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退職を選んだ

5月末から適応障害となり職場に行けず
とりあえず一か月、有給を消化しながら今後どうするかを考えていました。

はじめはしばらく休職して復職するのか、退職するのか
ゆっくり決めようと思っていました。

でもやっぱり退職を選びました。

大学4年生の時、ここで働きたいと思って選んだ職場でした。
経験できることの多さ、一緒に働いてこの人から学びたいと思う先輩がいた
から数ある職場の中から自分で選びました。
ここ数年募集すら出ていなかった会社ですが、たまたま1人の枠で募集がでて入職することが出来ました(いざ、入ってみると3人採用されていましたが)。

入りたくて入った職場。
だから退職することは最後の最後まで悩みました。

退職すると決めた1番の理由は、もうその職場には復職しないだろう
と思ったからです。
忙しくて業務過多で、人員も少なく休むと迷惑になるのは
私自身がどれだけ休んで、良くなって復帰しても変わらない環境。
それが今務めている職場の変わらない、変えられない特性だから。

尊敬している先輩もいるけど、やっぱり合わない先輩の言動が
毎日かなりのストレスになっていたのも事実で
チームで動いている以上関わらないようにするのは不可能でした。

社会にはいろんな人がいて、合う、合わないがあるのは当たり前だと思っています。それでも毎日、1日9時間という時間をともにする職場の人。
その人のせいで自分の心がマイナスになって、すり減っていくのも
もう嫌でした。


私の人生においてどういう働き方をしたいのか
働くとはどういうことかをよくよく考えた1ヶ月でした。
私にとって一番大事なのは心身の健康と家族との時間です。
それを一番大切にしながら生活していきたい。
それらが大切に守られたうえで働きたい。
それが、今現時点で出た答えでした。

ここで5年間働いた経験は全く無駄ではありませんでした。
大学生の私が考えて選んだことは間違っていなかったし
たくさんの経験がつめた有意義な時間でした。

今はまだ本当にこれでよかったのか
と考えることもあるけど、私がした選択は間違ってなかったと
数年後、数十年後に言えるように日々を大切に生きていこうと思います。



急に仕事に行けなくなった日の朝、
動揺することなくすぐ、『しばらく休もう』と言ってくれて、
この休み期間も『なにも考えず、とりあえずゆっくりして』
『仕事辞めてもお金のことも大丈夫。しばらく働かなくってもいいよ』
『〇〇が笑顔で家にいてくれることが一番』
と常に冷静で、優しく寄り添ってくれた夫にはとても感謝しています。

そして私の決めた選択を温かく見守ってくれた家族にも感謝です。

結婚していたからこの退職という決断もしやすかった。
一人で生きていたらお金のこともあって、退職するのにもっと勇気がいたと思う。
国家資格を取ってしている今の仕事自体は好きなので
今は休ませてもらって、元気に働けるようになったら、働きたい!
と思えたらまた働こうと思います。

今はまだ、退職の意向を伝えた段階で
これからいろいろな手続きが必要ですが、とりあえず一旦無職になります。






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