ヘッダ北大

「Designing Ours」がつなぐ、北大の研究×音楽のフェス"SAIHATE LINES"と、グラレコのお話

というわけで、こんにちは。
Designing Oursという書籍をきっかけに、研究と音楽を、グラフィックでつなぐという、かつてない試みをすることになった和田です。

※Designing Oursとは、故・渡辺保史氏の遺稿「Designing Ours:『自分たち事』をデザインする」をオンデマンド出版するプロジェクトで生まれた書籍です。これからのデザインに関わる人の位置づけを提唱している非常に素敵な本です!

そんなわけで。2月頭に、SAIHATE LINESの打ち合わせや、研究者たちの「自分ごとのデザイン」をご一緒すべく、北海道大学へ行ってきました!

北海道大学、遠友学舎へ!

札幌について早々、北海道大学の遠友学舎へ!
会場の下見と打ち合わせを行い、グラフィックレコーディング実施方法を検討しました。
会場の遠友学舎は窓越しに雪景色が見える、非常に素敵なステージ!このステージを活かした、研究と音楽をつなぐグラレコの形とは?想像がどんどんふくらんでいきます!

SAIHATE LINESの背景にある、研究者たちの思い

今回のイベントの中心となっているのは、北海道大学の大学院、国際広報メディア・観光学院(以下、IMCTS)。
IMCTSは、現在の国際広報メディア専攻、観光創造専攻の2専攻体制から、国際広報メディア・観光学専攻の1専攻2コース体制に改編する過渡期とのこと。
その過渡期において、研究者自らが研究環境を考える「自分ごとのデザイン」をまさに行っており、その集大成として、研究者×音楽家のフェス"SAIHATE LINES"が位置付けられています。

"SAIHATE LINES"のクラウドファンディングの呼びかけ文には、大学や研究者の在り方を変えたいという、切実な山崎さんらの思いがつまっています。

研究者自らが場をつくること。その第一歩に支援をお願いします。
社会が大きく変動し、災害や気候の変化など何が起こるかわからない時代。研究者自身も予測できない出来事に自ら飛び込んでいく一歩を踏み出す必要があると私は考えています。

偶然の出会いを楽しみ、自分以外の研究者への関心を持つこと。そして、研究者自らが場をつくって、研究の面白さ、わくわく感を世の中に伝えていくこと。大学や研究者の可能性を切り拓き、その本来の在り方を問い直す挑戦的な試みに、皆様の支援をお願いいたします。

研究と音楽のフェス「SAIHATE LINES 2019-Prelude-」を北海道大学遠友学舎で開催したい! - クラウドファンディングのMotionGallery


グラフィック=身体を使うからこそ、楽しい!枠にとらわれない考え方ができる!ミニワークショップ

北海道大学に伺った際には、研究環境の改善案を、教授や研究者、学生、留学生など、立場を超えてディスカッションする場にご一緒させていただきました。

↑新たな研究環境「研究の越境ひろば」を模索すべく、ディスカッション!

ディスカッションの一環として、私もミニグラレコ講座&ワークショップを実施させていただきました!
ペンの持ち方、簡単な絵の描き方をレクチャーしたのち、未来志向で研究環境を考えるワークを行いました。

「研究の越境ひろば」が、5年後に本やメディアで紹介されたとしたら?
互いのアイデアを共有して、研究環境のアイデアをふくらましていきます。

グラフィックを描くことは、身体を思いっきり使うこと。身体を使て楽しく考えていくからこそ、枠にとらわれない、思ってもなかったアイデアの飛躍、創造につながっていくのです。
短い時間のワークでしたが、落語ができる舞台、楽器、北大の森のようなあふれる植物など、ふっとんだアイデアがたくさんでて、場には笑いがあふれていました。

これから「研究の越境ひろば」をつくっていくにあたり、ワーキンググループが動いていくそう!どんな風になるのか、楽しみですね。

↑当日のワークショップのスケッチノート。

クラウドファンディング実施中!応援お願いします!

SAIHATE LINESは、現在実施に向けて、クラウドファンディング実施中です。研究者自ら、大学のありかたを問い直しして、フェスという形で社会へ開いていく挑戦。

登壇される研究者、音楽家、パフォーマンスの方々も、非常に刺激的です!

【研究者】
「遠友学舎の歴史的時空」小篠隆生(北海道大学)
「ローカルフェスと地域社会のあいだを旅する」山崎翔(北海道大学大学院)
「場としての早稲田・社学を生きてきて」早田宰(早稲田大学)
「実践的研究者として生きる術―大学をパンクする」矢部拓也(徳島大学)
「社会の新たな価値を創り出す研究を求めて」大庭竜太(トヨタ財団・公益法人協会)
「北海道と対話とイノベーション」難波美帆(グロービス経営大学院、元北大URA、CoSTEP)

【音楽家】
 GREEN CARPET BRASS BAND
 HAPPLE
 わかまつごう
 松本素生(GOING UNDER GROUND)

【グラフィックレコーディング】
 和田あずみ・名古屋友紀(glagrid)
 
【Performance】
 樹氷のじゅっきーくん(山形・蔵王)
 
【ACTIVITY】
北大の研究(者)を旅するプロジェクト
(orgainzed by 北大生 creative team)
 
【CAFÉ&SWEETS】
  Café The Loft(南円山)

【食堂】
  遠友学舎食堂


「SAIHATE LINES 2019-Prelude-」
日時:2019年3月23日(土)(9:30開場)10:00〜 20:30
会場:北海道大学遠友学舎(北海道札幌市北区北18条西7丁目)
主催:SAIHATE LINES実行委員会
パートナー:Peatix
後援:北海道新聞社 札幌市
チケット:学生2,500円、一般:4,000円
(Peatixで先行発売中)
公式HP:http://saihate-lines.com/

ぜひ皆様の応援、どうぞよろしくお願いします!



(和田・名古屋)

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