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簡易企業分析(株式会社AGRI SMILE)

【目次】
1,対象企業の概要
2,簡易知財分析
3,アート思考/デザイン思考の有無

1,対象企業の概要
株式会社 AGRI SMILE

当該企業ホームページより


(事業内容)
農業DXプラットフォームの提供など
(注目製品など)
『AGRIs』
暗黙知となりがちな栽培技術を2D / VR動画で体系的に集積し、産地の技術共有を円滑化

当該企業ホームページより


2,簡易知財分析
(特許)
・本企業による出願は認められなかった
・キーワード検索(農業、栽培技術、暗黙知)すると、出願はされているものの登録率は低い。各出願内容を見ると下記に集約される
・課題の要約
生育は農業者の「経験」に依るところが多く、また天候などに左右されることから適切な栽培が出来なかった
・解決方法の要約
「経験」を可視化し、そのデータを少なくとも保存部と出力部に分けて、基本情報と現状を比較して遠隔・自動的に生育を行う

Tokkyo.A.iにより検索


(考察)
農業の大変さや少子高齢化の影響もあり、農業者の数は減少傾向にある。そのようなイメージを打破する面し、また日本の農業も守るため、栽培技術の自動化や可視化が開発されている。
対象企業のサービスは進歩性の点から特許に至らないと考えられるが、VRを用いることにより、より栽培技術の共有が実感できると思われる

3,アート思考/デザイン思考
デザイン思考が窺える
顧客の深層心理である「経験値不足による生育リスク」を回避でき、農業との新たな関係性構築ツールに該当するからである

以上




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