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【解説と設問を発表】新型コロナウィルスの蔓延「新・日本の論点:Japan Today and How It Got This Way」第1回3/27(日)20時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「日本の今」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

新企画「新・日本の論点:Japan Today and How It Got This Way」ワークショップ第1回「新型コロナウィルスの蔓延」を3/27(日)20時@オンラインで開催します。このワークショップの解説と設問を発表します。以下新ワークショップの案内です。

「新・日本の論点」第1回ワークショップ「新型コロナウィルスの蔓延」のご案内

「新・日本の論点」は外国人と一緒に仕事をする機会のある方、留学予定の方には必修の内容だと思います。多くの日本人は初めて海外で暮らした時、或いは取引先や同僚の外国人から、これら日本の諸問題に関して英語での説明をしばしば求められるからです。この教材の英語はそれほど難解ではありませんが、深く社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。

今後の予定としては月2回、年間24本のエッセイを2年かけでグループで議論し、これらの日本が抱える社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが現在主宰しているフォーマットを利用します。

このワークショップの第1回を3/27(日)20時からオンラインで開催します。ワークショップで使う資料は「書籍」なので、本を購入しないと中身は読めないのですが、最初の章だけは以下のリンク先から読むことができます。書籍を未購入の方も、ぜひご参加ください。第1回のテーマは「パンデミックと日本政府の対応」です。

新型コロナウィルスの蔓延「新・日本の論点」第1回

日時: 2022年3月27日(日)20:00~21:30
場所: オンライン
費用: 初回参加者800円~ チケット・サイトでご確認ください。

【チケット】

チケットは以下のサイトから申し込み「お願いいたします。

新型コロナウィルスの蔓延「新・日本の論点」第1回 3/27(日)20時@オンライン -

【解説&参考資料】

ワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。

[note]新型コロナウィルスの蔓延「新・日本の論点:Japan Today and How It Got This Way」第1回3/27(日)20時@オンライン|

オミクロン株の出現により、遂にコロナ・パンデミックも3年目に突入しました。世界的に見れば、日本は感染者は少なめと言われてきていましたが、オミクロン株が大流行し、検査キットも不十分な現在、本当に日本でのコロナ感染者が少ないのか、疑問を持つ人も多いようです。

ニュージーランド、台湾、ベトナムなどの一部の国はこのパンデミックを巧みにコントロールしてきました。しかし、世界でもコロナの流行を抑えるのに成功してきた国はそれほど多くなく、日本の現状が特に悪いわけでもありません。それでも、危機に対する初動の遅れ、様々な活動の自粛期間の長さ、ワクチン接種の遅れ、PCR検査数の少なさ、コロナに対応した機動的な公衆衛生及び医療政策の失敗など、日本国民が政府のコロナ対策に不満を持っているのは明らかです。今後も予想される、新たな感染症の脅威に対して、どのような解決策が必要でしょうか。過去の日本の政策を分析して、一緒に考えてみませんか?

以下、比較的短めの英語の論考を複数用意しました。

Outlook 2021: Public Opinion and Pandemic Policy | Research | The Tokyo Foundation for Policy Research

Japan slams the borders shut on Omicron

Tokyo Olympics reach the starting line even as most Japanese say country has handled pandemic poorly

各地でコロナのまん延防止等重点措置が解除されました。以下は今年1月に岸田首相が国民に呼びかけた、この措置への適用の要請に関する会見の動画記事です。

令和4年1月18日 まん延防止等重点措置の適用の要請等についての会見 | 令和4年 | | 首相官邸ホームページ

おりしも、ここ数日、東北での地震のため、東日本で節電の要請がありました。多くの識者が述べていることですが、日本の政策やガバナンスの特徴は法律による規制ではなく、自主的(ボランタリー)な行動を促すこと、もしくは表現・発言の自粛です。これはコロナに限らず、報道の分野でも以前からいわゆる自主規制「self-censorship」が問題視されていました。

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