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PRコミュニティレポート「メディアの目を引くPR術!『Live News α』プロデューサーとの交流会」

こんにちは!グローバル・ブレイン(GB)で投資先のPR支援をしている松井です。

GBでは、投資先企業のサポートの一環として、PR担当者同士が気軽に相談し合える「GB PRコミュニティ」を運営しています。今回は、フジテレビの報道番組「Live News α」のプロデューサーや番組制作担当の皆さんにプレゼンテーションを行う機会をいただきました。

GBの投資先企業10社の広報担当者が、自社の魅力を3分間で効果的に伝えるプレゼンに挑戦。各社のプレゼン終了後に、番組担当者から質問やフィードバックをいただきましたが、そこにはいくつかの共通点が見えてきました

フジテレビ内の会議室でプレゼンを実施

1. 言葉のチョイスはキャッチーかつ平易に

番組内でそのままテロップとして使えそうなキャッチフレーズがピッチに織り込まれていると、聞いていても強い関心を持ちやすいと感じます。一方で業界独自の言い回しや、耳慣れないカタカナ言葉は、そこを理解するのに時間を要するので、短い時間での説明には不利に働いていました。

普段当たり前に使っているけど、わかりにくい言葉はないか。より関心を引くためにキャッチーな言い方は考えられないか。自分たち目線ではなく、メディアの向こうにいる視聴者・読者を意識して説明することが必要だと、改めて強く思いました。

2. 社会との繋がりを設計する

PRを考える際によく言われることではありますが、やはり社会との関連性をしっかり説明できた企業に高い関心が集まっていたようです

メディアには社会の公器としての側面もあります。知られざる社会課題、行政との取り組み、新たな消費トレンドなどをうまく絡めながら、自社が何をしようとしているのかを端的に説明することも大きなポイントです。自社のプロダクトやサービスを通じておきた変化があれば、それもピッチに織り込むとベターだと思います。

3. すぐに使えるものを用意する

動画や写真などの提供できる素材、取材可能な人物や企業、直近で開催されるイベントなどを事前に整理して臨まれているスタートアップも多く、反応も上々でした。メディアの皆さんは常に時間に追われているので、すぐに使える素材がある、すぐに取材に動けるとわかると、具体的な話に進めやすいと思います。

また、ある起業家のプロフィールを見て「この方、コメンテーターに良さそう」というコメントも。番組に出演する専門家を常に探しているとのことで、サービスのPRだけでなく、コメンテーターとしてアプローチするというのも、目的次第では有効かもしれません。

さっそく露出に繋がりそうな企業も!

すでに、参加した企業の中で取材が具体的に進んでいるという話も聞いており、とても良い機会になりました。今後もこのような機会を定期的に提供できるように努めてまいります。

最後に、今回参加された広報担当者の方からの感想コメントもご紹介します。

株式会社SUPER STUDIO 金子友美さん
今回初めて参加させていただきましたが、メディアの方から直接当社の事業や取り組みについて番組視点でのフィードバックをいただいたり、どのような視点で番組作りをされているのかを直接伺うことができたりと、大変勉強になりました。またメディアの方のお話はもちろん、同じくスタートアップで広報を担当されている皆さんとの情報交換や交流の場にもなり、とても有意義な時間を過ごすことができました。今回の学びを活かし、より多くの方に当社の事業を知っていただけるよう、積極的に広報活動を行っていきたいと思います。

Free Standard株式会社 野村晃裕さん
スタートアップにとって、広報=事業マーケティングです。
新しい市場を創り、社会を変えようとすればするほど、1社の声ではなくメディアの力を借りてメッセージを届けなければなりません。
その中で各社さんが一番苦戦するのが、メディアの方々との最初の接点を設けること。この最初の一歩をこういった形で繋いで頂けるのは非常に価値がありますし、これだけでもグローバル・ブレインさんに投資頂けて本当に良かったと感じました。

GBPRコミュニティでは、今後もPRについて勉強会など企画予定です。GBの投資先企業限定となりますが、参加ご希望の方はこちらまでご連絡ください🙋‍♀️


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