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教育現場で先生と考えた! 頭の中を整理して見せ合う「脳内トピックス」活用法

お互いの話に耳を傾け、聞き合う。
ビジネスの現場で求められますが、実はかなり難しいですよね。

子どものうちから話を聞き合う姿勢や、考え方を考える土台がつくれたら、学びの幅が広がり可能性が広がると思いませんか?

新宿区立落合第六小学校では、4年前から「お絵かきシンキング」や「ノート学」の授業を通して、自分なりの学び方を探索する取り組みを行ってきました。

今回は日々、子どもたちと向き合っている落六小の先生方を対象に、頭の中を整理して見せ合う「脳内トピックス」を体験していただきました。

教育現場でどのように活用していけるのでしょうか?


脳内トピックスとは?

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自分の興味のあることは?頭の中にあることは?

そういった、自分の頭の中を状態を書き出すことで対話をしやすくできるのが、脳内トピックスです。

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まずは、頭の外側にテーマを書きます。

あとは、設定した問いに対して、頭の中に浮かんだことを単語で書き出すというシンプルな方法です。

単語が脳内に占める割合も意識し、大きさに強弱をつけて表します。

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書き終えたら、互いに見せ合いながら対話をします。

書き出された単語をきっかけに、聞き手は具体的な話を引き出していくことができるので、互いの考えを意図を深く共有していくことができます。


教育の現場ではどう活用する?

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「脳内トピックスを書くことで、何を考えているのかがわかり、
相手をより知ることができた。」

「頭の中をそのまま相手に見せるような脳内トピックスは、
自己紹介や、アイスブレイクとして授業で活用できそう。」

「国語や社会の授業の登場人物の
脳内トピックスを描くなどの方法でも使えそう。」

「低学年は書くことに戸惑いそう。
選択肢を用意したり、まずは書き込んで他の人から指摘してもらうなど、
使い方を工夫する必要がありそう。」

といった意見がありました。

クラスメイトのことを知るために、対話のきっかけとして、脳内トピックスを活用する他に、国語や社会の授業などの登場人物の脳内トピックスを作成する等、「誰かの考え方に寄り添う」ことが、脳内トピックスを活用することで学ぶことができるのではないでしょうか。

そんな脳内トピックスをビジネスの現場はもちろん、教育現場でも活用してみませんか?


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脳内トピックスは、こちらから無料でダウンロードできます。


関連リンク
三澤の著書「ビジュアル思考大全」にも脳内トピックスが掲載されています。
他にも様々な現場で活用できる37の技法が紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。


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