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困難な時ほど可能性にフォーカスする

僕は新入社員など若手に贈る言葉として
「可能性を信じる」をチョイスすることが多いです。

経営を学ぶ中で多くの恩師との出会いがありました。
そして、今の自分に大きな影響を与えた言葉にもたくさん出会うことができました。

その中の1つをご紹介します。

「限界は自分の頭の中で作り出した幻想である」

という言葉です。

例えば、
会社を辞め、自ら起業する。
新規事業をグロースさせる。
プロダクトを通じて常識や慣習を打破する。

こうした思いを持っている人は多いのではないでしょうか。

ただ、これらの出来ない理由をあげようと思えば、
いくらでもあるし、やらない自分自身を
正当化し守ることは簡単です。

頭の中で作り出した限界という幻想は、
別の表現をすれば「単なる感情」です。

「もう無理だ」
「こんなの出来っこない」
「やったところでどんな意味があるだろう」

と、思うこともあるでしょう。(人間だもの)

ただ、「単なる感情」にさも在りそうな理由をつけて、
あたかもそこに超えられない限界があるかのように
喋っているだけなのかもしれません。

「本当に無理なのか」
「本当に出来ないのか」
「実現した先にどんな価値をつけられるか」

と、前向きにとらえる思考が大切です。(きっとそうだ!)

1つ1つを自分の頭で考えて、
上手くいかないことを整理し、
改善を繰り返していくことで、
事業は突然ブレークスルーします。

限界とは、自分の頭の中で作り出した幻想なのです。

「困難な時に人は成長する」
これは多くの人が言うことです。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」

新人や若手時代に必ず一度は聞いたことがあることわざだと思います。

このことわざの意味を調べてみました。

若い時の苦労は買ってでもせよとは、若い時にする苦労は必ず貴重な経験となって将来役立つものだから、求めてでもするほうがよいということ。

ホントその通りだと思う。
ただ、苦労という言葉が何だかミスコミュニケーションを発生させているように感じます。

苦労の意味も調べてみました。

1.精神的、肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること。
2.人に世話をかけたり、厄介になったりすること。

これでは「買ってでもしろ」と言われても誰もやりたくないですよね。

時代とともに言葉は変わります。
今の時代にあった翻訳をすることで、もっと多くの人が受け止められる言葉にすることができるように思う。

僕の苦労の解釈は、「辛労」「難儀」「辛抱」などではありません。

僕は苦労を「チャンス」だと捉えています。
自分の能力を向上させる「良い機会」だと考えているのです。

「向上心」とは、自らの能力を向上させたい意思のことです。

もっと言うと、自分の能力や可能性を信じていて、その能力を伸ばす機会に臆せずに飛び込み、努力をし続けることだと思う。

「苦労」はチャンスなのだ。(そう言い聞かせているふしもあるww)

「苦労」をネガティブに捉える個人やチームは愚痴が多い。
愚痴が多いかと思えば、自分のキャリアや成長意欲は口にする。

残念ながらそれは無理だと思う。

「苦労」をチャンスととらえず、常に半身の構えを変えず、自分を肯定するために誰かや、何かの愚痴を言っていても、世界は1㎜も変わらないからです。

ビジネスだけでなく、僕らの社会は「苦労」をチャンスとして活かせた人が活躍する、そういう仕組みで成り立っています。

スポーツ選手も
研究者も
学者も
アーティストも

あらゆる世界の成功者は「チャンス」を掴んだ者です。

「苦労」の先に成長も成功も、きっと栄光もあると思うのです。
順風満帆で成功を手にした人などいないはずです。

苦労して、努力して、あきらめなかったから、成功したのだと思います。

だとしたら、目の前に現れた「苦労」を掴みにいかない者が能力を開発させ、成長し、成功できる可能性は低いです。ましてや栄光を手にすることはできないと思います。

だいぶ精神論っぽい話しで恐縮ですが、でも…… なんだか正解な気もするのです。

ぼくは「全ての人には等しく可能性がある」と思っています。

自分に眠っている能力を開発していくためには
「チャンス」に積極的に手を伸ばしていくことが重要だと思う。

問題なのは、「チャンス」はいつもピンチの顔をしていることです。
ついつい腰が引けてしまうかもしれない。

そこで一歩踏み出せるかが、成長できるかの「真実の瞬間」であり、
結構大きなな分かれ道だったりする。

前に進むか、止まるのか。

最後は自分の意志次第です。

僕は自分の可能性を信じているし、
会社やスタッフの可能性も同時に信じている。

一度や二度、失敗したっていいじゃないかと思う。

全てが上手くいくわけないし、
順調なんてこともほとんどない。(いや、まったくないww)

それでも僕は可能性にフォーカスしたいと思う。

「可能性を信じる」ことができなければ、
何も始まらないし、きっと何も起こらないからだ。

だからこそ、
「困難な時ほど可能性にフォーカスする」


こんにちは。最後までお読み頂きましてありがとうございます。このnoteは僕のつたない経営や、インナーブランディングを行う中でのつまづきや失敗からの学びです。少しでも何か皆様のお役に立てたら嬉しいです。サポートはより良い会社づくりのための社員に配るお菓子代に使わせていただきます!