最強のプロジェクトチームを目指せ!グラグリ流ふりかえりプロセス
こんにちは!尾形です。
グラグリッドがプロジェクトで大事にしていることのひとつが、価値観を共有できるチームづくり。「価値観を共有できる最強のチームがあってこその、最高のプロジェクト」と、多くの人が実感しているのではないでしょうか?
その土台となるのが、チームを活かすプロジェクト運営!
今回は、「初めてプロジェクトマネージャーを任されたけど、思うように上手くできなかった!」という人へ向けて。
プロジェクト運営の大事なことを、経験から学んでいける、ビジュアルファシリテーションを活かしたプロセスをお伝えします。
グラグリッド内でやってみたところ。
「あのときそうすればよかったのかぁ!」
「これからはこうしよう!」
など、個人の暗黙知になりがちなことや、次に活かせるポイントを、チームで共有することができて、とてもよい学びとなりました。
■プロジェクト運営の6観点
はじめに、ふりかえりの対象とするプロジェクトを決めます。
そのプロジェクトをどのような観点でふりかえるかが重要になってきます。そこで、今回、私たちが参考にしたのが、「ケースで鍛える人間力リーダーシップ(保田健治 著)」からの引用で、下記の6つの観点。
1.ビジョン・戦略と目標との連動
2.課題の絞り込み・目標設定
3.PDCAサイクル・進捗状況のレビュー
4.マインドセット
5.コミットメント
6.チームコミュニケーション
この6つの観点が、共創的にプロジェクト運営をするにあたり、大事なことを捉えていると私たちは考えています。
※上記の図では⑦がありますが。①~⑥が実施できてないと「相乗効果が発揮されない。」という結果を示す項目のため、ここでは観点とは扱っていません。
■プロジェクトで何が起きたのか?事実・事象を洗い出す。
次に、対象のプロジェクトで何が起きたのか?
メンバーがそれぞれ、付箋1枚ごとにひとつの事実・事象を書き出します。
「slackに入っていないメンバーがいた!」
「必要な予算申請をしていなかった!」
これを6つの観点で行います。
この時大事なのが、自組織で大事にしていることも考慮して書きだすこと。
例えばグラグッリッドでは、「フラットな関係で、創造性を発揮すること」を大事にしています。
フラットな関係性でいられなかった場面は、どの要素をつながっている?
創造性が発揮できなかったのは、どの要素とつながっている?
など、より自分達らしさを大事にしながら考えていきます。
■観点ごとに共有
書き出したら、各自どんなことを書いたか観点ごとに共有。
そうすると、「あー、そんなことあったな」「それってやってなかった!」などと事実ベースで振り返ることができます。
■「次はどんなことをすればよいか?」話し合って、これからが見えてくる!
事実ベースで振り返りを行ってからは、「次はこうしよう!」「それはやらないようにしよう!」といった、今後どうすればよいかの話し合いを行います。
グラグリッドでは、話し合った「今後どうすればよいか」を、「プロジェクトマネージャーに問いかけるシート」という形にまとめました。
プロジェクトを進めている、プロジェクトマネージャーが自分に問いかけられる「問い」の形で書かれているのがポイントです!
「プロジェクトマネージャーに問いかけるシート」、ここでご紹介しますね。
この一連のふりかえりプロセスを経て、プロジェクト運営の大きなポイントを自分たちの経験から学ぶことができました。
グラグリッドでは、こんな振り返りから、最強のプロジェクトチームづくりのために日々精進しています。
このプロセスは、対象や観点を変えれば、皆さまのチームでも応用できると思います。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
(尾形)
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