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青井
2024年4月9日 07:29
空想ごっこ。私が小さな喫茶店のマスターだったらいいのにな。ブラウンの壁と小さなステンドグラス窓、椅子はビロードの赤色のソファと木製のアンティーク、人工大理石のテーブル、古い天体模型。私はここではただの「無口なマスター」で、他には何も求められない。不登校の少年には甘くないココアを、無口な美しい女性には紅茶を、本を片手にやってくる初老の男性には珈琲をいれてあげられる。小さなチョコレートを添