恩田陸作品の中でも好きなシリーズの一つ 常野(とこの)シリーズについて書きます 常野物語読む順番 全部で3作あるシリーズは刊行順に読むのがおすすめです。 『光の帝国』1997年 短編連作 『蒲公英草紙』2005年 長編 『エンド・ゲーム』2006年 長編 『光の帝国』 ふつうの人とは違う様々な能力を持つ人たち。 超能力系のファンタジーは大いにその能力を発揮して物語を展開していく作品が多いけど、これは違う。 私たちの日常に溶け込んでいる。だから惹かれてしまう。 読後は
幼少期、自動販売機の明かりに引き寄せられた 小さな小さな虫を指で潰すことにはまっていたサイコパスな時期があった。 いつのまにか虫が大の苦手になった。 どんな小さな虫、何も攻撃してこないただそこにいるだけの虫も。 一人の時に部屋の中で発見すると、どうすることも出来ず 家族が帰ってくるまで私が部屋を出ることになる。 きっと幼少期の行いが虫界で問題視され、大の虫嫌いにしてやろう ということになったに違いない。 壁にいる小さなクモを睨みつけながらこのnoteを書いている、、、
十数年ぶりに髪をショートにした。 高校生まで部活動をしていたためショートカットが多かった。 高校生のころ阿部真央に憧れて、大学生になったら髪を伸ばす と決めて以来ずっとロングヘアだった。 毎年夏前になると切りたくなって、カットに行くが 結局毛先数センチ切るだけで誰にも気づかれない。 毎回、今回はばっさり行くぞと意気込んで いざ鏡の前で「今日はどうしますか」と聞かれると 「毛先数センチ、全体的に軽くしてください」 条件反射レベルで答えている。 でも今回の私はいつもと一味
一番好きな作家 恩田陸さん ノスタルジアの魔術師と言われているように 学校や田舎町や都会など見慣れている風景や 密林や古代遺跡など行ったことがない場所で 繰り広げられるファンタジーに毎回のめり込まずにはいられない。 情景描写・心理描写が本当に細かくて綺麗で恐怖すら感じる。 チョコレートコスモスや蜜蜂と遠雷は天才を書く天才だと思う。 白黒はっきりつけて終わらないから余韻が楽しめる(好き嫌いが分かれるところだが) 登場人物一人ひとりの描写も秀逸で面白くて何人出てきても
5月末に休職して約1ヶ月が経過しました。 ひとまず振り返ってみようと思います。 休職1週目 仕事に行けなくなってしまった現実を受け入れられなくて、 ほぼ毎日一人になると泣いていました。 一人で日中家にいると虚しくなり、でも何かをする気力もない。 夜7時半頃帰ってくる夫を待っていて、突発的にいてもたってもいられなくなり途中まで歩いて迎えに行ったり… 無気力とそわそわを繰り返していたような気がします。 休職2週目 気分の落ち込みは少しマシになり、図書館に行ってみたり、散歩した
あらすじ 恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失・・・ さまざまな年代の女性たちが、それぞれに迷いや悩みを抱えながらも、 誰かと出会うことで、何かを見つけることで、今までは「すべで」だと 思っていた世界から、自分の殻を破り、人生の再スタートを切る。 寄り道したり、つまずいたりしながらも、独立していく女性たちの姿を 鮮やかに描いた、24の心温まる短篇集。 一つの物語が20~40ページ程と短く、読む前は読みごたえないかも… と思っていました。 でも、ある
今日はわたしの夫の話・・・ 私たちはマッチングアプリで知り合い約2年間お付き合いをし 昨年結婚した。 結婚する前も割と頻繁に会っていたし、 毎週末は夫の一人暮らしの家で過ごしていた。 なんとなく変わった人だとは思っていたが 結婚し、一緒に生活を始めてもうすぐ1年。 疑念が確信に変わったのでキロク。。。 夫は賢い。高校は進学校で、大学も旧帝大を卒業している。 とても優しく、愛情深く、いい夫である。 (夫の名誉のために前述しておいた) 奇行① 朝起きた瞬間から歌いだして
わたしは読書が大好きです。 でも1ヶ月に何十冊も読む多読でなければ、速読も出来ない。 ただ、ただ読書が好きなだけ。 読書が好きな理由は、、、 わたしの一番大好きな作家 恩田陸さん まさに本を読むということはそういうことなんです!! 忙しくストレスの多い毎日 でも本を読んでいると現実とは別のもう一つの世界に生きているようで 心の逃げ道が出来て強くなれるのです。 人間関係に悩んだとき、急に将来が不安になったとき どこか遠くへ行きたくなったとき(恩田陸にかかれば異国へすぐに
わたしは総合病院で医療従事者として5年間働いていました。 6年目に入って数か月後、ある日朝起きると涙が止まらなくなり 仕事の準備もろくに進まず、出勤できなくなりました。 心療内科を受診し適応障害と診断。 体力仕事、リスクもあり精神的にもストレスのかかる仕事 それでもやりがいや楽しさを日々感じ、丸5年働いてきました。 年数を重ねるごとに増える仕事・責任 それに反し、自分の体力の低下を感じ、あと何年ここで頑張れるか考える日々。 職場は人手不足で1、2人休むとかなりバタバタ