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ヨガの効果。ムネサイズの波で、サーフィンを4時間した後でも、疲労感がゼロだった話。

久しぶりにサイズアップした湘南。朝9時半から入水するも、久しぶりにサイズアップした休日の海は、300人以上の激混み状態。中級者から上級者が多くて、波に乗れるどころではない。昼からオンショアに変わり波の様子も人の量も変わってくるので、その時間を待つ。とりあえず気持ちを切り替えて、パドルとバランスの練習として、前半は割り切った。

ヨガを始めた理由

半年間、毎日ヨガを集中的に行い、インストラクターの資格をとった。ヨガを集中的に学んでみたいと思った切っ掛けは、サーフィンで痛める腰痛を自分で治せるようになること。ショートボードは、波待ちの姿勢で腰に負担がかかる。1ラウンド平均2時間入水するため、波待ちの時間はそれに比例して長くなる。電車サーファーなので、電車に座って帰ると、腰がしっかりと固まってしまう。これをなんとか治せるようになりたい、セルフメンテナンスができるようになりたいという思いから、ヨガのインストラクター養成校に足しげく通った。

サーフィン中に起きたこと

私は趣味でサーフィンをする程度で、体力的には普通。ショートボードなので海の中では割と動く。波の高い日には、何度も海水の中にボードを沈めて、波を下からくぐり抜けるドルフィンと呼ばれる動作を、何度も全身で行う。沖に出るためパドルの量も多いので、私が入水するは2時間か長くて3時間。波の高い日は、最後は肩と背中の筋肉がパンパンになり、「もう限界」になって海を出る。ところが、昨日は1時間で疲労を感じたが2時間で疲労が消え、そこから集中力が急激に高まった。最後の30分は、ほぼゾーンに入っていた状態。体が勝手にテイクオフし、周りの人が誰も気にならない状態に。通常は周りの人を避けるように気を配ったりするが、もうその必要がないくらいに、危険性がない位置を自然に確保して、そこからテイクオフしていた。まさに自然現象。そこで気づいた。体が、全く疲れていない。

終わった後の感覚

「本当にいい波たっだ!3時間できた!」と思い改めて計算してみたら、4時間だった。4時間?そんなことあるのか。さらに、当日のサーフィン後も、翌日も、全く疲労感が残っていない。どこの筋肉も張っていない。波が多い日はアミノ酸のサプリを摂取して筋肉疲労を和らげるが、それもしていない。あんなに動いた後なのに、疲労感がゼロって一体、何が起きたのだろうか。 

考えられるのは、ヨガ。半年間みっちり行い、筋肉がバランス良くついてきた。それだけではない。筋肉疲労に何が最も効果的だったかと自問すると、感覚的には、筋肉に柔軟性が付いたことが大きな要因ではないだろうか。つまり、筋肉が柔らかくなっているので、引っ張られたり荷重がかかっても筋肉に負荷が掛かりにくい、ということなのではないか。今までで最も辛かったのは、台風前の波で猛烈にサーフィンをして、僧帽筋がカチコチになり首が左右に全く動かなくなってしまったこと。あの時、筋肉の柔軟性があれば、少しは状態がよかったかもしれない。

ヨガの効果、ありがとう

ヨガだな。やっぱりヨガだ。毎日、ちゃんとやってよかった。いくつものクラスに参加しているが、とても熱心にヨガを教えてくれる講師のみなさんには本当に感謝している。強度の強いスポーツの後でも、ふくらはぎに疲労を感じず、柔軟でいられる理由は、ダウンドッグ(両足と両手をマットに乗せて、仙骨を斜め後ろに引き上げるポーズ)の姿勢で脚裏全体がしっかり伸ばせるようになったから。両腕で波をかくパドルが楽になったのは、体全体の筋肉をバランス総動員してパドルできるようになったから。そして重要なことは、腰が全く痛くないこと。どこを伸ばせば、腰が痛くならないかが、体感的に習得できたこと。

本当に嬉しい。これからも、サーフィンとヨガ、続けていきます。

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