見出し画像

[解説と設問を発表]国連:災害と紛争により、持続可能な開発目標の実現が困難に【SDGs英語ニュースについて議論する】第51回2/18(土)10時 @オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第51回2023年2月18日(土)10時@オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中には含まれていませんが、「国連:災害と紛争により、持続可能な開発目標の実現が困難に」という記事について議論します。このワークショップの解説と設問を発表します。

この記事は2022年7月に発表されたThe Sustainable Development Report 2022の内容について言及しています。また記事はWebで読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。以下ワークショップの案内です。

ワークショップ第51回「国連:世界的な災害により、持続可能な開発目標の実現が困難に」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマは大型災害と紛争に揺れた2022年の世界的なSDGsの取り組みについてです。

2022年7月7日にThe Sustainable Development Report 2022が発表されました。2021から2022年にかけての1年は、COVID-19、気候変動によるパキスタンなどでの大規模水害、ウクライナ・ロシア間を筆頭とする世界での紛争の激化など、SDGsの主要な目標である貧困と飢餓の撲滅、地球温暖化の防止などの持続可能な開発目標達成を危うくするような事態が続いています。

The Sustainable Development Goals Report 2022

なかでも、識者が危機感を強めているのがロシア・ウクライナ紛争から波及した米国vs中国の対立激化と長引く紛争による気候変動への影響です。トランプ大統領の時代は米国が警戒していた中国の脅威は主に経済的なものが中心でしたが、近年は台湾・韓国・日本も含む東アジアでの軍事衝突を前提とした危機が論じられています。

混迷の世紀 2023巻頭言~世界は平和と秩序を取り戻せるか~ 【前編】

そんななか、先進国に対する不満を募らせているのが気候変動による大規模災害や海面上昇による国土の消失などで深刻な危機にある発展途上国です。途上国は、CO2を大量に発生させるウクライナでの大規模戦闘による地球温暖化の進展、そして戦争には経済的支援を惜しまないのに、国土の1/3が水没したパキスタンなどの国に対する援助には関心が薄い先進国の態度に不信感を抱いています。

この問題は現在のグローバル化した世界の「国際関係」「パートナーシップ」のあり方に関する根本的な問題だと指摘する識者も少なくありません。今回は持続可能な開発と世界の覇権について、英語で議論します。

日時: 2023年2月18日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

UN: Global Disasters Put Sustainable Development Goals Out of Reach

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

国連:災害と紛争により、持続可能な開発目標の実現が困難に【SDGs英語ニュースについて議論する】第51回2/18(土)10時 @オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

このワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。

国連:災害と紛争により、持続可能な開発目標の実現が困難に【SDGs英語ニュースについて議論する】第51回2/18(土)10時 @オンライン|Global Agenda

解説

北米で中国のものと思われる気球が相次いで見つかり、米中の間で緊張感が高まっています。

アメリカ軍 飛行物体を撃墜 今月4回目 日本でも過去に目撃? | NHK

そして、ロシア・ウクライナ間の戦闘は、新たな兵器の投入により、さらに死者が増え、ロシアだけでも1日800人をはるかに超える死者が出ているようです。

ロシア兵の死者、1日あたり824人とウクライナ 侵攻当初以来の多さと

NHKの「混迷の世紀」の記事を読む限り、戦闘が悪化したのは米国の外交に対する姿勢の問題もあるようです。おかげで、気候変動にくわえて、食料やエネルギーといった、すべての人間に不可欠な資源が不足し、価格が高騰、どの国でも貧困層がさらに追いつめられる事態となっています。

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

「英語で学ぶ現代社会」のニュースレター(無料)の購読はこちらから。

ここから先は

2,216字
この記事のみ ¥ 300

この記事が参加している募集

この経験に学べ

サポートして頂いた資金は、ワークショップやブログ記事の準備費用に充てたいと思います。今後もグローバル・イッシューに関するトレンドを逐次紹介していきます。