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新しい職業

職業とは、ネットで調べてみると「生計を立てるために日常従事する仕事」と書かれていました。

また仕事とは、「何かを作り出す、または、成し遂げるための行動」「生計を立てる手段として従事する事柄。職業。」

とあり、これらをまとめて整理すると、職業とは「生計を立てるために、何かを作ったり、成し遂げたりする行動」と言うことになりそうです。

つまり、職業とは、生計さえ立てられれば、何でも良いということになります。

しかし、日本人はどうもコツコツと仕事をすること自体が美徳であり、それが職業と『同一化』しているように感じます。

ぐうたらに生きることは、人の人生としてもったいないなく、コツコツと仕事をすること自体は、人生にとって意味のあることです。しかし、それを生計を立てる手段である「職業」と一緒にする必要はない訳です。

一時期「金持ち父さん 貧乏父さん」という本が流行りましたが、裕福な一家という方々は、お金がお金を生むという世界に生きているので、職業で生計を立てる必要がないものです。それを、子供たちに教えることはとても重要です。

いいえ、大人たちの方が必要かもしれません。世の中の変化に伴って、「生計を立てる手段」はどんどん変わっていくのに、変化を受け入れずらい大人は現実が見えても、理解できないためです。

何かを作ったり、成し遂げたりする行為を、生計を立てるためとは切り離す。それで、いろいろなことが違って見えてきます。

Youtuberや、ブロガー、eSportsといった世界で、生計を立てる若者が出始めていることを、一過性のものと観てはいけないということです。

きっと、まだ見ぬ世界への適応力は子供の方があるのでしょう。

教育は子供の未来のためです。

高度外国人財と接する機会を多く持つことも子供の未来に役に立ちます。親たちは、子供に限界を作らず、いかに多くの世界を体感させるかで、未来の築かれ方が変わることを忘れてななりません。

そして、これって、会社の従業員も同じだと肝に銘じて下さい。

島崎ふみひこ
異文化コミュニケーション研究所(R)
https://www.globalforce.link/
日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用

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