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働くこと

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仕事から見えてくる自分、仲間、社会のこと。 人材をテーマにした編集者経験から日記の形で伝えます。
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#コロナショック

修羅の処方箋

修羅の処方箋

冨山和彦の『コロナショック・サバイバル』(文藝春秋)が出色だ。

昨日受講したwebセミナーでも話題に上っていた。冨山さんは、NHKやNewsPicks でも、この経済的混乱について、どう対応すれば良いか、危機をサバイブする策を矢継ぎ早に提示している論客と言える。意見や調査観測でなく、「策」だ。コロナショックこそ昭和的な価値観や経営スタイルからおさらばする絶好の機会であるとも。

今必要なトリアー

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カネと事業のむずかしさ

カネと事業のむずかしさ

レナウンが民事再生法を申請し、いよいよコロナショックが大企業に影響を及ぼし始めた。

会社の生命線「資金繰り」内部留保がない企業はつらい。たった2カ月あまりで資金が回らなくなるというのは、そもそも売上に比して固定費が高すぎるのか、金融機関も運転資金を融資できないほど、企業業績の向上が見込めないということだから、コロナ以前の問題が根深いのだろう。

百貨店の高いテナント料負担、グローバル化に伴う海外

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