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Googleの面接はなぜ4回なのか?

Googleの採用面接を受ける場合、面接の回数はほぼ4回以内です(例外はあります)。

外資系の金融系の会社だと10何回と面接があったりする会社もありますが、Googleの場合は4回とすごく簡潔に終わります。

Googleの面接が4回なのは、グローバルで基準があり、アメリカで面接を受けても、東京で面接を受けても、面接回数は基本同じです。

ではなぜ4回なのでしょうか?Gooleはエンジニア発祥の会社で、なんでもデータをとって、最適解を見つけてマニュアルにしていくというカルチャーがあります。面接回数に関して、5年以上、採用前の面接回数と、入社後のパフォーマンスに関しての関連性のデータを追っており、Googleの発表するところでは、4回以上面接を重ねても、優秀な人をとれる確率はあまりあがらないというデータがあります。

グーグルの人材募集チームのアナリストであったカーライル博士によると、採用した人物のパフォーマンスが優れているかは、4回の面接によって86%の信頼性で予測できることがわかりました。一方その後の面接では1回につき1%しか予測精度は向上しなかったとのことです。

Googleでは、個人の経験や勘に頼ることなく、データを収集し、そのデータを解釈して得られたエビデンスをもとに、企業行動を決めています。特に、採用においてはその傾向が強いと思います。非常に、論理的で明確なGoogleらしさが採用面接でも感じられますね。



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