glance:窮鼠デジタル化を進める(5月12日分)
おはよう、コーヒーをアイスに切り替えたよ。
◽️昨日は
東京都の感染者数の報告漏れや重複があった事が公表される。
◽️重大さ
何人感染数が出たか、それが国民の行動を大きく制限している中、この報告は重大な問題だ。
◽️悪いのは
(いつだって)憎むべきは間違いを産んだ仕組みである。間違いが産まれる環境を改善する事が最優先である。今回の原因はデータベースの欠如、保健所の業務過多と発表されている。データベースの早急な設置と、業務過多にならない効率化への対応が必要とされる。
◽️何も進んでいないのか?
4月23日、コロナ感染者について、発生届を保健所へ報告するフォーマットが紙に手書き、FAXである事が問題視され、1週間で具体的対応策が着手された。この対応の早さも今の環境故だろう。やればできるのである。
◽️見習う国
最も行政のデジタル化が進んでいるといえば有名なのは130万人の国家、エストニアだ。ただ、これも背景は穏やかではない。エストニアがソ連から独立した際、早急に立て直しが必要だった事、物資も限られた中、国家そのものの維持のため戦略がデジタル化だった事、そういった緊急事態が押し進めた。
◽️glance:窮鼠デジタル化を進める
この異例の自粛環境は、変革をもたらすのにちょうどいいきっかけである。物理的な接触が市民の感染を招きかねない今こそ、データベース化、オンライン化、情報の透明性確保などが一気に進むきっかけに出来るはずだ。
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