう。
でも逆に自分達にある程度裁量があるのであれば、まずは一番費用がかからないのはいつなのか調べましょう。
オススメなのはSkyscannerというサイト。

出発日を指定してもいいですし、「月全体」で検索することも可能です。

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ただこの中で最安値の便を選べば良いかといえば、話はそう単純ではありません。
以下の項目も考慮しましょう。

A. 特定のエアラインアライアンスでマイルを貯めているか
B. どの時間帯に出発/到着したいか
C. どれくらいの乗り継ぎを許容できるか
D. 預け入れ荷物は幾つまで無料で、追加は幾らかかるのか
E. 何曜日に着くのか

以下簡単に一つ一つ見ていきましょう。

ロングフライトなら自分が良く使っているエアラインアライアンスの便に

初めて海外に行く方の中にはエアラインアライアンスについてご存知の無い方もいらっしゃるかもしれません。
日本語では「航空連合」と訳されるようですが、世界の航空会社が提携をしてお互いのフライトで機体を融通し合ったり(コードシェアと言います)、マイレージを航空会社間で貯めたり使えたり出来ます。
三大アライアンスはStar Alliance、SkyteamとOne Worldとなり、ANAはStar Allianceグループ、JALはOne Worldに加盟しています。

今まで海外出張が多い方はマイレージが貯まってたり、今後渡航先で旅行をご予定されているようであればそのエアラインアライアンスを優先するのは一手でしょう。
高いステータスを持っていれば預入荷物が無料で1個追加出来たりもします。

夜や真夜中の現地着はオススメ出来ません

到着の時間帯も重要ですね。
やはり夜や真夜中はおすすめできません。
まずは治安面。
それでもなくても気苦労の多い海外引越です。
夜や真夜中の到着は更に安全面で神経をすり減らすこととなります。

後は市内への交通手段が限られることですね。
お迎えがある場合は別ですが、公共交通機関に限らずタクシーを使うにしても夜だと選択肢が狭まりますし、費用が余計にかかります。

お財布が許すなら直行便で

一般則として直行便より乗り継ぎがある便の方が安くなる傾向があります。
とかく支出が多い引越し。
なので1回位の乗り継ぎならいいや~、と思いがちです。
ただ許容できる差額の範囲なら、個人的には直行便をオススメします。

一つは体力の面からですね。
渡航先の水や食べ物で体調を崩すこともあるので、とにかく体力は温存したいところ。

もう一つは荷物紛失の可能性を抑えるため。
引越しの際のロストバゲージは旅行時とダメージが比べ物になりません・・。
そして乗り継ぎが多ければ多いほど、乗り継ぎ時間が短ければ短いほどその可能性は高くなります。

預け入れ荷物の単価も調べよう

私が日本からロンドンに移住した際には、全ての荷物を渡航フライトに預けて行きました。
単純にトータルコストが一番安かったからなんですね。

航空券そのものは最安価格ではないかもしれませんが、渡航フライトに荷物を預けた方が引越費用より安かったり、またどうしても自分と一緒に持っていきたい荷物が無料枠以上にある場合は、この預入荷物の単価を考慮した方がいいです。

到着は日曜がオススメ

上記は結構思い付くことなのですが、個人的に大きいと思うのが到着する曜日。
これは日曜日を断然オススメします。

現地到着後もやるべき事は多くあります。
そして何をするにせよ、銀行ないし不動産会社等が営業していることが必要です。
なので到着翌日(月曜日)から動ける日曜日に到着するのが効率的なんですね。
「日曜着のフライトは結構高いんだけど・・」という場合も然りです。
現地に到着したらまずはホテルなど仮住まいをされることが多いかと思いますが、都市によっては一泊平気で1万円とか飛んでいきます。
現地での引越し先が早く決まれば決まるほどその支出が抑えられるのですが、逆に言えば到着が週末前とかになると一生懸命航空券で節約してもその週末の宿泊費で出ていくんですね。
また金銭的余裕があっても、生活基盤を一刻でも早く整えるに越したことはありません。
従って日曜日現地到着するのがオススメです!

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